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ソニービルで沖縄の水族館、48種の500匹の魚が登場、サンゴも
【銀座新聞ニュース=2012年7月9日】ソニービル(中央区銀座5-3-1、03-3573-2371)は7月16日から9月9日まで「第45回ソニーアクアリウム(45rd Sony Aquarium)-ソニーで感じる沖縄美ら海水族館」を開催する。
ソニービル1階のソニースクエアに設置された大型水槽「ソニーアクアリウム」の中で生きた魚類が泳ぐイベントで、2012年で45回目となる。また、「沖縄美ら海水族館(おきなわちゅらうみすいぞくかん)」とソニービルが共同で実施するのは2008年から6回目で、2012年は「発見!海の中のドキドキ。」をテーマに開く。さらに、期間中、ソニービル壁面に147枚の太陽光パネルを設置して自家発電を行う。
「沖縄美ら海水族館」(沖縄県国頭郡本部町字石川424)は、沖縄の海洋博公園内にある水族館で、大水槽を泳ぐジンベエザメや、イルカショーなど、沖縄の有名な観光地となっている。
2005年にアメリカのジョージア水族館が開館されるまでは世界最大規模だったが、現在は世界で2番目の水族館という。特に館内の1階から 2階を貫く「黒潮の海」水槽は、幅35メートル、奥行き27メートル、深さ10メートル、水量7500トンで世界でも有数の大きさを誇っている。
今回も1階のソニースクエアに設置されるのは幅5メートル、総水量14トンの水槽で、サメや1.5メートルを超えるニセゴイシウツボ、ウミガメなどが入れ替わり泳ぐ。また、館内にも小型水槽2台を設置し、「イノ一(沖縄の方言で、サンゴ礁に囲まれた浅い海のこと)の生き物」やヒトデ、ウニ、ナマコなどが見られ、大型、小型の水槽合わせて48種類、500匹の魚類が登場するという。
大型水槽では、毎日朝と夕方に魚への餌やりを見ることができる。会期中、11時30分と16時から、それぞれ30分程度、給餌タイムとし、飼育員がエサを与える。
1階から4階のソニーショールームには、フィッシュ博士の「美ら海生き物研究所」を開設し、魚の出産の秘密や子育ての知恵などについて解説してもらえる。
8階コミュニケーションゾーン「オーパス」では13メートルのマルチシアターを使って8.5メートルのジンベエザメや4メートルのナンヨウマンタなど沖縄の海にすむ生き物の生態を映像で再現する。また、8階オーパスホワイエでは、「沖縄美ら海水族館」開館10周年を記念して、卵から育てられたサンゴを特別展示し、サンゴの種類や生態について、パネルなどを展示して解説する。
また、会期中、ソニービル内の店でも沖縄の食材を使った期間限定メニューやスイーツ、かりゆしウェアの販売など沖縄フェアを開催する。
営業時間は11時から19時。屋外に設置する大水槽は23時まで見られる。入場は無料。