日比谷「月夜に光り輝く」永野芽郁、北村匠海ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年3月4日】阪急阪神東宝グループで、映画の制作配給、演劇の興行などの国内最大手、東宝(千代田区有楽町1-2-2、東宝日比谷ビル、03-3591-1221)は3月15日にTOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル、050-6868-5068)で「君は月夜に光り輝く」に出演している永野芽郁さん、北村匠海さんらによる初日舞台あいさつを開く。

3月15日から一般公開される「君は月夜に光り輝く」((C)2019「君は月夜に光り輝く」製作委員会)。

3月15日16時の回上映終了後に、監督の月川翔(つきかわ・しょう)さんをはじめ、高校1年生で発光病という不治の病で病院に入院する「渡良瀬まみず」役の永野芽郁(ながの・めい)さん、渡良瀬まみずの同級生の高校1年生「岡田卓也」役の北村匠海(きたむら・たくみ)さん、岡田卓也の学友「香山彰」役の甲斐翔真(かい・しょうま)さんが舞台に登場してあいさつする。

「君は月夜に光り輝く」は佐野徹夜(さの・てつや)さんが2016年に第23回電撃小説大賞を受賞し、作家としてデビューした小説で、2017年2月にKADOKAWAから発売された同題名の作品が原作で、2018年9月時点で30万部を発行している。月川翔さんが監督と脚本を担当している。

物語は高校生の岡田卓也が出会った同級生の渡良瀬まみずは、不治の病である発光病で入院生活を送っているところからはじまる。細胞の異常によって皮膚が発光するその病気は、死が近づくにつれて光が強くなり、成人するまで生存した者はいない。

卓也は、病院から外出が許されないまみずに代わり、彼女の願いを実行し、その感想を彼女に伝える「代行体験」をはじめ、まみずは卓也との代行体験を通し、人生の楽しみを覚える。次第に2人の距離は縮まっていくが、卓也とまみずは避けることができない死の恐怖に襲われる。

ウイキペディアなどによると、月川翔さんは1982年東京都生まれ、成城大学法学部を卒業、東京芸術大学大学院映像研究科を修了、大学在学中にJCF学生映画祭グランプリなどを受賞、大学院時代に「心」などを監督、 2009年に「ルイ・ヴィトン・ジャーニーズ・アワード(LOUIS VUITTON Journeys Awards)2009」で審査員グランプリ、2012年に映画「グッドカミング-トオルとネコ、たまに猫」で「ショート・ショート・フィルム・フェスティバル・&アジア(Short Shorts Film Festival&Asia)2012」のミュージックショート(Short)部門でシネマティックアワード・優秀賞を受賞した。

2011年に「きっかけはユー(YOU)!」で長編映画監督デビュー、2013年にテレビドラマ「みんな!エスパーだよ!」や2015年に「太鼓持ちの達人 正しい××のほめ方」などの演出を手がけ、CMやミュージックビデオでも監督をした。20116年から長編映画を中心に2016年に青春映画「黒崎くんの言いなりになんてならない」2017年に「君と100回目の恋」を手がけ、2017年に実写映画版「君の膵臓をたべたい」で注目され、2018年に「となりの怪物くん」や「センセイ君主」、さらに「響 HIBIKI」と3本を監督した。

チケットは応募フォーム(50席)からの応募、抽選による販売とチケットぴあによる抽選販売があり、応募フォームは6日12時締め切り。料金は一般1800円、大学生・専門学校生1500円、高校生、ジュニア(3歳から中学生)、障がい者1000円、シニア(60歳以上)1100円。

チケットぴあによる抽選販売は11日11時締め切り。料金は一般2000円、大学生・専門学校生1700円、高校生、ジュニア(3歳から中学生)、障がい者1200円、シニア(60歳以上)1300円。