大丸松坂屋画廊でG・デサップ絵画展、パリの町並、睡蓮等

【銀座新聞ニュース=2020年9月24日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は9月24日から30日まで「現代の印象派 ギィ・デサップ絵画展」を開く。

大丸松坂屋百貨店の「アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー(Artglorieux GALLERY OF TOKYO)」で9月24日から30日まで開かれるギィ・デサップさんの絵画展に出品される「パリの花市」。

フランス人画家のギィ・デサップ(Guy Dessapt)さんは「特異な表現を駆使した印象派スタイルとされ、アクリルを何度も重ね塗りして立体感を出したり、しばしばキャンバスの上に本当の物質(砂・樹皮・木片など)を加えることによって抒情に満ちたリアリティーを出しており、プリズム状の光が飛散し、溢れる豊かさが表現されている」(ウイキペディア)のが特徴となっている。

このため、ギィ・デサップさんの作品は「煌(きらめ)く光の宝石箱」と評されており、今回は代表的なモチーフであるパリの町並に加え、モネ(Claude Monet、1840-1926)も描いた睡蓮などの作品を展示する。

ウイキペディアなどによると、ギィ・デサップさんは1938年フランス・ソーヌ・エ・ロワール県クルゾ市生まれ、1953年にリセに入学、1955年にアトリエ「ダーバル」ヘ入学し、美術学、装飾美術学を学び、1960年にモロッコでの2年間の兵役を終了、フランスに帰国し、制作活動をはじめ、アルルに移り住み、1961年に南フランス・サン・トロペに移り、1965年にアメリカ・ニューヨークに移り、以後、アメリカとフランスを往復しながら、世界各地で個展を開く。

1980年にモンテカルロ国際現代美術グランプリで入選、カンヌ国際絵画大賞で入選、1991年に来日し、来日展を開き、1994年に日本人女性と結婚、以後、アメリカと日本を中心に個展を開き、1999年にビザ・ジャパン(VISA JAPAN)の2000年カレンダーに選定され、2000年に九州石油の2001年カレンダーに選ばれ、2003年に日清紡の2004年カレンダーに選ばれ、2006年にホテル・オークラ東京に100号の作品が買い上げられ、フランス、アメリカ、日本で個展を開いている。

開場時間は10時30分から20時30分(最終日は18時)まで。入場は無料。