帝国ホテルアーケードでXマス、回るツリー、甘いスイーツアートも

(過去の記事については店舗名、個人名などを検索すると見られます)
【銀座新聞ニュース=2012年11月28日】帝国ホテルアーケード組合(千代田区内幸町1-1-1、帝国ホテル本館地下1階、03-3504-1111)は12月1日から12月25日まで「スイーツアート展2012」を開催する。

帝国ホテルアーケード Xマスツリー

帝国ホテルアーケードで12月1日から25日まで開催される「スイーツアート展2012」に展示される「ファンタジーな回る!スイーツツリー」のイメージ図。

帝国ホテル本館地下1階にあるアーケードの50店舗が「地上でもっとも甘いクリスマス『スイーツアート展2012』」と題して、「ファンタジー」をテーマにしたリアルスイーツの特別展示や「ファンタジーな回る!スイーツツリー」などを飾る。

「リアルスイーツ」は童話から飛び出したようなスイーツを特別する。また、「第3回IHA(帝国ホテルアーケード)杯スイーツアートコンペティション」を開き、日本の作家が「ファンタジー」というテーマで、制作したスイーツアート作品を展示し、競争する。

帝国ホテルアーケードは1890年に誕生した帝国ホテルに、1922年にアメリカの建築家、フランク・L・ライト(Frank Lloyd Wright、1867-1959)が設計し、途中から引き継いだ遠藤新(えんどう・あらた、1889-1951)によって新館「ライト館」が完成し、1923年にその中にショッピング街を発案し、初めて「アーケード」と名づけられた。

当初から1.外国に持って行っても恥ずかしくない厳選された国産品を扱う、2.適正価格、3.ベストサービス、4.専門店が専門の商品を売る、という4点を営業方針として、現在まで受け継がれているという。

12月1日10時から帝国ホテル本館地下1階日比谷花壇前で「回る!メリーゴーランドクリスマスツリー」の除幕式を開く。

12月18日から12月25日まで帝国ホテルスイートペアなどが当たるクリスマス抽選会を開き、アーケードの店舗で1万円購入すると、抽選券がもらえる。

営業時間は10時から19時(日曜日、祝日と最終日は17時)。

リクルートが東日本支援で勝井三雄ら177人「アロハ」展、福島で縫製

(過去の記事については店舗名、個人名を検索すると見られます)
【銀座新聞ニュース=2012年11月28日】リクルート(千代田区丸の内 1-9-2、グラントウキョウサウスタワー、03-6835-1111)が運営する「ガーディアン・ガーデン」(中央区銀座7-3-5、リクルートギンザ7ビル地下1階、03-5568-8818)と「クリエイションギャラリーG8」(中央区銀座8-4-17、リクルートギンザ8ビル1階、03-3575-6918)で11月27日から12月21日まで「177人のクリエイターによる福島仕立てのアロハシャツ展」を開催している。

リクルート アロハシャツ

リクルートが12月21日まで開催している「177人のクリエイターによる福島仕立てのアロハシャツ展」に出品されている片岡紗貴子(かたおか・さきこ)さんの作品。

リクルートが1990年からはじめた毎年恒例のチャリティー企画展で、2009年から「クリエイション・プロジェクト(CREATION Project)」と題して、「デザインの力による豊かな生活」を提案している。

今回は2011年に続いて、東北復興支援チャリティープロジェクトで、宇野亜喜良(うの・あきら)さん、勝井三雄(かつい・みつお)さん、久保悟(くぼ・さとる)さん、佐藤卓(さとう・たく)さんら177人の作家がデザインし、福島の「リオ・ビアンコ」(福島県白河市大鳥居橋前29、0248-22-2911)で仕立てたアロハシャツを展示販売する。

2011年の「印染トートバッグ展」ではトートバッグ2506点が売れ、409万6200円の収益金が集まったとしている。

ウイキペディアによると、アロハシャツは19世紀末から20世紀初頭にかけてハワイで農業に従事していた日本移民がパラカ(ヨーロッパの船員たちが着ていた開襟シャツ)が日本の木綿かすりに似ていることから好んで愛用していたが、自らの着物を再利用する際にパラカに仕立てたのが起源とされている。

1930年代初頭にはアロハシャツとは「派手な和柄の開襟シャツ」を意味し、1935年にホノルルの服飾店「ムサシヤ・ショーテン」が「ホノルルアドバタイザー(Honolulu Advertiser)」に掲載した広告のなかに「アロハシャツ」という呼称が出てくる。

「ムサシヤ・ショーテン」は当初は「ムサシヤ」と店名で、1885年にハワイに移民した940人のひとり、宮本長太郎(もやもと・ちょうたろう、?-1915)が1904年に創業し、日本の反物を使ってシャツを仕立てていた。1915年に長太郎が他界すると、日本で暮らしていた長男の宮本孝一郎(もやもと・こういちろう)がハワイに帰国し、店名を「ムサシヤ・ショーテン」と改め、アロハシャツを仕立てた。

また、中国系商人のエラリー・J・チャンが1936年に「アロハスポーツウェア」、1937年に「アロハシャツ」の商標登録を申請し、20年間の独占利用を認められたという。アロハシャツは当初、絹が使われたが、1950年代まではレーヨンが主流となり、1960年代に入ってポリエステルに取って代わられている。

ほとんどの生地はアメリカ本土か日本から輸入され、とくに、日本では京都を中心とした染工所が安価で品質のよい生地を小ロットで大量に供給することができたことから、多くのアロハシャツの生地が日本で作られた。

ヤシの木で作られたボタンがアロハシャツといわれており、プラスチック製のボタンだと「プリントシャツ」あるいは「アロハ風シャツ」と呼ばれている。

ハワイでは、1950年頃に砂糖、パイナップルに次いでアロハシャツなどのアパレル産業が3番目の業種となり、アロハシャツの黄金時代を迎え、現在ではアロハシャツはオフィスやレストランなどでも着用されるし、式典や冠婚葬祭でも着用が許される「ハワイにおける男性の正装」として認知されている。

正装として着る場合は葬儀の際には弔意を表す意味で「万物の終わり」を意味するラウハラの葉の柄の入ったもの、結婚式の際には絡まり合いながら伸びることから「結ぶ」という意味を持つマイレの葉の柄、船出や事業の始まりの際には「偉大なキャリアのスタート」を意味するウル(パンノキ)の木の柄の入ったものがよいとされている。

アロハシャツは生地が綿100パーセント(シャンタン)で、サイズはXSからXLまであり、1枚8500円。すべて受注生産で、2013年5月末に届けられる予定だ。収益金(売り上げからアロハシャツ製作費と送料を引いた金額)は、「いわての学び希望基金」、「東日本大震災みやぎこども育英募金」、「東日本大震災ふくしまこども寄附金」に寄付される。

開場時間は11時から19時まで。日曜日、祝日は休館。入場は無料。

「名無しの十字架」で神尾佑、松尾れい子ら舞台挨拶

(過去の記事については店舗名、個人名などを検索すると見られます)
【銀座新聞ニュース=2012年11月27日】アークエンタテインメント(文京区小日向2-11-11、03-5940-6015)は12月1日から銀座シネパトス(中央区銀座4-8-7先、三原橋地下街、03-3561-4660)で上映する「名無しの十字架」の初日に神尾佑さん、松尾れい子さんらによる舞台あいさつを開催する。

映画 名無しの十字架2

12月1日から公開される「名無しの十字架」((C)2012映画「名無しの十字架」パートナーズ)。

12月1日10時15分の回上映終了後と12時30分の回上映前に、監督の久保直樹(くぼ・なおき)さん、主人公の「三上」役の神尾佑(かみお・ゆう)さん、「柳瀬雪江」役の松尾れい子(まつお・れいこ)さん、映画の企画者で、「新崎真太郎」役の小林聡(こばやし・さとし)さん、和田聡宏(わだ・そうこう)さん、 主題歌を担当した「カラーボトル」が舞台に登場してあいさつする。

「名無しの十字架」は作家の郷一郎(ごう・いちろう)さんの小説「名無しの十字架」(文芸社、2009年、2012年11月に角川文庫化)を原作とした作品で、虎と人間が戦う様子を収めた幻のビデオテープを探し求め、運命が危険な方向へと傾いていく男の姿を追うサスペンス・アクションだ。

物語は横浜でプロレスショップを経営するも、借金返済に追われる日々を過ごしている三上が、虎と人間の戦いを収めているというビデオテープ「虎対人間」を探し出せば、3000万円の報酬がもらえることを知るところからはじまる。

虎と戦っている男がキックボクサーで、タイのムエタイチャンピオンをリング上で殺したこともある伝説のキックボクサー・新崎真太郎であることが判明し、さらに古い格闘技雑誌を調べるうちに、キックボクサーの新崎が謎の失踪を遂げたという記事を発見し、彼がビデオに関係しているとにらみ、その足取りを追い掛けるうちに、次第に危険な状況に巻き込まれていく。

ウイキペディアなどによると、久保直樹さんは東京都生まれ、大学卒業後、文化工房に入社、テレビ朝日「ニュースステーション」のスポーツコーナーの編集を担当している。27歳の時から自主映画制作に取り組み、1990年に「ボーダーレス」でイメージフォーラムフェスティバルエクスペリメンタルイマジネーション賞、1991年に「ツアーズ(Tours)」で神奈川映像コンテスト神奈川テレビ賞、1992年に「バブル」でBJシネマだいすき映像大賞準グランプリ、1993年 に「トラッシュ」でゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター部門グランプリなどを受賞している。

チケットは当日券で、料金は1000円。

汐留でTCC展、ライター登場も、磯島、東畑や秋山、佐々木がトーク

(過去の記事については店舗名、個人名などを検索すると見られます)
【銀座新聞ニュース=2012年11月27日】東京コピーライターズクラブ(TOC、事務局・渋谷区神宮前5-7-15、03-5774-5400)は11月21日から2013年1月14日までアド・ミュージアム東京(ADMT、港区東新1-8-2、カレッタ汐留)で「TCC広告賞展2012」を開催している。

東京コピーライターズクラブ TCCポスター

東京コピーライターズクラブが2013年1月14日までアド・ミュージアム東京で開催している「TCC広告賞展2012」のポスター。

TCC賞は一般部門が5827点(うち、印刷媒体3728点、テレビCM 1630点、ラジオCM402点、ウエブ67点)、新人部門402人1842点(うち、印刷媒体226人1130点、テレビCM46人138点、ラジオCM26人78点、テレビ・ラジオ混合12人36点、混合89人445点、WEB3人15点)の応募の中から、グランプリ1点、TCC賞9点、審査委員長賞3点を選ぶ。新人部門では最高新人賞1人、新人賞21人を選ぶ。ここで新人賞を受賞すると、TCCに入会する権利が得られる。

4月に発表された2012年度のグランプリは「九州新幹線全線開業」を手がけた電通の磯島拓矢(いそじま・たくや)さん、電通の東畑幸多(とうはた・こうた)さんが受賞した。TCC賞は「サントリーホールディングス」を手がけたワンスカイの福里真一(ふくさと・しんいち)さん、「ソフトバンクモバイル」の電通の沢本嘉光(さわもと・よしみつ)さん、「サントリーホールディングス」の東畑幸多さんとミスターデザインの佐野研二郎(さの・けんじろう)さん。

「トヨタ自動車」の沢本嘉光さんとシンガタの佐々木宏(ささき・ひろし)さん、「トヨタ自動車」の福里真一さん、東畑幸多さん、佐々木宏さん、「サントリーホールディングス」の佐々木宏さん、「旭化成ホームズ」の磯島拓矢さん、「キユーピー」のライトパブリシティの秋山晶(あきやま・しょう)さん、「質庫 ぜに屋本店」を手がけた電通の勝浦雅彦(かつうら・まさひこ)さんが受賞した。

審査委員長賞は「パルコ」の電通の北田有一(きただ・ゆういち)さん、「味の素」の電通の神山浩之(こうやま・ひろゆき)さん、「ハナサケニッポンの会」の博報堂の高橋真(たかはし・まこと)さんが受賞した。

コピーライターが優秀なコピーを選ぶ「TCC賞」の2012年度受賞者はグランプリがJR九州の「九州新幹線全線開業」シリーズを制作した電通のクリエイティブディレクターでコピーライターの磯島拓矢(いそじま・たくや)さん、電通の東畑幸多(とうはた・こうた)さんが受賞した。

「最高新人賞」は「P&G Japan」のクルマ用ファブリーズのラジオCMを手がけたグレイワールドワイドの多賀谷昌徳(たがや・まさのり)さんが選ばれた。新人賞は電通の保持壮太郎(ほじ・そうたろう)さん、電通の宮田知明(みやた・ともあき)さん、電通中部支社の大石雄士(おおいし・ゆうじ)さん、電通の阿部広太郎(あべ・こうたろう)さん、フロンテッジの上島史朗(うえしま・しろう)さん、博報堂の橋爪慎一郎(はしづめ・しんいちろう)さんら。

TCC広告賞は1962年にスタートしたコピーライターが優秀なコピーを選ぶ賞で、毎年2月から4月にかけて前年の3月1日から翌年の2月末までに実際に使用された広告の中から公募し、4月に審査結果を発表し、11月に受賞作品展を開いている。一般部門のグランプリ、TCC賞、審査委員長賞、会員以外を対象とした新人部門の最高新人賞、新人賞がある。

作品の紹介以外に、展示連動企画として絵コンテや制作にまつわる受賞者のコメントを公開する。

東京コピーライターズクラブ(TCC)は「コピー十日会」という1958年に結成されたコピーライターの集団を前身として1962年に生まれた団体で、同時に「TCC賞」をスタートした。現在、879人の会員がいる。

電通本社ビル1階の電通ホールでスペシャルトークイベントを開く。
11月30日13時30分からグランプリを受賞した電通の磯島拓矢さんと東畑幸多さんが出演して「あの『九州新幹線』は、こうして生まれた」と題して対談する。

12月15日14時30分からライトパブリシティの秋山晶さんとシンガタの佐々木宏さんが「TCC50周年特別企画 コピーの今とこれから」と題して座談する。司会進行役は谷山広告の谷山雅計(たにやま・まさかず)さんが務める。

定員は各回とも先着200人で、希望者は参加希望日、氏名、メールアドレス、会社または学校名などを明記して、メール(11月30日はtcc20121130@admt.jp、12月15日はtcc20121215@admt.jp)で申し込む。参加費は無料。

12月22日から12月24日の3日間、開場時間を21時30分まで延長する「ナイトミュージアム」を開く。

開場時間は11時から18時30分(土・日曜日、祝日は16時30分)まで。入場は無料。月曜日が休館日(但し、月曜日が祝日の場合は翌日)。

丸善丸の内で「ムーベンス」が革のバッグ類を販売

(過去の記事については店舗名、個人名などを検索すると見られます)
【銀座新聞ニュース=2012年11月27日】丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は11月27日から12月3日まで4階文具フロアセレクション売り場で「ムーベンス(movens)」による「レザーバッグ&雑貨フェア」を開催する。

丸善ムーベンス

丸善・丸の内本店で11月27日から12月3日まで開催される「ムーベンス」による「レザーバッグ&雑貨フェア」。

レザーアトリエ「ムーベンス(movens)」を運営する「有限会社鬼燈屋(ほおずきや)」(埼玉県草加市柳島町45-2、048-927-9977)がレザーのバッグ、かばん、財布などの皮革製品を展示販売する。

「ムーベンス」では軽くて丈夫なヤギの皮(ゴートスキン)を、タンニンなめしたものを主素材に使い、真ちゅう色の金具で飾っている。ヤギの皮は銀面(表面)の個性的なデコボコシボ模様と独特な毛穴の形が特徴で、カウハイド(一般的な牛革)と比較すると、よりしなやかで銀面に強度があり、薄くても耐久性を得られるという。ヨーロッパでは本の高級装丁に使われ、本物の革表紙はヤギ革で作られているとしている。

鬼燈屋は1999年4月に設立、フィリピンに工房と協力工場をもち、日本人技術者が滞在し、OEM(相手先ブランドによる)生産を請け負い、主に修理を手かげ、その後、オリジナルブランド「ムーベンス」を立ち上げている。

開場時間は9時から21時まで。入場は無料。