Sony ParkにTurret COFFEE、エスプレッソ、ラテ

【銀座新聞ニュース=2018年10月3日】国内家電業界第2位のソニーグループのソニー企業(中央区銀座4-2-11、ヒューリック銀座数寄屋橋ビル、03-5159-2211)は10月5日から11月30日まで「Ginza Sony Park」(中央区銀座5-3-1)の地上階「グラウンドレベル(GL)」に「Turret COFFEE GINZA」を期間限定で開く。

10月5日から11月30日まで「ギンザ・ソニー・パーク」に期間限定で開かれる「ターレットコーヒーギンザ(Turret COFFEE GINZA)」のイメージ図。

築地にあるコーヒー専門店「ターレットコーヒー(Turret COFFEE)」(中央区築地2-12-6、SK東銀座ビル、080-3344-8819)が初めてポップアップストアを開業する。

「ターレットコーヒー」はオーナーの川崎清(かわさき・きよし)さんが「スターバックス」や「ストリーマー・コーヒー・カンパニー(STREAMER COFFEE COMPANY)」などでバリスタとして修業を積んで、2013年10月に築地で開店したエスプレッソとラテを主にした専門店で、築地市場で使われている「ターレットトラック(通称・ターレ)」を店名のほかに、コーヒーカップのデザインなど象徴的に使っている。

メニューも本店と同じ「ターレットラテ(ビターテイスト)」(税込560円)、「エスプレッソマキアート」(410円)、「ラテ」(440円)、銀座店オリジナル「ギンザラテ(季節のフレーバー)」(660円)、「エスプレッソ」(360円)、「アメリカーノ」(360円)、「アップルジュース」(360円)などがある。また、フレーバーとしてバニラ、シーソルトキャラメル(いずれも50円プラス)、ソイミルク(50円)、「アーモンドミルク」(120円プラス)、「エクストラショット」(120円プラス)などもある。

「アエラドット」によると、ターレは1961年に合物(干し物)のセリ場が勝どき門付近に移動する際に、積まれた重たい合物をいかに早く効率的に運ぶかが課題となり、当時の「合物協会」の会長が、工場などで各種工業部品を運ぶために使われていた運搬車(ターレ)の存在を知り、これを築地市場でも使えないものかと思案し、当時、富士重工業の代理店だった榊オートに声がかかり、ターレの導入が始まったとされている。

当時は富士重工業の「モートラック」と富士自動車の「ターレットトラック」が2大ブランドだったが、2011年に経営破たんした朝霞製作所が「ターレットトラック」の販売権と特許などすべてを含む事業譲渡を受けていた。

現在は、三菱重工業系のニチユ三菱フォークリフト(旧日本輸送機)が「エレトラック」のブランド名で、関東機械センターが「マイテーカー」のブランド名で販売しており、現在は、約1600台が走行しており、ニチユ三菱フォークリフトと関東機械センターの2社が、築地市場のターレのほぼすべてを占め、

また、ガソリン車から電動車(燃料電池車)へと移り変わり、2006年ころにはほとんどのターレが電動車となり、リース契約となっている。

4日はプレオープンで、11時から18時まで営業する。

営業時間は7時(日曜日9時)から19時。期間中、無休。