丸善丸の内で松田奈那子「おるすばん」原画展

【銀座新聞ニュース=2019年6月19日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は6月19日から7月23日まで3階児童書売り場壁面ギャラリーで松田奈那子さんによる「どたんばたんおるすばん」原画展を開いている。

丸善・丸の内本店で7月23日まで開かれている松田奈那子さんの「どたんばたんおるすばん」原画展に展示される表紙。

絵本作家の松田奈那子(まつだ・ななこ)さんが4月に「どたんばたんおるすばん」(あかね書房、税別1200円)を刊行したのを記念して、原画展を開いている。

「どたんばたんおるすばん」はやさしいおねえさん犬のフクと、やんちゃ坊主の猫のトラジの物語で、おじいさんがおでかけの日、2匹で留守番をすることになり、フクは大好きなおじいさんがいなくてさみしいけれど、トラジはどんなことをして遊ぼうか考えている。

フクが楽しいことを思い出しながら夢を見ていると、トラジのイタズラはどんどん激しくなる。「留守番のときの自由な楽しさと心細さを、優しい筆致で描かれた犬と猫の2匹が元気に見せてくれる」としている。

松田奈那子さんは自らのブログに「モロッコの友人宅で出会ったのが犬のライカと猫のタモモ。ジャーマンシェパードのライカは、優しくて穏やかで聡明。黒猫のタモモは、やんちゃで食いしん坊でどこか抜けている。友人が出かけている間、彼女の家で2匹と留守番したのだけれど、彼女が出かけて行ったあとの2匹の様子が対照的でおかしくて。モデルにさせてもらいました」としている。

松田奈那子さんは1985年北海道生まれ、2009年に札幌大谷大学短期大学部専攻科美術専攻を卒業、2011年に多摩美術大学大学院美術研究科博士前期課程(修士)絵画専攻を修了した。2004年から2009年まで道展に毎回出展(2004年に新人賞、2006年に協会賞、2008年に会友賞)、2007年に第16回青木繁(あおき・しげる)記念大賞展に出品、北海道新聞文化面のカットを連載した。

2009年から2013年(2012年除く)まで三菱商事アート・ゲート・プログラムに入選、2009年に第73回新制作展で新作家賞(2010年、2012年入選)、2011年に第49回モエ(MOE)イラスト・絵本大賞で入賞、2012年に第1回白泉社モエ(MOE)絵本グランプリでグランプリを受賞している。また、2015年から2017年の2年間、北アフリカのモロッコで暮らしている。

開場時間は9時から21時。入場は無料。

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