外国人人気レストラン、1位韓の台所、2位鍋ぞう、3位听

【銀座新聞ニュース=2018年6月22日】大手旅行サイトのトリップアドバイザー(渋谷区恵比寿4-20-3、恵比寿ガーデンプレイス、03-4510-3100)はこのほど、「外国人に人気の日本のレストラン2018」を発表した。

トリップアドバイザーが発表した「外国人に人気の日本のレストラン2018」で1位に選ばれた「ヤキニクバル 韓の台所 カドチカ店」。

トリップアドバイザーが2014年から行っている「外国人に人気の日本のレストランランキング」で、2017年4月から2018年3月の1年間にトリップアドバイザー上の日本のレストラン(料理を楽しむことができる飲食店が対象で、飲み物やスナックを中心の店は除外)に投稿された日本語以外の口コミを評価点(5段階)の平均、投稿数などをもとに独自のアルゴリズムで集計してトップ30店を選んでいる。

今回はランキング30位までのうち、初登場が10位までで4店、11位から20位が7店、21位から30位が8店の計19店と半数以上を占めた。ランクインした業態は、和牛、お好み焼き、ピザ、寿司、エスニック料理などジャンルが多岐にわたり、居酒屋スタイルの店やお好み焼き屋など、比較的手頃な価格で食べられる店が多く選ばれている。

2位の「鍋ぞう新宿東口店」。

口コミを見てみると、投稿する動機としてトリップアドバイザーユーザーの73%が「よい体験を共有したい」という調査データがあり、今回、トップ30にランクインしている施設の口コミをみると、料理の味やお店の雰囲気はもちろん、多くで「素晴らしいサービス」、「フレンドリーな接客」といった「おもてなし」に対する好印象が記載されていた。

投稿写真からみると、今回上位にランクインした施設は、口コミを促す取り組みに注力しており、口コミを後押しするために、店舗内にちょっとした案内を置くなど、口コミを書きやすい環境作りもしているようとし、「小さな積み重ねが、結果に繋がったランキングといえるかも」としている。

3位の「ハンバーグ&ステーキ専門店听梅小路店」。

1位に選ばれたのは2017年の5位から躍り出た「ヤキニクバル 韓の台所 カドチカ店」(東京都渋谷区)で、「”Reasonably priced for a high quality restaurant Great selection of different cuts of meat To try to taste And the sides are good too We had a party of six and everyone left with a happy belly.”(良心的な値段設定、すべてが高水準なお店。厳選されたさまざまなお肉の部位をたのしめます。サイドメニューも◎。当方、6人グループでの店訪で、みんなのお腹も大満足です。)」という口コミが寄せられた。

「”The kobe beef was so tasty! Nice menu, good selection of drinks. The food was amazing,I was mind blown by the tomatoes, the best tomatoes I’ve ever eaten (please try them if you’re reading this). The wasabi was real and fresh. Service was impeccable, very quick and friendly, the chefs talk to you if you’re sitting at their table!Also it’a a no smoking restaurant so that’s another positive.”(神戸牛が絶品でした!飲み物もよかった。特に印象深かったのがトマト(試す価値アリ)。ワサビも瑞々しく新鮮だった。非の打ち所のない接客。仕事が速く、親切。加えて全店禁煙な所も評価したい)」といった投稿もあった。

2位は5回目にして初登場の肉の食べ放題の「鍋ぞう新宿東口店」(東京都新区)で、口コミでは「”First time eating Sukiyaki and the experience was fantastic! English menus are provided and a reservation was easy to make with an English speaker.The food was very good and a great deal especially for groups. Justyna was a huge help by explaining everything showing us how to prepare the Sukiyaki. Overall a great experience thanks to her help!”(すき焼きは初体験だったけど、実に満足。英字メニューも置いてあるし、電話による予約も英語でOK。グループでのお食事に最適かと。Justynaさんにすき焼きの作法から食べ方まで丁寧に説明していただきました。こんな体験をもたらしてくれた彼女に感謝)」など、初めてのすき焼きをここで食べたという口コミも目立ったとしている。

3位はやはり初登場の「ハンバーグ&ステーキ専門店听(ぽんど)梅小路店」(京都府京都市)で、口コミでは「The food was delicious, perfect burgers with tasty meat. The place is charming, the staff is nice and the price is good!(最高のバーガーや肉など、料理がおいしかった。場所もよくて、スタッフも素晴らしい。価格もお手頃!)」という声があった。

4位は2017年の12位から大幅ランクアップした「和洋小料理 さくら茶屋」(岐阜県高山市)で、「Delicious food and beautifully presented. Great little restaurant with a friendly chef.(見た目も美しく、おいしい料理。フレンドリーなシェフがいる素敵な小料理屋)」との口コミがあった。

5位は2017年の2位からランクを下げた「ニーノ」(奈良県奈良市)で、「We decided to try Nino’s based on the many positive reviews on TripAdvisor, while we were doing a day trip to Nara from Kyoto. We had an absolutely fantastic time. The food was delicious, and the service outstanding.(京都から奈良に日帰り旅行で訪れたとき、トリップアドバイザーで評価の高い口コミをみて訪れました。本当にお料理もおいしく、サービスも最高で素晴らしい時間を過ごせました)」との口コミが寄せられた。

外国人に人気の日本のレストラン2018 トップ20
順位    レストラン名  (所在地)
1位 ( 5) 焼肉バル 韓の台所カドチカ店(東京都渋谷区)
2位 (初) 鍋ぞう 新宿東口店 (東京都新宿区)
3位 (初) ハンバーグ&ステーキ専門店听 梅小路店(京都府京都市)
4位 (12) 和洋小料理さくら茶屋 (岐阜県高山市)
5位 (12) ニーノ (奈良県奈良市)
6位 ( 4) お好み焼き 克 (京都府京都市)
7位 (初) 伊勢すえよし (東京都港区)
8位 (18) STEAK AOYAMA (兵庫県神戸市)
9位 (初) れすとらん松喜屋 京都四条店(京都府京都市)
10位( 8) 居酒屋 ハイスピリッツ (山梨県富士河口湖)
11位 (初) インド家庭料理 ドーン食堂 印度山(長野県松本市)
12位 (初) 八坂通り 燕楽 (京都府京都市)
13位( 4) アラシのキッチン (京都府京都市)
14位( 6) 平安楽 (岐阜県高山市)
15位 (初) LBK Craft (奈良県奈良市)
16位 (初) ヤキニクバル 韓の台所 (東京都渋谷区)
17位 (初) すし 成田屋 (京都府京都市)
18位 (初) プレミアム 听 三条木屋町店(京都府京都市)
19位 (初) 鉄板居酒屋 祇園てなもんや(京都府京都市)
20位 ( 1) お好み焼き ちとせ (大阪府大阪市)

丸善丸の内で青山友美「和菓子屋」原画展

【銀座新聞ニュース=2018年6月21日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)がが運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は6月19日から7月19日まで3階児童書売り場壁面ギャラリーで青山友美さんによる「よるのわがしやさん」原画展を開いている。

丸善・丸の内本店で7月19日まで開かれている青山友美さんの「よるのわがしやさん」原画展に展示されている絵本の表紙。

絵本作家の青山友美(あおやま・ともみ)さんが2018年5月18日に絵を手がけた「よるのわがしやさん」(文は穂高順也=ほたか・じゅんや=さん、文溪堂、税別1500円)を刊行したのを記念して、原画展を開いている。

「よるのわがしやさん」はストーリーを作った穂高順也さんが手がけた「よるのさかなやさん」(2016年3月)、「よるのようふくやさん」(2017年3月)に続くシリーズの第3弾で、今回、初めて絵を青山友美さんが担当した。

昔から日本人に愛されてきたおいしい和菓子の店にならぶ和菓子、大福もち、ぼたもち、かしわもち、さくらもち、くさもちの5人は、近くにできた洋菓子屋を偵察に行くことにし、とくいの忍法を使いながら、夜の闇にまぎれて、そっとでかけるという話だ。

青山友美さんは1974年兵庫県生まれ、夫の山本孝(やまもと・たかし)さんも絵本作家。大阪デザイナー専門学校編集デザイン科絵本コースを卒業、三重県四日市「メリーゴーランド絵本塾」で絵本を学び、主な作品に「狂言えほん しどうほうがく」や「うみのいえのなつやすみ」などがある。

8日15時から3階児童書売場特設会場で、青山友美さんによるワークショップと穂高順也さんによる読み聞かせ会を開く。また、「よるのわがしやさん」を購入すると、2人がサインする。

穂高順也さんは1969年愛知県生まれ、保育専門学校を卒業、幼稚園、保育園の勤務を経て、絵本作家・童話作家になり、主な作品は「さるのせんせいとへびのかんごふさん」や「ぼくのえんそく」などがある。現在、日本児童文芸家協会理事。

開場時間は9時から21時(最終日20時)まで。

マスク姿で怪しい観劇も、ワールド杯日本ベスト4で元気に?(258)

【tamaoのOL独り言=2018年6月21日】梅雨の時期だ。今年は暑い日と寒い日が繰り返されていて、会社でも風邪?体調を崩している人が多い。かくいう自分も咳(せき)が出る。周りの方にはうつさないように注意しているので、ごめんなさい、マスク必携です。

頂いたおせんべい、おいしくておススメです!

この間も宝塚を観に行って途中で咳き込まないようにマスクをした怪しい人になってしまった。たぶん、冷房機の稼働始めになんか雑菌が出ていて、それに反応してしまうんじゃないかと思う。そんな繊細ではないんだけど。

ところで、いよいよワールドカップが始まった。序盤戦から意外な結果が出ているけど、それがワールドカップ。順当にいったら面白くない。

選手たちがそれをわかっていてやってるところはやっぱり予選を勝ち抜くし、選手達が分かってなくても監督がそこを上手く使うのが名監督なんではないでしょうか?

日本のテレビでもなんか、予選通過の順位をその先の決勝トーナメントで当たるチームとの順位まで考えて解説していたけど、もっとワールドカップに力が入っている国ではそんなこと国中で騒いでいるはず。

強豪チームが意外なところに負けてしまうことに期待している。そんなところで、日本がコロンビアに勝利というビッグな結果が出てきた。わー!大波乱っていってはいけないね。

前回書きましたけど、日本チームだけではなくワールドカップはチャンスなんだって!プロ意識が高ければ高いほどそう思えるし、ただメッシクラスになると、ワールドカップなんてどうでもいい大会なのかもしれない。でも、日本でお金を稼ぎたい選手、世界にはたくさんいるのでは?

2002年の日本で開催されたワールドカップでアルゼンチンが予選で負けて普通の電車で帰ったという話、逆に優勝したら自国のチャーター便でお迎えが当たり前の世界。だからサッカーって面白いのよね。長友佑都(ながとも・ゆうと)と本田圭佑(ほんだ・けいすけ)のプロ意識に敬意を評して、相変わらず予想はベスト4、悪くてもベスト8でいいですか?(敬称略、中堅企業に勤めるOLのタマオさんが日常の生活について思っていることを不定期に書きます。注書きは著者と関係ありません)。

東映「パンク侍」、綾野剛、北川景子ら舞台挨拶

【銀座新聞ニュース=2018年6月20日】大手映画配給会社で、国内映画業界第2位の東映(中央区銀座3-2-17、03-3535-4641)は6月30日から丸の内TOEI(中央区銀座3-2-17、03-3535-4741)で一般公開する「パンク侍、斬られて候」の初日に綾野剛さん、北川景子さんらによる舞台あいさつを開く。

6月30日から一般公開する「パンク侍、斬られて候」((C)エイベックス通信放送)。

30日10時5分の回上映終了後と13時50分の回上映前に、監督の石井岳龍(いしい・がくりゅう)さんをはじめ、主人公の浪人「掛十之進」役の綾野剛(あやの・ごう)さん、茶山の身のまわりを世話する少女「ろん」役の北川景子(きたがわ・けいこ)さん、黒和藩の藩主「黒和直仁」役の東出昌大(ひがしで・まさひろ)さん、新興宗教団体の腹ふり党の元幹部で、今は牛逐藩で暮らす「茶山半郎」役の浅野忠信(あさの・ただのぶ)さん。

黒和藩の「さるまわ奉行所」にいる猿「大臼延珍」役の永瀬正敏(ながせ・まさとし)さん、元黒和藩首切り役人「真鍋五千郎」役の村上淳(むらかみ・じゅん)さん、黒和藩の隣の牛逐藩で雑傭仕事をしていた「オサム」役の若葉竜也(わかば・たつや)さん、黒和藩の出頭家老、内藤の密偵「江下レの魂次」役の渋川清彦(しぶかわ・きよひこ)さん、黒和藩の次席家老「大浦主膳」役の国村隼(くにむら・じゅん)さん、脚本を担当した宮藤官九郎(くろう・かんくろう)さんが舞台に登場してあいさつする。

「パンク侍、斬られて候」は芥川賞作家の町田康(まちだ・こう)さんが2004年に発表した時代小説(2006年に角川文庫化)で、江戸時代を舞台に、隠密ミッションをめぐって繰り広げられる10人の男たちの腹の探り合いと、1人の女をめぐる恋の行方、謎の猿将軍が明かす驚がくの真実を描き出している。

物語は江戸時代、街道をやってきた巡礼の父娘に、1人の牢人、掛十之進が父親を斬りつけ、黒和藩藩士に斬った理由を尋ねられると、牢人がこの土地に災厄をもたらすに違いない新宗教「腹ふり党」の者だからだという。「腹ふり党」が普及した街は必ず壊滅するという中で、掛十之進は弁舌と剣の実力を駆使し、腹ふり党対策要員として黒和藩に召し抱えられる。

長く黒和藩の老職の大浦主膳と対立を続ける黒和藩出頭家老・内藤帯刀がこの騒動を利用し、大浦の失脚を画策するも、内藤の密偵・魂次により、腹ふり党が壊滅していたことが判明する。掛は生命の危機に晒されるが、内藤は偽の腹ふり党をねつ造する計画を企てるが、黒和藩に阿鼻叫喚の惨事が訪れる。

ウイキペディアなどによると、石井岳龍さんは1957年福岡県福岡市生まれ、日本大学芸術学部を中退、入学直後の1976年に8ミリ映画デビュー作「高校大パニック」で注目され、1978年に日活版「高校大パニック」を共同監督、同年に「突撃!!博多愚連隊」がぴあフィルムフェスティバルに入選、1980年に「狂い咲きサンダーロード」、1982年に「爆裂都市 バーストシティ(BURST CITY)」を手がけた。

1984年に「逆噴射家族」でイタリアの第8回サルソ映画祭でグランプリを受賞、2001年に映画のジャンルを超越したハイパーエキサイトムービー「エレクトリック・ドラゴン(ELECTRIC DRAGON)80000V」、2002年に「デッド・エンド・ラン(DEAD END RUN)」などを発表している。2006年から神戸芸術工科大学教授。

チケットは最速抽選とプレミアムを販売しており、21日11時締め切り。先行抽選も受付中で、22日11時締め切り。23日10時から発売する。料金は2000円均一。

注:「国村隼」の「国」は正しくは旧漢字です。名詞は原則として現代漢字(常用漢字)を使用しています。

立川銀座で、くさのきよみ「草に魅せられて」展、ドライグラスも

【銀座新聞ニュース=2018年6月19日】大手ブラインドメーカーの立川ブラインド工業(港区三田3-1-12、03-5484-6100)の銀座ショールーム(中央区銀座8-8-15、03-3571-1373)地下1階「タチカワ銀座スペースAtte」は6月20日から7月1日までくさのきよみさんによる「散歩しながら出会った草の写真展」を開く。

立川ブラインドの銀座ショールームで6月20日から7月1日までくさのきよみさんによる「散歩しながら出会った草の写真展」に展示される作品。

草のプロデューサーで、植物写真家のくさのきよみさんが撮影した、草の作品、「草が芽吹き大地に戻るまでの一生の姿」や「自然乾燥した草を入れた万華鏡から見える景色」、「1年間に生えるさまざまな草たち」など大小約80点を展示する。

また、自然乾燥させた草を観賞用に束ねた、くさのきよみさんが考案した「ドライグラス」で会場内を装飾する。「きれいな花を咲かすことのない草たちの、美しくやさしい神秘な世界」を紹介する。

同じく展示される万華鏡に入れてみた草の作品。

くさのきよみさんは1991年より茨城県に住み、草の美しさに魅せられ、草を花のように飾りたいとの思いから「ドライグラス」を考案し、草のアレンジ、ポストカード作りなど、草あそびを伝える活動を行う。1998年より、草のプロデューサーとして本格的な活動を開始、舞台装飾の制作やファッションショーのコーディネートなどを行う他、草の気持ちを描いた紙芝居「ぼくはねこじゃらし」を制作し、2013年に本として刊行された。2014年から植物写真家として撮り続けてきた草の写真を公開している。

開場時間は11時(初日は12時)から18時(最終日は15時)まで。入場は無料。