丸善日本橋で20世紀の画家展、奥村土牛、アイズピリら

【銀座新聞ニュース=2011年10月2日】丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は10月5日から10月11日まで3階ギャラリーで「丸善 絵画特選展」を開催する。

20世紀を代表する国内外の画家の油彩画、水彩画、リトグラフ、シルクスクリーン、銅版画など、さまざまな作品約100点を、特別奉仕価格で展示販売する。

出品予定作家は奥村土牛(おくむら・どぎゅう、1889-1990)、片岡球子(かたおか・たまこ、1905-2008)、小倉遊亀(おぐら・ゆき、1895-2000)、棟方志功(むなかた・しこう、1903-1975)。

有元利夫(ありもと・としお、1946-1985)、浜口陽三(はまぐち・ようぞう、1909-2000)、長谷川潔(はせがわ・きよし、1891-1980)、熊谷守一(くまがい・もりかず、1880-1977)、荻須高徳(おぎす・たかのり、1901-1986)。

ヨーロッパの画家はマルク・シャガール(Marc Chagall、1887-1985)、モーリス・ユトリロ(Maurice Utrillo、1883-1955)、モーリス・ド・ヴラマンク(Maurice de Vlaminck、1876-1958)、ベルナール・ビュッフェ(Bernard Buffet、1928-1999)。

パブロ・ピカソ(Pablo Picasso、1881-1973)、ラウル・デュフィ(Raoul Dufy、1877-1953)、マリー・ローランサン(Marie Laurencin、1883-1956)、ポール・アイズピリ(Paul Aizpiri)さん、クロード・ワイズバッシュ(Claude Wisebash)さん。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は17時)まで。入場は無料。

元オペラ歌手、鎌倉美術展新人賞の傘寿川原絹子「源氏物語」展

【銀座新聞ニュース=2011年10月1日】立川ブラインド工業(港区三田3-1-12、03-5484-6100)の銀座ショールーム(中央区銀座8-8-15、03-3571-1373)地下1階「タチカワ銀座スペース オッテ(Atte)」で10月4日から10月8日まで川原絹子さんによる「源氏に魅せられて-川原絹子 傘寿記念大和絵」展を開催する。

2011年に傘寿(80歳)を迎えた元オペラ歌手で、元フラワーデザイナー、2011年の第47回鎌倉美術展で新人賞アート・フレーム賞を受賞した川原絹子(かわはら・きぬこ)さんが74歳から「源氏物語」をテーマに大和絵を描きはじめた作品40点を展示する。

庭園関連会社の「アイビー・ガーデン」(神奈川県横浜市保土ヶ谷区上菅田町830、0120-838-919)の社長で、川原絹子さんの娘婿、鈴木俊(すずき・しゅん)さんのブログによると、川原絹子さんは50歳から京王百貨店の中の花屋を経営していたが、現在は花屋の経営をやめ、74歳ころから、昔から読み会に参加していた源氏物語を独自解釈した大和絵を描き始めたという。

そうした作品が50点ほどになり、今回、その中から選んだ作品を初めて一般公開する。

川原絹子さんは広島県生まれ、1949年に広島県立福山高等女子学校(現広島県立福山葦陽高校)を卒業、二期会の合唱団員としてオペラ公演に参加し、その後、フラワーデザイン、お菓子作り、花屋の経営などを経て、現在は画業に専念している。

開場時間は10時から18時で、月・日曜日、祝祭日が定休日。入場は無料。