日本橋三越でジャミン・ゼブがライブ

【銀座新聞ニュース=2011年8月30日】日本橋三越(中央区日本橋室町1-4-1、03-3241-3311)は9月3日に本館1階中央ホールで「ジャミン・ゼブ」による「サタデー イブニングライブ」を開催する。

2006年夏にデビューして5年目を迎えた男性4人組のジャズのアカペラ(無伴奏)ボーカルグループ「ジャミン・ゼブ」が8月4日に続いて、日本橋三越で4回目のライブを開く。

「ジャミン・ゼブ」はコージロー(鈴木宏二郎=すずき・こうじろう)さん、スティーヴ(仲光甫=なかみつ・はじめ)さん、レンセイ(西沢連聖=にしざわ・れんせい)さん、シモン(西脇史門=にしわき・しもん)さんの4人組で、6月29日に最新のアルバム「サマータイム」(2100円)を発売している。

コージローさんは1981年生まれ、早稲田大学を卒業、卒業後にバンドを組んでライブ活動をはじめ、その後コーラスに目覚めた。スティーヴさんは1982年生まれ、父親が日系アメリカ人、母親が日本人で、慶応大学を卒業、在学中はワグネル・ソサィエティー男声合唱団に入団、 指揮者も務めた。

レンセイさんは1984年生まれ、父親が日本人、母親がオーストラリア人で、オーストラリアのグリフィス大学クイーンズランド音楽院を卒業した。シモンさんは1987年生まれ、父親が日本人、母親がメキシコ人で、現在、慶応大学に在学中だ。

開演時間は17時30分から約30分、入場は無料。

ヤマハで山岡耕作講座、音程、音色、表現力向上へ

【銀座新聞ニュース=2011年8月30日】ヤマハ銀座店(中央区銀座7-9-14、03-3572-3171)は9月3日15時から6階コンサートサロンで山岡耕作さんによる「バイオリン公開講座」を開催する。

東京芸術大学名誉教授の山岡耕作(やまおか・こうさく)さんがバイオリン指導者やバイオリン学習者のために開く公開講座で、「第5回めきめき上達する練習法」と題して、今回もバイオリンを上達するために必要な音程、音色、表現力について、生徒への公開レッスンを通じて指導し、その指導法を公開する。

指導する対象は中学生2人で、受講曲は1人がカール・フレッシュ「ハ長調1番から4番」、クロイツェル「エチュード2番」、モーツァルト「ロンド ト長調」。もう1人がカール・フレッシュ「ニ長調1番から4番」、クロイツェル「エチュード3番」、モーツァルト「バイオリン協奏曲4番 ニ長調第1楽章」を予定している。

山岡耕作さんは高知県宿毛市生まれ、東京芸術大学を卒業、同大学大学院専攻科を修了、1962年に「東京ヴィバルディ合奏団」を結成、コンサートマスターに就任、1967年に旧西ドイツに留学、1973年から1983年まで東京芸術大学の教師によるオーケストラ「芸大フィルハーモニー」の第1コンサートマスターを務めた。

1980年に文化庁在学研修員として1年間ヨーロッパの音楽事情を視察、その後、東京芸術大学教授を経て、現在、東京芸術大学名誉教授、東京音楽大学講師などを務め、日本弦楽指導者協会会長。

時間は15時から約2時間。聴講は定員が90人で、料金は一般が3000円、会員が2500円、高校生以下の学生が2000円。予約、問い合わせはヤマハ銀座店弦楽器売場(03-3572-3188)まで。

注:「山岡耕作」の「作」は正しくは上に「竹かんむり」がつきます。

リコー画廊でGRブログ34人展、海野和男、結城未来ら

【銀座新聞ニュース=2011年8月日】リコー(中央区銀座 8-13-1、03-6278-2111)が運営するギャラリー「リング・キューブ(RING CUBE)」(中央区銀座5-7-2、三愛ドリームセンター9階、03-3289-1521)は9月7日から9月18日まで「GRist34」を開催する。

「GRist(ジーリスト)」はリコーのブログ「GRブログ(BROG)」で2006年11月からスタートし、社員など9人のライターが写真家などを取材して紹介する企画で、これまでに36人が取り上げられている。そのうち、34人が「GR」デジタルで撮影した作品2点ずつ計68点を展示する。

リコーの一眼レフカメラ「GRデジタル」は2005年に発売され、現在、有効画素数1000万画素のCCDを内蔵した「GRデジタル3」が販売されている。

今回、出展する写真家などは1949年千葉県生まれ、日本大学芸術学部写真学科卒業の横木安良夫(よこぎ・あらお)さん、1947年東京都生まれの海野和男(うんの・かずお)さん、1947年京都府生まれ、多摩芸術学園写真科卒業の田中希美男(たなか・きみお)さん。

1971年静岡県浜松市生まれ、ニューヨーク州ロチェスター工科大学卒業の若木信吾(わかぎ・しんご)さん、1969年生まれ、上智大学法学部国際関係法学科卒業の安達ロベルト(あだち・ろべると)さん、1950年東京都生まれ、東京経済大学経済学部卒業のハービー・山口(はーびー・やまぐち)さん。

1944年兵庫県神戸市生まれ、上智大学外国語学部英語学科卒業の那和秀峻(なわ・ひでたか)さん、1975年愛知県名古屋市生まれ、日本大学芸術学部写真学科卒業の小沢太一(こざわ・たいち)さん、1961年山形県米沢市生まれ、日本大学芸術学部写真学科卒業の渡部(わたなべ)さとるさん、。

東京都生まれのタレント、結城未来(ゆうき・みく)さん、1970年大阪府池田市生まれ、ボストン大学哲学科、ニュー・イングランド音楽院大学院指揮科修士課程修了の指揮者、金聖響(きむ・せいきょう)さん、東京都生まれの阿部秀之(あべ・ひでゆき)さん。

1954年東京都墨田区生まれ、「アルフィー(THE ALFEE)」の坂崎幸之助(さかざき・こうのすけ)さん、1959年東京都生まれ、琉球大学大学院修士課程昆虫生態学専攻修了の湊和雄(みなと・かずお)さん、東京都世田谷区生まれ、東京写真大学卒業のりゅう いつき(Ryu Itsuki)さん。

1931年東京都生まれの布川秀男(ぬのかわ・ひでお)さん、岡山県玉野市生まれのイラストレーターの寺田克也(てらだ・かつや)さん、1966年神奈川県生まれの湯沢英治(ゆざわ・えいじ)さん、1969年東京都生まれ、成蹊大学法学部教授・政策研究大学院客員教授の塩沢一洋(しおざわ・かずひろ)さん。

1938年大阪府生まれの森山大道(もりやま・だいどう)さん、1980年東京都生まれ、東京芸術大学美術学部卒業、セツ・モードセミナー卒業でイラストレーターの今日マチ子(きょう・まちこ)さん、富山県生まれのテラウチマサト(てらうち・まさと)さん。

石川県生まれの大阪芸術大学教授、織作峰子(おりさく・みねこ)さん、1974年東京都生まれのタナカ「リップ(rip)」トモノリ(たなか・とものり)、1969年鹿児島県生まれ、真打の落語家、林家彦いち(はやしや・ひこいち)さん。

1975年神奈川県横浜市生まれ、日本写真芸術専門学校卒業の清水哲朗(しみず・てつろう)さん、1969年東京都生まれ、私立和光高校卒業の前川貴行(まえかわ・たかゆき)さん、1960年生まれ、大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業の菅原一剛(すがわら・いちごう)さん、1947年東京都生まれ、日本大学芸術学部写真学科卒業の田中長徳(たなか・ちょうとく)さん。

1978年宮城県仙台市生まれ、東京工芸大学大学院芸術学研究科メディアアート専攻修了の大和田良(おおわだ・りょう)さん、1965年長野県生まれ、東京造形大学卒業の糸崎公朗(いとざき・きみお)さん、1967年福岡県福岡市生まれ、東京写真専門学校(現東京ビジュアルアーツ)卒業の岡嶋和幸(おかじま・かずゆき)さん、1962年東京都生まれ、日本大学芸術学部卒業の茂手木秀行(もてぎ・ひでゆき)さん、1953年埼玉県川口市生まれ、私立本郷学園高校普通科卒業の曽根陽一(そね・よういち)さん。

開場時間は11時から20時(最終日は17時)で、入場は無料。毎週火曜日が定休日。

なびす画廊で藤田英樹展

【銀座新聞ニュース=2011年8月27日】なびす画廊(中央区銀座1-5-2、ギンザファーストビル3階、03-3561-3544)は8月29日から9月2日まで藤田英樹さんによる個展を開催する。

彫刻家で信州大学教育学部美術教育講座准教授の藤田英樹(ふじた・ひでき)さんが2007年以来、4年ぶりになびす画廊で個展を開き、新作を展示する。

藤田英樹さんは1967年鳥取県生まれ、1991年に国展に出品、1992年に上越教育大学大学院を修了、1993年に国展で彫刻部奨励賞、1994年に国展で新人賞、1995年に国展で彫刻部奨励賞、2000年に国展で安田火災美術財団奨励賞、2002年に安田火災選抜奨励展、国民文化祭彫刻展で文部科学大臣奨励賞、2005年に富嶽ビエンナーレ展で佳作賞、2010年に日本橋三越の第3回次代を担う彫刻家たち展に参加している。

開場時間は11時30分から19時(土曜日は17時)で、入場は無料。

銀座シネパトスでJ・カーペンター監禁上映会、中原昌也らも

【銀座新聞ニュース=2011年8月25日】銀座シネパトス(中央区銀座4-8-7先、三原橋地下街、03-3561-4660)は9月9日21時9分から「ジョン・カーペンター再臨祭」を開催する。

アメリカの映画監督、ジョン・カーペンター(John Carpenter)さんがおよそ10年ぶりに長編劇場サイコホラー「ザ・ウォード/監禁病棟」を制作し、9月17日から銀座シネパトスで一般公開されるのを記念して、9月9日21時(午後9時)9分から9月10日5時にかけて、オールナイトで「ジョン・カーペンター再臨祭」を開く。その際、21時9分以降は映画館から出ることができず、「監禁」状態にされる。

ジョン・カーペンターさんが監督した「ハロウィン」(1978年)と「ゴースト・オブ・マーズ」(2001年)、それと「ザ・ウォード/監禁病棟」を上映し、その間に音楽家、映画評論家の中原昌也(なかはら・まさや)さん、アートディレクターの高橋ヨシキ(たかはし・よしき)さん、小田一生(おだ・いっせい)さんらがトークショーを行う。

中原昌也さんは1970年東京都港区生まれ、文化学院高等課程を中退、1988年頃より音楽活動をはじめ、1990年にノイズユニット「暴力温泉芸者」を立ち上げ、1995年から「映画秘宝」シリーズにライターとして参加、1996年に著書「ソドムの映画市」を刊行、1998年に短編集「マリ&フィフィの虐殺ソングブック」で小説家としてデビューした。

2001年に長編「あらゆる場所に花束が……」で第14回三島由紀夫(みしま・ゆきお)賞、2006年に「名もなき孤児たちの墓」で野間文芸新人賞を受賞した。一方、1997年から「ヘア・スタイリスティックス(Hair Stylistics)」名義で音楽活動をはじめ、2004年にアルバムを発売し、2008年4月からは12カ月連続でアルバム「マンスリーヘア・スタイリスティックス(Monthly Hair Stylistics)」を発売した。

2009年以降は文筆活動を停止し「ヘア・スタイリスティックス(Hair Stylistics)」名義で音楽活動を主にしている。

高橋ヨシキさんは1969年東京都新宿区生まれ、早稲田大学西洋哲学専攻を卒業、CMプランナー、広告会社勤務を経て、1995年からフリーランスのライター、デザイナーとして活動している。「映画秘宝」でアートディレクター、読書投稿コーナーを担当している。2010年にアメリカのファンタスティック・フェスで映画「冷たい熱帯魚」で「ファンタスティック・フィーチャーズ部門」の脚本賞を受賞した。

小田一生さんは1965年長崎県長崎市生まれ、長崎大学を卒業、在学中から映像ディレクターとして活動をはじめ、2006年に劇場映画「笑う大天使」の監督を務めた。

時間は21時9分から「ハロウィン」を上映し、休憩後トークショー、23時50分から「ゴースト・オブ・マーズ」を上映し、休憩後に2回目のトークショー、3時20分から「ザ・ウォード/監禁病棟」を上映して、5時ころに終了する予定だ。

料金は一般3300円。18歳未満は入場できない。