蔦屋書店で中村桃子「油彩画」展、女性と花がモチーフ

【銀座新聞ニュース=2024年6月8日】書店やレンタル店、フランチャイズ事業などを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(渋谷区南平台町16-17、渋谷ガーデンタワー)グループの銀座蔦屋書店(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3575-7755)は6月8日から26日までアートスペース「FOAM CONTEMPORARY」で中村桃子さんによる個展「New memories」を開く。

銀座蔦屋書店で6月26日まで開かれている中村桃子さんの個展「New memories」に出品される作品。

アーティスト、イラストレーターの中村桃子さんは女性と花のモチーフが繰り返し登場し、女性像をあえて無表情に描くことで、鑑賞者にさまざまな解釈の余地を与えている。

今回は、これまで主にアクリル絵の具で制作してきた中村桃子さんが、昨年秋ごろから油彩作品をはじめ、過去の作品を振り返りながら見い出した新たな気づきや自身の根底にあるものを、「New memories(ニューメモリーズ)」として題して展示する。

中村桃子さんは「今回は、昨年から描き始めた油彩で線を、色を、気持ちを、振り返り、反復運動を繰り返しながら制作」している。

銀座蔦屋書店で個展を開いている中村桃子さん。

中村桃子さんは1991年東京都生まれ、桑沢デザイン研究所ヴィジュアルデザイン科を卒業、浅葉克己さんのグラフィックデザイン事務所を経て、2016年から画家、イラストレーターとして活動し、普段書き留めている言葉から自分の今の感情を確認するように、絵を描く。生き物のような特徴的な花と無表情な女性を主なモチーフとしている。

8日18時から20時まで会場でオープニングレセプションを開く。

開場時間は11時から19時(最終日は18時)。月曜日は休み。入場は無料。作品は8日11時から店頭で販売する。