サニーヘルス、食事代わりに甘いものは、糖質量過多で老化促す

【銀座新聞ニュース=2020年11月7日】健康食品、美容商品、化粧品などの販売会社、サニーヘルス(中央区八重洲2-1-6、八重洲kビル、03-6701-3000)はこのほど、レポート「食事がわりに甘いものを食べると体へこんなに悪影響が!」を発表した。

ケーキやプリンにはビタミン、ミネラル、食物繊維などダイエットに欠かせない栄養素はほとんど含まれていない。糖質と脂肪が主な栄養素で、砂糖、バター、マーガリン、ショートニングなどが使われ、血糖値が急上昇し、その後、急降下するので、日常的に繰り返すと糖尿病のリスクを高める。

ダイエット中は、お菓子やスイーツなど甘いものが無性に食べたくなる時があるが、「甘いものを食べてはいけない、食べるべきではない」という気持ちがあるために、余計に食べたくなってしまうという心理かもしない。。

どうしても食べたいあまりに、食事の代わりに甘いものを食べて、カロリーの帳尻を合わせよう、このように考えたことのある人や実際に経験のある人は多いはずだ。

確かに摂取カロリーに大きな差はなく、食事を取る代わりに甘いものを食べるほうが、むしろ低カロリーで済んでしまう場合すらある。しかしながら、こうした食べ方はメリットよりもデメリットが大きい。食事代わりに甘いものを食べると、体へどのような悪影響を及ぼすのだろうか。

●食事代わりにスイーツを食べる3大デメリット

デメリット1.カロリーは同じでも甘いものだと太る
ケーキやプリンにはビタミン、ミネラル、食物繊維などダイエットに欠かせない栄養素はほとんど含まれていない。

通常の食事であれば、糖質、タンパク質、脂肪、ビタミン、ミネラル、食物繊維など体に必須のさまざまな栄養素をまんべんなく摂ることができる。一方、甘いものはどうだろうか。

ケーキ、プリン、クッキーなど洋菓子は糖質と脂肪が主な栄養素で、砂糖やバターのみならず、欧米では規制されている油「トランス脂肪酸」を含む、マーガリンやショートニングなどがたっぷりと使われている。ビタミン、ミネラル、食物繊維などダイエットに欠かせない栄養素はほとんど含まれていない。

糖質を摂りすぎると体内では「糖化」現象が起こり、老化が促進される。画像はメークアップアーティストが化粧などを使って老化促進を象徴的に見せている。

摂取できる栄養素以外にもキモとなるのが、血糖値の問題で、食事を取るのは空腹時、つまり血糖値が下がっている状態のときになる。この状態で食事代わりに甘いものを食べてたっぷりの糖質を摂ると、血糖値が一気に上昇し、血糖値をコントロールするためにインスリンというホルモンが過剰分泌される。エネルギーとして使われなかった余剰分の糖は、脂肪として蓄えられてしまう。

しかも急上昇した血糖値は急下降するため、すぐにまた空腹を感じることになり、余計なものを食べてしまうという悪循環にもなりかねない。特に、朝は血糖値が下がっており、しかも体へ吸収されやすい状態ですので、朝食代わりに甘いものを食べてしまうとひじょうに太りやすいといえる。

また、血糖値の急上昇、急降下を日常的に繰り返すと、糖尿病のリスクを高めてしまう恐れがあり、太ることへの心配だけでなく、健康面でも注意が必要となる。

デメリット2.体調不良のもとに!
食事と甘いものとの大きな違いは、食事からは栄養を摂ることができるが、甘いものは反対に体内の栄養素を消費してしまうことだ。甘いものは糖質や脂肪たっぷりなので総じて高カロリーで、エネルギー(カロリー)は得ることができるものの、これらを体内で代謝するために、大量のビタミン、ミネラルが使われる。

糖質をエネルギーに変える(代謝する)ためには、体内のビタミンB1が使われる。水溶性のため体にストックしておくことができないので、日々の食事から摂取しなくてはならない。ビタミンB1は豚肉やウナギ、玄米などに多く含まれている。

ビタミンB1が不足すると糖質の代謝がスムーズに行われず、疲労感や倦怠感を起こしてしまうほか、脳へのエネルギー供給が滞り、イライラや集中力の低下ということも起こる。そして、代謝しきれなかった糖質は体脂肪になる。

洋菓子に多く含まれる脂肪は、代謝するためにはビタミンB2が使われる。豚、牛、鶏のレバー、ウナギ、納豆、卵、魚に含まれ、B1同様に水溶性のため、体にストックができないので、毎日、摂取するべき栄養素といえる。

ビタミンB2が不足すると脂肪の代謝がスムーズに行われず、エネルギーとしての利用効率が下がり、やはり体脂肪になってしまう。また、肌や髪のトラブルなどが起こり、口の端が切れる口角炎の原因にもなる。

デメリット3.老化が促進される
糖質を摂りすぎると体内では「糖化」という現象が起こる。糖化とは、体内の糖とタンパク質とが結びつき変性することで、例えば、肉に火を通すと固くなり、色が変わるのもタンパク質の変性の一種で、生の状態に戻すことができないのと同様に、一度糖化が起こるともとには戻らない。

体内で糖化が起こるとAGEs(エイジス、終末糖化産物)という褐色の老化物質が発生する。糖質の過剰摂取は体内で代謝しきれず糖化し、肌や血液、臓器まで、全身の老化が加速してしまう。

これにより、肌のくすみ、弾力がなくなる、代謝が低下し太りやすくなる、成人病リスクの上昇などの可能性が高まる。糖化を防ぐには血糖値を急上昇させないことが重要となる。食事代わりに甘いものでは、糖質量が多すぎるので、糖化、老化への道まっしぐらになってしまう。

●甘いものを食べてもよいタイミングは?

食事代わりに甘いものを食べると、肥満リスク、健康リスクを高めてしまうことがわかってもらえたのではないだろうか。

甘いものを食べたいときは、玄米、野菜、きのこ、海藻など食物繊維たっぷりの食事の後が最適で、食物繊維をしっかり摂った食後であれば、血糖値の急上昇、急降下の問題がクリアされ、すでに満腹感を得た後なので、量を食べ過ぎることもない。

生クリームやバター、ショートニングなどがたくさん使われている高脂肪の洋菓子よりも、あんこやきなこ、寒天などを使った和菓子のほうがダイエット向きといえる。

食事と甘いもののカロリーが同じだったとしても、栄養素には大きな差があり、栄養素によって、それぞれ体内での代謝のされ方や役割は異なるので、食べ物はカロリー以上に栄養素を重視するようにしたい。

丸の内でLED約120万球の照明、丸ビルには10mのツリーも

【銀座新聞ニュース=2020年11月6日】丸の内イルミネーション実行委員会(東京都、千代田区、一般社団法人大手町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会、NPO法人大丸有エリアマネジメント協会)は2021年2月14日まで丸の内仲通りなどで「丸の内イルミネーション2020」を実施している。

丸の内地区で2021年2月14日まで丸の内仲通りなどを彩られている「丸の内イルミネーション2020」。画像は過去の風景。

「丸の内イルミネーション」は、丸の内地区の企業、店舗や近隣のオフィスワーカー、来街者が行き来するメインストリート、丸の内仲通りを中心に開いており、2020年で19回目になる。

ブランドショップが並ぶ約1.2キロの丸の内仲通りやエリア内の330本を超える街路樹に丸の内カラーの「シャンパンゴールド」のLED約120万球を飾っている。

有楽町地区では、国際ビル、新国際ビルの前に昨年に引き続いて「光のゲート」を設置し、新たに東京交通会館ビルへの装飾を施している。

同じく、丸ビルに飾られている10メートルのクリスマスツリー。画像はイメージ。

丸の内地区では、丸ビル1階マルキューブに高さ10メートルのクリスマスツリーを飾り、12月25日まで「丸の内ブライトクリスマス(Marunouchi Bright Christmas)2020-ラブアンドウイッシュ(LOVE&WISHES)」を開いている。

丸ビルでは、17時から15分ごとにミシア(MISIA)さんの楽曲を使用したライティングショーを実施している。

また、期間中、新丸ビル3階、丸の内ブリックスクエア1階一号館広場、丸の内オアゾ1階、新東京ビル1階、丸の内テラスでもツリーやオブジェ、イルミネーションなどを飾っている。

丸の内イルミネーションの点灯時間は15時から23時(12月は24時)。

「2020年」(3.凋落<高井秀明(クリニック院長)の場合>)

【モハンティ三智江のフィクションワールド=2020年11月6日】高井秀明は30年近く、井の頭線沿いの小駅で整形外科のクリニックを経営してきた。生まれは富山県、父が内科医、母が眼科医の代々医者の家系に育った。

兄が一人いて、実家の医院を継いでいる。が、この10年ほど音信不通で、兄弟とはいうものの、どうも反りが合わない。

だから、たまに帰郷しても、顔を合わせることはなく、高校時代の恩師やクラスメートとの旧交を温めるだけだった。

しかし、3月来、コロナ禍の悪影響を被って患者数が激減している今、疎遠になっている兄のことがさすがに、少し気になった。

腕のいい高井内科医院の2代目院長だけに、地元客から絶大な信頼を勝ち得て繁盛していたはずだが、4月の緊急事態宣言発令で、同じように窮地に追い込まれているはずだった。

土台、兄は亡父に似て、無愛想でぶっきらぼう、患者に高飛車な態度に出るところまでそっくり受け継いだ。俺は偉い医者で悪いところを治してやるんだという居丈高な態度は、保守的な富山だからこそ、現代まで通用してきたが、コロナ下のご時世で患者が来ない今、改めてしかるべきだった。

偉ぶった父を見て育った秀明は、僕が医者になったら、絶対にもっと患者に優しくするぞと、子ども心にも決意させるに至った。中高時代は大学ノートに詩を書いたりする文学少年だったが、レールに乗ったように医家の道を進み、東京のマンモス大学の医学部に入った。

優秀な兄と違って、国立大学に受かる自信のなかった秀明は、二流の私立大に進学、田舎を離れて東京に出たかったため、合格したときは大いに喜んだ。が、勉強そっちのけで恋や遊びにのめり込んだため、留年を繰り返し、見かねた父に呼び戻された。

そのとき、秀明は、一人の女子大生に入れ揚げ、貢ぎまくった挙句に逃げられ、失恋の傷を癒すため、のめり込んだ賭け麻雀で500万円以上の借金を作っていた。相手がヤーさんと、悪かった。

毎日、目白のマンションに取り立て屋が押しかけ、脅された。自分の人生で最悪のどん底の一時期で、借金催促を避けて、街中を夢遊病者のようにうろつき回ったが、通行人が皆、自分より幸福に見えて、世界で一番落ち込んでいるのは俺だ、俺よりどん底の奴は一人もいないと思わされたもんだ。

大学は自主休講、ヤケクソでにっちもさっちもいかなくなっている窮状を見かねて、やはり上京して同じ大学の芸術学部に通っていた郷里の幼なじみが、実家に密告したのである。

渡りに船の助けで、借金を親に肩代わりしてもらった秀明は、父の命令に従って都落ち、兄の監視のもとに猛勉強させられ、翌年、隣県の私立医科大学に受かり、一から医者の道を歩み直すことになったのだった。

帰郷3カ月前に知り合った薬学部の女子大生とはUターン後も、電話や文通越しの交際が続いていたが、彼女の卒業を待って結婚した。

秀明はまだ医学部の1年生だったが、在籍中に子どもが生まれたため、出来の悪い次男坊に甘い父は相好を崩し、一軒家をプレゼントしてくれた。

家庭を持った秀明は、真面目に勉強に打ち込み、留年することなく6年制を卒業、医師の国家試験に通ったのである。大学病院での初期研修後、専門を何にするかと考えて、結局、内科でなく、整形外科を選んだのは、兄の次の進言あってのことだった。
「お前のような出来のよくない奴は、人が死なない整形外科が一番だよ。誤診で死なせて、訴えられても困るだろう」

カチンときたが、その通りだった。

東京出身の妻は田舎を出ることを望んでいたため、家を売却して上京、大学病院に10年勤めたあと、父の援助を主に貯金やローンを足して億の資金繰りの算段をし、井の頭線沿いにクリニックを開業するに至ったのである。

薬剤師になっていた妻をパートナーに始めたクリニックは最初、患者も少なく、赤字で苦しかったが、節税メリットのある一般社団法人化して以来黒字に転じだした。患者の間で優しい先生との評判が口コミで広がり、繁盛したのだ。父や兄が反面教師となって、患者に親切に接したことが、人との触れ合いに飢える都会では受けたのである。

決して名医ではなかったたが、己が不得手とする膝疾患等の分野は、別の知り合いの医者を紹介するなどして、切り抜けてきた。

リハビリ専門のスタッフにも、恵まれた。が、何と言っても、妻のサポートが大きかった。妻との間には一男一女を設け、夫婦仲も悪くなかったが、経済的に潤ってくると、ベンツを乗り回し、愛人も作った。

自分のような医師失格の落第生がこの29年、ほんとにいい思いをさせてもらってきたとしみじみ思う。自分ごときが医者でございとのさばっているのは常々、申し訳ないような気がしてきたが、いよいよ焼きが回ったようだ。

60代後半になる秀明は、いつかはと引退を考えないわけでなかったが、息子が整形外科医として一人前になり、クリニックを継ぐまでは、もうひと踏ん張りするつもりだった。

まさか、こういう形で、リタイアを余儀なくされようとは。辞めても、自分はコネで大学病院のパートにでも雇ってもらうことも可能だが、長年尽くしてくれた職員のことを思うと、頭が痛い。

皆年だし、解雇となったら、路頭に迷う者も出てくるだろう。何より、影に日向にこれまで支えてきてくれた妻にすまない。女性問題では随分泣かせてきたが、できた女で、年取ってから、とち狂われると、厄介だから、今のうちにせいぜい遊んでおきなさいねと、涼しい顔をしていた。そのくせ、裏でこっそり泣いていたのを、知っている。

が、その代償に、これまで贅沢させてやってきた。田園調布に豪邸も買ってやったし、海外旅行や美食、子どもたちにも甘い父親で、長女には家、次男にはベンツも、プレゼントしてやった。

息子は今、大学病院の整形外科に勤務している。2子とも既婚で、孫も3人いて、年賀状には、元旦に一家揃って記念撮影した写真を使うのが、毎年恒例だった。俺はこんなに円満な家庭で幸福だと、誰にともなく見せつけたかったのかもしれない。

その日も患者がほとんど来ずに、手持ち無沙汰だった。院長室の愛用椅子にもたれて嘆息をついていると、カウンター番をしていた妻がいきなり、ノックもせずに駆け込んできた。

「ねえ、あなた、前年比30%以上の減収なら、政府が月50万円家賃を援助してくれる法案が通りそうよ」

月95万円と決して安くない家賃に4人の職員の人件費と、算段に頭を悩ませてきたこの3カ月、貯金を切り崩してどうにかこれまで持ちこたえてきたが、夏まで持つかどうか、危うかった。贅沢三昧だった食費も質素に切り詰めていた昨今だったのだ。

それだけに、妻の藁にも縋りたい気持ちはわからないでもなかったが、秀明は一言、冷ややかに、
「政府の補償なんて、まったく当てにならんよ」
と吐き捨てた。何より、自分の矜恃が許さなかった。全部こここまで自分の力でやってきたんだ。今さらお上に頼る気は毛頭ない。赤字政権がいったい、何をしてくれるというんだ、税金を絞り取るだけ取りやがって、還元するというなら、話は別だが。

秀明は、現政権に関しては、辛口派だった。無学歴のバカの集まり、無能政府だと日頃からこき下ろしていた。

特別定額給付金にしろ、国民に恵んでやるていのはした金、実に馬鹿げた政策で、10万円ぽっちでいったいなんの恩恵があろうか。この先も、政府の支援には、露ほども期待していなかった。

それにしても、医療崩壊とやたら騒いでいるが、患者が激減しているクリニックも、医療崩壊の一種じゃないか、うちだけじゃない、町医者は皆、あおりを食らって存亡の危機に瀕しているんだ、何も大病院だけが医療機関のすべてじゃない。

できれぼ、クリニックは息子に継いでもらいたかったが、2年ほど前1キロ圏内に整形外科クリニックが3軒も開業したこともあって、患者の流出は止められず、それも減収の一因になっていた。それでも、どっこいどっこい何とがやっていけるかと、目算していたところに、このコロナ禍だ。予想外に足元を掬われるとはまさに、このことだ。

もう、この商売はなんの旨みもない、お前はあてにせずに自力でやれと、ついこの間も電話で息子に言い聞かせたばかりだ。患者からのコロナ感染リスクなんて、屁でもない、感染したら、運が悪かっただけだ。

兄貴は、どうしているのだろう、国立大の医学部出身の娘は優秀で地元の大学の准教授に就任したと風の便りに聞いたが。電話してみようか、いや、今さら、向こうも迷惑なだけだ。せいぜい金の算段と邪推されるだけだ。お袋が死んだとき、親父以上に金を遺したのに、独り占めして、1銭も分け与えなかった守銭奴だ。

ああ、あのときの遺産が今、少しでも手元にあればな、窮地を凌げるのに。

秀明は、兄への憎悪を感じた。スマホの番号を押しかけた指先がぴたりと止まる。兄へのわだかまりは、あれ以来、よりいっそ強くなった。

それから、秀明は、俺はこの30年、本当に幸せだったのかと、自問した。愛妻と可愛い2児に恵まれ、何不自由ない贅沢な生活を満喫してきた。絵に描いたような幸福な家庭、医者としての成功、子どもたちも成人して家庭を持ち、幸せに暮らしている。

これ以上、望むものは何もない。なのに、この虚しさはなんだ、なんで俺は幸せじゃないんだ、胸の奥深いところから、湧き上がってくるものがある、どろどろした、蓋をして密封した、抑圧してしまった感情、俺を裏切った女のことを、いまだに忘れられないのか、あんなアバズレと結婚してたら、俺は間違いなく破滅だった。

あの頃の俺は、当時流行っていたグループサウンズの人気ボーカルに似ているとモテモテだったのだ。今は禿げ上がってしまったが、ふさふさの長髪、マッシュルームヘアが可愛いと引っ張りだこだった。それを、しょうもない女に引っかかって青春を台無しにした。

あのしよんべん臭い田舎娘に磨きをかけて、垢抜けた都会の女に変身させてやったのは、俺なのに、掌を返すような仕打ちをしやがって。年下の学生に走って、俺には許さなかった体をあっさり明け渡しやがった。3年間貢ぎまくって奴隷のように仕えてきた俺の愛の奉仕を泥靴で踏みにじったんだ。45年たった今ですら、あのときのことを思うと、屈辱で胸が震える。胃の腑が焼け爛れて苦しくなる。

俺の偏愛を避けて逃げ惑うあいつを、地の果てまでも追いかけてやると、妄執に駆られた俺は追跡し続け、捜索の過程で知り合った同じ薬学部の女子学生が、今の女房だ。彼女は、あいつとは、直接の交流はなく、顔見知り程度だった。

気違いじみた殺意衝動すら覚え、あいつを絞め殺したかったあのとき、狂った青春。ほんとに、あの頃の俺は尋常じゃなかった。

そんな俺の前に現れた女房は天使、まさしく救世主だった。自暴自棄の俺を、穏やかな愛情で包み込み、裂けた傷口を埋めるように明るい笑顔で癒してくれた。あいつと違って、薬剤師としての自立を目指しながらも、家庭的な女だった。

今の成功は、女房の内助の功なしにはありえなかった、まさしく上げマン、彼女と結婚したことで運が転回したのだ。ラッキーマスコット、なのに、満たされないのは、何故なのか。

ある夜、妻に聞いたことがある。お前、俺と結婚して、幸せかいと。妻は淡々と、自分が選んだ人だもの、そんなこと、今さら考えても、しょうがないでしょ、と答えた。肩透かしを食らって、結局のところ、俺は、女房の掌中で転がされているだけのことかもしれないなと、思った。

理系に進んだが、本当のところ、繊細でナイーブなところのある俺は文系人間だったのかもしれない。俺の青春の原点、傷について書きたかったな。

秀明は、休日の家酒にしたたかに酔って、ソファーに倒れ込んだ。かみさんは今日は、娘のところだ。あいつにも、気苦労をかけてすまない、クリニックの赤字経営で、このところ心労が絶えないのだ。家賃に職員給与、貯金であと、どれくらい持つだろう。

秀明はこのまま、目覚めなければいいと思い、目をつむった。

眠るように死ぬことを希望して、翌朝、意に反して、しっかり目覚め、生きていることに、安堵とも失意ともつかぬ思いを抱いた。

兄が心筋梗塞で急死したとの、訃報が届いたのは、それから3日後のことだった。(「2020年」はモハンティ三智江さんがインドで隔離生活を送る中、創作活動にも広げており、「インド発コロナ観戦記」とは別に、短編など小説に限定してひとつのタイトルで掲載します。本人の希望で画像は使いません)。

ヒット商品は「コロナ」じゃないの?米大統領選は大接戦だね(316)

【tamaoのOL独り言=2020年11月5日】相変わらず新型コロナの猛威はとどまっていませんね。気がつけば11月なので、そろそろおせち、クリスマスケーキ、年賀状の手配が始まってきましたね。

日曜日に行った川越は、かなり人でいっぱいでした。「GO TO」で観光にきたのかな?

いつもは楽しいけど、今年はどうかしら?クリスマス、お正月とあまり人は集まらないのかな?それとも集まっちゃうのかしら。

ある雑誌の今年のヒット商品ベスト10では、1位に鬼滅の刃、2位はマスク、3位はニンテンドーどうぶつの森だそうだ。

え、1位は新型コロナじゃないの?と思った人、手を挙げてください。ヒット商品というと対象にしないんだね。

先日、段ボールを捨てにゴミの回収場に行ったら、机の段ボールを捨てている人がいた。「在宅勤務なんですね」って、もう少しで声かけちゃうところだったよ。

3月ごろはこんな長く在宅勤務が続くことは考えられなくて、家にある机で仕事していたんだろうけれど、さすがに体が辛くなったりしたんだろう。わかります!

私もPCの画面が見にくくなったんで、モニター買っちゃったもん。仕事しなくなったらゲームで使おうと観念しました。3位のどうぶつの森をやるのにね!

でも、いつまでこの状態、続くのかと思うけど、依然として感染者は減っていないし、「GO TO」で東京以外の感染者が増えているようだ。そういえば、「GO TO」も流行語大賞に入るかもね。

そして、アメリカの大統領選、大混戦になっている。今も決まっていないし、なんか決まっても裁判があるから予断を許さないのかな。

2億人の投票を即日開票することがともかく無理!たとえできても集計することも大変だろう。でも、自分たちが大統領を選ぶということができるのは、自由の国アメリカのすごいところだ。

いわゆる芸能人も堂々と支持する人を応援しているもんね。トランプ(Donald John Trump)現大統領はさんざん批判されてきたけど、改めて選挙をしたらこの大接戦ということは、支持している人が多くいるってことなんだよね。コロナもすぐ治っちゃったし。さてさて大統領選どうなるんでしょうか?(敬称略、中堅企業に勤めるOLのタマオさんが日常の生活について思っていることを不定期に書きます。注書きは著者と関係ありません)

編集注:アメリカ大統領選は11月5日(日本時間)午前中の段階では、選挙人の獲得数については民主党のバイデン候補が264人、共和党のトランプ候補が214人で、過半数の270人までバイデンさんが圧倒的に優位に立っています。

大丸東京で農業高校収穫祭、北海道から宮崎まで50校、即売会やECも

【銀座新聞ニュース=2020年11月5日】国内百貨店業界第2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営する大丸東京店(千代田区丸の内1-9-1、03-3212-8011)は11月7日と8日の2日間、12階レストランで「全国農業高校収穫祭2020」を開く。

大丸東京店で11月7日と8日に開かれる「全国農業高校収穫祭2020」の昨年の会場風景。

2013年から毎年11月に全国の農業高校の生徒による「全国農業高校収穫祭」を開いており、今回が12回目になる。「農」や「食」を学ぶ「全国農業高等学校長協会」(事務局・千代田区九段南4-3-3)加盟校の高校生が育てた農作物や自分たちでつくった加工品などを生徒自らが販売し、生徒の学習や将来の就農への意欲を高めると共に、農業高校の生徒の活動を百貨店に来店する来店客に幅広く伝えるイベントだ。

今回は農業高等学校約50校が参加するが、そのうち9校が即売会に参加し、3校が初めてEC販売を実施する。また、約40校が学校の紹介についてパネル展示する。

ウイキペディアによると、農業高等学校は、主に農業についての専門技術や知識を習得するための高等学校であり、ISCED(国際標準教育分類)では「レベル3C」に位置づけられている。

狭義には「農業に関する学科」(農業科)を中心に学科が構成されている職業高等学校を指し、広義には「農業に関する学科」や「農業の課程」が設置されている高等学校全般を指す。

農業高校および農業科を有する高等学校は、第2次世界大戦以前、学制改革前の旧制の実業学校から受け継がれた高校が大半で、そのほか養蚕関係の学校が転換された例がある。昭和40年代前半(1965年から1969年頃)までは、青年学校教育を継承した農閑期に授業を行う昼間定時制の学科もあったが、現在はほとんど全日制高校に集約されている。

昨年参加した愛知県立安城農林高等学校の生徒たち。学校での農業の成果を発揮できる場が「農業高校収穫祭」という。

農業高校に設置される「農業に関する学科」は、農業科に限られず、農業経営の多様化に合わせて、従来の農業科自体も多岐に分かれるようになり、地域性に合わせて、生産技術科、食品ビジネス科(農業経営科)、園芸科、農業土木科、酪農科などの学科が設けられている。

全国農業高等学校長協会の加盟校は、1959年度に541校で最多だったが、2018年度には367校にまで3割減少した。また、かつて加盟校の生徒数は全国で20万人以上いたが、2018年度は8万8650人と約6割減少している。この間、高度経済成長期に高校進学率の上昇(普通科進学者の増加)と農業従事者の減少(機械化や大規模化)が並行し、大学進学率も上昇した。1990年代から大学などへの進学率が高まり、2002年3月卒業生において初めて大学などへの進学率が4割を超えている。

7日10時20分から朝会を開く。11時から16時まで即売会を開く。8日10時30分から14時まで即売会を開き、14時30分から14時45分まで閉会式を開く。

即売会に参加するのは、岩手県立一関第二高等学校(岩手県一関市赤荻字野中23-1、0191-25-2241)、宮城県伊具高等学校(宮城県伊具郡丸森町字雁歌51、0224-72-2020)、茨城県立真壁高等学校(茨城県桜川市真壁町飯塚210、0296-55-3715)、東京都立三宅高等学校(東京都三宅島三宅村坪田4586、04994-6-1136)、東京都立大島高等学校(東京都大島町元町八重の水127、04992-2-1431)。

愛知県立安城農林高等学校(愛知県安城市池浦町茶筅木1、0566-76-6144)、愛知県立半田農業高等学校(愛知県半田市柊町1-1、0569-21-0247)、京都府立須知高等学校(京都府船井郡京丹波町豊田下川原166-1、0771-82-1171)、広島県立世羅高等学校(広島県世羅郡世羅町本郷870、0847-22-1118)。

EC販売を実施するのは、山形県立置賜(おきたま)農業高等学校(山形県東置賜郡川西町大字上小松3723、0238-42-2101)、群馬県立利根実業高等学校(群馬県沼田市栄町165-2、0278-23-1131)、和歌山県立南部高等学校(和歌山県日高郡みなべ町芝407、0739-72-2056)。

パネルを展示するのは、北海道岩見沢農業高等学校(北海道岩見沢市並木町1-5、0126-22-0130)、青森県立五所川原農林高等学校(青森県五所川原市一野坪字朝日田12-37、0173-37-2121)、秋田県立大曲農業高等学校(秋田県大仙市大曲金谷町26-9、0187-63-2257)、福島県立相馬農業高等学校(福島県南相馬市原町区三島町1-65、0244-23-5175)、石川県立翠星高等学校(石川県白山市三浦町500-1、076-275-1144)。

群馬県立大泉高等学校(群馬県邑楽郡大泉町北小泉2-16-1、0276-62-3564)、栃木県立鹿沼南高等学校(栃木県鹿沼市みなみ町8-73、0289-75-2231)、神奈川県立平塚農商高等学校(神奈川県平塚市達上ヶ丘10-10、0463-31-0944)、東京都立農業高等学校(東京都府中市寿町1-10-2、042-362-2211)、愛知県立渥美農業高等学校(愛知県田原市加治町奥恩中1-1、0531-22-0406)、岐阜県立岐阜農林高等学校(岐阜県本巣郡北方町北方150、058-324-1145)。

兵庫県立農業高等学校(兵庫県加古川市平岡町新在家902-4、079-424-3341)、兵庫県立篠山産業高等学校(丹波篠山市郡家403-1、079-552-1194)、広島県立西条農業高等学校(広島県東広島市鏡山3-16-1、082-423-2921)、鳥取県立倉吉農業高等学校(鳥取県倉吉市大谷166、0858-28-1341)、島根県立出雲農林高等学校(島根県出雲市下横町950、0853-28-0321)。

福岡県立福岡農業高等学校(福岡県太宰府市大佐野250、092-924-5031)、佐賀県立伊万里実業高等学校(佐賀県伊万里市二里町大里乙1414、0955-23-4138)、熊本県立菊池農業高等学校(菊池市泗水町吉富250、0968-38-2621)、宮崎県立日南振徳高等学校(宮崎県日南市大字板敷410、0987-25-1107)など。

2019年に参加した愛知県立安城農林高等学校の生徒からは「毎年この収穫祭を楽しみにしています。それは、一生懸命に手がけた農産物や加工品をお客様に買ってもらった後にいただく『一言』に励まされるからです。栽培や加工技術の習得は学校でもできますが、その成果を発表できる場所はここしかありません」としている。