銀座スウィングで北村英治と谷口英治がツインクラリネット

(過去の記事については店舗名、個人名を検索すると見られます)
【銀座新聞ニュース=2013年6月24日】二條(中央区銀座西 2-2、銀座インズ2-2階)が運営する銀座スウィング(中央区銀座西2-2、銀座インズ2-2階、03-3563-3757)は6月26日に北村英治さんと谷口英治さんによるツインクラリネットによるジャズライブを開催する。

クラリネット奏者の北村英治(きたむら・えいじ)さんが同じクラリネット奏者の谷口英治(たにぐち・えいじ)さんとツインクラリネットで演奏する。伴奏は「北村英治スーパーカルテット」だ。

「北村英治スーパーカルテット」はピアノ奏者の高浜和英(たかはま・かずひで)さん、ベース奏者の小林真人(こばやし・まさと)さん、ドラム奏者の八城邦義(やしろ・くによし)さんで構成されている。

北村英治さんは1929年東京都生まれ、慶応大学在学中にクラリネットを学び、1951年に「南部三郎(なんぶ・さぶろう)クインテット」でデビュー、 1954年に自らのバンドを結成、1977年からアメリカのモンタレージャズ祭に出演した。

以降、1994年まで連続18回と1996年に出演した。1991年から2000年までアメリカ・ロサンゼルスで「L.A.インターナショナル・ジャズパーティ」を開いた。2007年に旭日小綬章を受章している。現在、有限会社「スイングエイジ」代表取締役社長。

谷口英治さんは1968年福岡県北九州市生まれ、12歳のときに中学校の吹奏楽部でクラリネットをはじめ、早稲田大学商学部を卒業、在学中にスイング・アンド・ジャズ・クラブ部長をつとめ、1989年に浅草ジャズコンテストでベストプレイヤー賞、1991年に浅草ジャズコンテストでグランプリ、第21回山野ビッグバンドコンテストで最優秀ソリスト賞とグランプリを受賞した。

卒業後、プロとして活動、1993年度にスイングジャーナル誌批評家投票クラリネット新人部門で1位、1999年にピアノ奏者の岸ミツアキ(きし・みつあき)さんのトリオでアメリカのコンコード・ジャズ・フェスティバルに出演、第3回大阪国際室内楽コンクール&フェスタに「ザ・ダイナマイツ」のメンバーとして参加し、特別賞を受賞した。自らのグループ「谷口英治セクステット」を中心に活動している。

また、1994年より10年間にわたり、声楽家の中島啓江(なかじま・けいこ)さんのコンサートの音楽監督をつとめ、2004年に宇崎竜童(うざき・りゅうどう)さんのジャズアルバム「哀愁のフォービート」の音楽ディレクターと編曲、指揮を担当した。洗足学園音楽大学ジャズ科講師、福岡県北九州市文化大使、東京都府中市文化振興財団アドバイザーなども務めている。

高浜和英さんは1955年福井県あわら市生まれ、小学校時代にピアノを習い、10代半ばにアマチュアロックバンドでギターやベースを演奏、1975年に赤坂プリンスホテルでデビュー、1983年にジャズコーラスグループ「ロミ&ジョーカーズ」としてレコードデビュー(1996年に解散)、コーラス・アレン ジ、コーラス、ピアノを担当し、1986年に第2回日本ジャズボーカル賞新人賞を受賞、現在、北村英治さんらのバンドで演奏している。

小林真人さんは1957年東京都生まれ、早大ニューオーリンズジャズクラブでベースをはじめ、「三上和彦(みかみ・かずひこ)グループ」でプロとしてスタートし、1983年にアメリカにわたり、多くの演奏会に出演し、帰国後、「外山喜雄とデキシーセインツ」に参加、東京ディズニーランドを中心に演奏し、その後、独立し、オランダの「プレダ・ジャズ祭」や神戸ジャズストリートなどに出演している。

八城邦義さんは1959年東京都生まれ、中学在学中よりジャズドラムをはじめ、17歳でプロデビュー、父親でジャズピアノ奏者の八城一夫(やしろ・かずお、1930-1991)のトリオをはじめ、多くのバンドで演奏し、1996年に「北村英治スーパークインテット」として、モンタレー・ジャズフェスティバルに出演している。

開演時間は18時45分、20時15分、21時45分の3回で、音楽チャージは会員2100円、同伴2620円、一般3680円。ウイスキーボトルをキープすると自動的に会員になれる。

丸善日本橋で西岡由利子、直樹夫婦のインド染夏服展

(過去の記事については企業名、個人名を検索すると見られます)
【銀座新聞ニュース=2013年6月17日】丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は6月19日から25日まで3階ギャラリーで西岡由利子さんと西岡直樹さんによる「風を感じる夏の服展」を開催する。

染織家の西岡由利子(にしおか・ゆりこ)さんと夫で織を手がける西岡直樹(にしおか・なおき)さんが運営する「アナンダ工房」で制作した綿、タッサーシルク、天然染料手織ワンピース、ジャケット、羽織物、ブラウス、スカーフなど100余点を展示販売する。

アナンダ工房は30年以上前からインドのウエストベンガル州で、インドの職人である友人達と一緒に手染と手織りの工房を運営し、その布でオリジナルの服を作っている。素材と色はできる限り自然のものを使っている。

インドの樹染めは、沙羅双樹(さらそうじゅ、日本名はナツツバキ)、パラミツ(常緑の高木の果樹)、菩提樹(ぼだいじゅ、インドボダイジュ、高さ20メートル以上に生長する常緑高木で、イチジク属)、アンマロク(別名はゆかんで、果実でハーブのひとつ)などの植物を使用している。

また、2012年2月に西岡直樹さんが文章を、西岡由利子さんがさし絵をてがけた「花みちくさ-身近な植物をめぐる210話」(平凡社)を刊行している。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は17時)まで。入場は無料。

トリップ、工場見学はラーメン記念館、ぬちうなー、ニッカ蒸留所がトップ3

(過去の記事については企業名などを検索すると見られます)
【銀座新聞ニュース=2013年6月5日】トリップアドバイザー(渋谷区恵比寿西1-10-11、03-6416-9333)はこのほど、「行ってよかった工場見学&社会科見学2013」を発表した。

過去1年間に投稿された国内の観光施設の中から、普段目にするさまざまな製品の生産過程を誰でも見学できる工場や、製品誕生の背景や生産技術などを展示した企業博物館を抽出し、日本語の口コミでの評価を元にランキングにした。ランキングでは、20施設のうち18施設が飲料や食品関連の工場・博物館で、うち12施設がビールやワイン、ウィスキーなどのアルコール関係の施設だった。

1位には、2年連続で大阪府池田市の「インスタントラーメン発明記念館」が選ばれた。口コミでは、インスタントラーメンの好みの具やスープを選んでオリジナルのカップヌードルを作れる「マイカップヌードルファクトリー」や小麦粉から自作する「マイチキンラーメンファクトリー」などの体験プログラムが人気で、「わずか300円でオリジナルのカップヌードルが作れます。パッケージに自分で絵を描くのですが、子供達はこれが1番楽しかったみたいです。絵を描いた後は好きなスープと具材を選びパッキングをすれば完成です。家に帰り自分だけのカップヌードルの味は格別でした」という声があった。

また、「エプロン、バンダナを身につけ(バンダナはお土産でもらえます)、1時間半でチキンラーメン出来上がり。かけらをその場で試食しますが、なんとなくいつもより旨いぞって気のせいでしょうか(笑)」や「通常売ってるカップラーメンよりも具がたっぷりでおいしかったですよ!」など、自分で作ったラーメンは格別の味のようだ。

2位は沖縄本島と橋でつながった宮城島にある製塩工場「ぬうちなー」だ。独自の製塩方法の見学や、ここで製塩された「ぬちまーす」を使ったレストランのほかに、敷地内の「果報(かふう)バンタ」と呼ばれる絶景ポイントも人気という。

口コミでは、「こちらで作っている『ぬちまーす(命の塩)』はまるで粉雪のようなのですが、製造過程も見学できて、粉雪ならぬ塩が積もっている様子を見ることが出来ます」や「歩いて数分いったバンタ展望台から眺める景色は沖縄本島ではここが一番だと思います。圧倒されます」などが投稿された。

3位が北海道余市町の「ニッカウヰスキー余市蒸留所」で、口コミでは「ウイスキーの製造工程も面白かったですが、創業者夫妻の住まいだった建物なども一部見学でき、小学生の子供も飽きずに見学していました。最後は試飲スペースで2種類のウイスキー(シングルモルトとブレンドもの)とアップルワインを試飲させていただきましたが、どれもとても美味しかったです。子供にはリンゴジュースを用意してくださいました」といった声があった。

4位は沖縄県名護市の「オリオンビール名護工場」だ。口コミからは「土日祝は工場のラインがストップしているため、ビールを造っているところを実際に見れずに残念でした。見学が終わると、無料でビールは2杯、ソフトドリンクは1本いただけます。おつまみもついています。ビールを2杯も、しかも普通のグラスでいただけるとは思わなかった」というコメントが寄せられている。

5位は兵庫県神戸市のメリケンパークにある川崎重工業の企業博物館「カワサキワールド」だ。巨大な船舶から新幹線、ヘリコプターまで、さまざまな乗り物が展示されており、カワサキ(Kawasaki)の懐かしの名車が展示され、触ったり乗ったりできるモーターサイクルギャラリーもある。口コミでは「孫は新幹線の運転席に熱中、私は歴代のオートバイにクギヅケ」や「バイクにまたがって写真を撮って親の私が興奮しました。子供たちもフライトシュミレーターやゲームで大変楽しそうに遊んでいました」などの声が寄せられた。

行ってよかった工場見学&社会科見学2013トップ20(カッコ内の数字は2012年のランキング、料金)
1位 インスタントラーメン発明記念館(大阪府/池田市、1、無料)
2位 ぬちうなー(沖縄県/うるま市、無料)
3位 ニッカウヰスキー余市蒸留所(北海道/余市町、4、無料)
4位 オリオンビール名護工場(沖縄県/名護市、10、無料)
5位 カワサキワールド(兵庫県/神戸市、500円)
6位 サントリー武蔵野工場(東京都/府中市、無料)
7位 サントリー山崎蒸溜所(大阪府/島本町、3、無料)
8位 シャトレーゼ 白州工場(山梨県/北杜市、無料)
9位 トヨタテクノミュージアム産業技術記念館(愛知県/名古屋市、2、500円)
10位 サントリー京都ビール工場(京都府/長岡京市、無料)
11位 アサヒビール博多工場(福岡県/福岡市、無料)
12位 サントリー登美の丘ワイナリー(山梨県/甲斐市、無料と有料)
13位 キリン横浜ビアビレッジ工場見学(神奈川県/横浜市、無料)
14位 うなぎパイファクトリー(静岡県/浜松市、無料)
15位 サッポロビール博物館(北海道/札幌市、7、無料)
16位 サントリー白州蒸溜所・天然水白州工場(山梨県/北杜市、5、無料と有料)
17位 池田ワイン城(北海道/池田町、無料)
18位 白い恋人パーク(北海道/札幌市、6、有料)
19位 ロイズチョコレートワールド(北海道/千歳市、無料)
20位 カップヌードルミュージアム(神奈川県/横浜市、500円)