M84でガルボ、モンロー、リー、ボガートらハリウッド俳優展

【銀座新聞ニュース=2020年4月4日】Art Gallery M84(中央区銀座4-11-3、ウインド銀座ビル、03-3248-8454)は4月6日から5月9日まで写真展「伝説の映画スター、モンロー等」を開く。

アートギャラリーエムハッシー(Art Gallery M84)で4月6日から5月9日まで開かれる「伝説の映画スター、モンロー等」に展示される作品(Marilyin Monroe(C)George S.Zimbel/G.I.P.Tokyo)。

今回は、スウェーデン出身のハリウッド女優、グレタ・ガルボ(Greta Garbo、1905-1990)を撮影した写真で知られた専属の写真家、クラレンス・シンクレア・ブル(Clarence Sinclair Bull、1896-1979)、アメリカの女優、マリリン・モンロー(Marilyn Monroe、1926-1962)の出演する映画「七年目の浮気」で知らない人がいないくらい印象的な写真を撮影したアメリカ系カナダ人のジョージ・S・ジンベル(George S.Zimbel)ら、名立たる写真家が伝説の映画スターたちを撮影した作品を紹介する。

「風と共に去りぬ」のスカーレット・オハラ役でアカデミー主演女優賞を受賞した英国出身のビビアン・リー(Vivien Leigh、 Lady Olivier、1913-1967)、「可愛い悪魔」で愛くるしい顔と滑らかな肢体のコンビネーションから男を虜にしたフランス出身の“自由奔放な小悪魔”ブリジット・バルドー(Brigitte Bardot、1934年生まれ)さん、「上海特急」でスターの座を確立したドイツ出身のマレーネ・ディートリヒ(Marlene Dietrich、1901-1992)、「七年目の浮気」で地下鉄の通気口に立ち、白いスカートがふわりと浮き上がる映画史上に残る有名なシーンのマリリン・モンローら「映画スターたちの肖像は心のレガシーとなって記憶を呼び戻してくれる」としている。

映画会社やコバール・コレクション(The kobal Collection)などから選んだ貴重なビンテージを含むゼラチンシルバープリント作品約34点を展示する。

展示するスターは、アメリカ出身のアニタ・ペイジ(Anita Page、1910-2008)、フランス出身のアルレッティ(Arletty、1898-1992)、アメリカ出身のエヴァ・ガードナー(Ava L.Gardner、1922-1990)、フランス出身のブリジット・バルドーさん、英国出身のケーリー・グラント(Cary Grant、1904-1986)、英国出身のエリザベス・テイラー(Dame Elizabeth Rosemond Taylor、DBE、1932-2011)。

フランス出身のギャビー・モルレー(Gaby Morlay、1893-1964)、アメリカ出身のゲーリー・クーパー(Gary Cooper、1901-1961)、アメリカ出身の女優で、モナコ公国の公妃、グレース・P・ケリー(Grace P.Kelly、1929-1982)、グレタ・ガルボ、ドイツ出身で、シャンソン歌手でもあったハンナ・シグラ(Hanna Schygulla、1943年)さん、アメリカ出身のハンフリー・D・ボガート(Humphrey DeForest Bogart、1899-1957)。

スウェーデン出身のイングリッド・バーグマン(Ingrid Bergman、1915-1982)、フランス出身のイザベル・Y・アジャーニ(Isabelle Yasmine Adjani、1955年生まれ)さん、アメリカ出身のジョーン・クロフォード(Joan Crawford、1904-1977)、アメリカ出身のキャサリン・H・ヘプバーン(Katharine H.Hepburn、1907-2003)、マリリン・モンロー。

ドイツ出身のマレーネ・ディートリヒ、フランス出身のミシェル・モルガン(Michele Morgan、1920-2016)、アメリカ出身のモンゴメリー・クリフト(Edward Montgomery Clift、1920-1966)、アメリカ出身のポール・ニューマン(Paul Newman、1925-2008)、アメリカ出身のタルラー・バンクヘッド(Tallulah B.Bankhead、1902?1968)、英国出身のビビアン・リーら。

スターたちを撮影した写真家は、ヘルムート・ニュートン(Helmut Newton、1920-2004)の妻で、オーストラリア出身のアリス・スプリングス(Alice Springs、1923年生まれ)さん、クラレンス・シンクレア・ブル、クラーク・ゲーブル(Clark Gable、1901-1960)やキャサリン・ヘプバーン、リタ・ヘイワース(Rita Hayworth、1918-1987)、グレタ・ガルボ、ジーン・ハーロウ(Jean Harlow、1911-1937)らの撮影で知られるジョージ・ハーレル(George Hurrell、1904-1992)、ジョージ・S・ジンベル。

ユダヤ系ドイツ人で、マルレーネ・ディートリッヒ、ピエトロ・マスカーニ(Pietro Mascagni、1863-1945)、ビビアン・リーらの写真で知られたラズロ・ウィリンジャー(Laszlo Willinger、1909-1989)、著名なパリのスタジオ、スタジオ・アルクール(Studio Harcourt)、フランス出身のロジェー・コルボ(Roger Corbeau、1908-1995)、テッド・リード(Ted Reed)、フランス出身のグザビエ・ランブール(Xavier Lambours、1955年生まれ)さん、ワルター・リモ(Walter Limot、1902-1984)ら。

開場時間は10時30分から18時30分(最終日は17時)まで。入場料は800円。日曜日は休み。