富山県がとやまブランド品販売、おりん演奏会や鱒寿司の体験も

【銀座新聞ニュース=2017年2月12日】富山県(富山県富山市新総曲輪1-7、076-431-4111)は2月13日から19日まで「日本橋とやま館」(中央区日本橋室町1-2-6、日本橋大栄ビル、03-6262-2723)で「とやまの誇り-とやまブランドのルーツの触れる7日間」を開く。

会場で「富山県推奨とやまブランド」と「明日のとやまブランド」の展示販売、「とやまブランド」のルーツに迫るストーリーパネルを展示する。

また、おりんミニコンサート&体験会やスマホ・スピーカー木彫体験(井波彫刻)のワークショップ、ます寿司の体験ワークショップなども実施する。さらに、期間中、和食レストラン「富山はま作」で「とやまブランド」特別限定ランチ(1日10食)、バーラウンジ「トヤマバー」で「とやまブランド」のスペシャル小鉢を提供する。

「富山県推奨とやまブランド」とは、2011年度に創設された、富山県産品の中から、特に優れたものを厳選し、「富山県推奨とやまブランド」として認定する制度で、広く全国へ発信していくのが目的で、1)高い品質と信頼性・安全性、2)オリジナリティ、3)富山らしさ、4)市場性、5)将来性、という5つの基準で評価し、認定する。また、それに準じた将来の推奨とやまブランドを育成するために支援する「明日のとやまブランド」も選んでいる。

現在、「富山県推奨とやまブランド」は13品目あり、ます寿し、とやまのチューリップ、富山干柿、大門素麺(おおかどそうめん)、富山湾のブリ、富山湾のシロエビ、富山湾産ホタルイカ、メンタルコミットメントロボット・パロ、ウオータージェット マシン、井波(いなみ)彫刻品、高岡銅器、能作の錫製品、とやまの種もみがあり、このうち、今回はます寿し、富山干柿、大門素麺、井波彫刻品、高岡銅器、能作の錫製品を展示販売する。

「明日のとやまブランド」は27品目あり、その中からかまぼこ(細工かまぼこ)、かぶら寿し、おかゆっこ しろがゆ、昆布じめ刺し身、アクアリウム(AQUARIUM、アルミ製靴べら)、炭草花(すみくさはな)シリーズ、トヤマガラス(Toyama・Glass)、高岡漆器、レッド&ホワイト(RED&WHITE)、久乗(くじょう)おりんの10分目を展示販売する。

17日の15時30分、19時30分からおりん奏者の谷中仁美(たになか・ひとみ)さんとベース奏者の谷中秀治(たになか・ひでじ)さんによる「明日のとやまブランド」の「久乗おりん」を使用した「おりんミニコンサート&体験会-ココロを整える おりんの音色」を開く。2016年4月から9月までイタリア・ミラノのトリエンナーレ美術館に展示された「おりん」の楽器「銀河」を使用する。また、おりん演奏体験タイムもある。

18日11時、14時15分、16時45分から井波彫刻師の久保大樹(くぼ・ひろき)さんによる「スマホ・スピーカー木彫り体験(井波彫刻)ワークショップ」を開く。伝統的工芸品「井波彫刻」の技法を使い、音に温かみがあり、ひとつひとつ音質の違う自分だけのスピーカーを作る講座だ。定員は5人で、参加費は3500円(税込)。事前の予約が必要。

19日15時30分、17時30分から和食レストラン「富山はま作」で「鱒寿し本舗千歳」6代目店主の大郷麿(おおご・おさむ)さんによる「ます寿し」体験ワークショップを開く。「ます寿し」は富山県を象徴する産品で、しゃり、ますとも酸味が特徴の「鱒寿し本舗千歳」の技法を体験する。定員は各回とも10人で、参加費は2000円。事前の予約が必要。

事前の予約は「日本橋とやま館」HPの申込みフォームから申し込む。または、「とやまの誇り」事務局(ストライク&パートナーズ内)に電話(070-5075-3230)、または、メル(toyamabrand2017@gmail.com)まで申し込む。その際に希望するプログラム、名前、住所、携帯番号、メールアドレス、参加人数を知らせる。

営業時間は10時30分から19時30分。「富山はま作」は11時30分から14時30分、17時から22時30分(日曜日、祝日は21時)。「トヤマバー」は11時から21時。