日比谷「検察側」木村拓哉と二宮和也が挨拶、生中継も

【銀座新聞ニュース=2018年8月29日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は9月3日にTOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル地下)で「検察側の罪人」に出演している木村拓哉さんと二宮和也さんのツーショット舞台あいさつを開く。

現在、一般公開中の「検察側の罪人」((C)2018 TOHO/JStorm)。

「検察側の罪人」は8月24日に一般公開され、興行通信社によると、初週1位にランキングされた。これを記念して、元「スマップ(SMAP)」の木村拓哉(きむら・たくや)さんと「嵐」の二宮和也(にのみや・かずや)さんのツーショット舞台あいさつを開く。3日15時40分の回上映終了後に、東京地検の検事「最上毅」役の木村拓哉さんと最上の部下で新人検事「沖野啓一郎」役の二宮和也さんが舞台に登場する。

「検察側の罪人」は作家の雫井脩介(しずくい・しゅうすけ)さんが「別册文芸春秋」にて2012年9月号から2013年9月号まで連載した同名の小説が原作で、2013年の「週刊文春ミステリーベスト10」の国内部門4位に選ばれ、宝島社の「このミステリーがすごい! 2014年版」で8位となった。

物語は都内で発生した犯人不明の殺人事件を担当することになった、東京地検刑事部のエリート検事・最上と、駆け出しの検事・沖野が、やがて、過去に時効を迎えてしまった未解決殺人事件の容疑者だった松倉重生(酒向芳=さこう・よし=さん)という男の存在が浮上し、最上は松倉を執拗に追い詰めていく。

最上を師と仰ぐ沖野も取り調べに力を入れるが、松倉は否認を続け、手ごたえがない。沖野は次第に、最上が松倉を犯人に仕立て上げようとしているのではないかと、最上の方針に疑問を抱き始める。

チケットについては、チケットぴあ(http://w.pia.jp/s/kensatsugawa18tt/)を通じて販売しており、30日11時締め切り。料金は一般2000円、大学生・専門学校生1700円、高校生・ジュニア(3歳から中学生まで) 1200円、障がい者1200円、シニア1300円。また、全国の主要映画館で生中継する。

蔦屋書店で西村卓「拡張都市」インスタ展

【銀座新聞ニュース=2018年8月29日】書店やレンタル店、フランチャイズ事業などを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(渋谷区南平台町16-17、渋谷ガーデンタワー)グループの銀座 蔦屋書店(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3575-7755)は8月29日から9月6日まで「GINZA ATRIUM」で西村卓さんによる個展「拡張都市」を開いている。

銀座 蔦屋書店で9月6日まで開かれる西村卓さんの個展「拡張都市」に展示される作品。

多摩美術大学美術学部彫刻学科研究室副手の西村卓 (にしむら・たく)さんの作品は、そのカラフルな配色と、木の質感を活かした点にあり、材料となる木材を染色し、それらを貼りあわせて塊とし、その表面を切り出すという行程を繰り返していく。「カラフルな配色は人類の多様性を、作品の面はその共存を表現」している。今回は「ドリームズ(DREAMS)」シリーズを中心にインスタレーションを飾る。

西村卓さんは1990年岐阜県生まれ、2014年に多摩美術大学美術学部彫刻学科を卒業、2016年に同大学大学院美術研究科彫刻専攻を修了、2016年4月より1年間、同大学美術学部彫刻学科に研究生として在籍し、2017年より同大学美術学部彫刻学科研究室副手。

開場時間は10時から22時30分。

フード協、7月外食0.5%増、23カ月連続

【銀座新聞ニュース=2018年8月28日】一般社団法人「日本フードサービス協会」(港区浜松町町セントラルビル、03-54031-29-6、浜松-1060)はこのほど、7月の「外産業市場動向調査」を発表した。

ダイニングイノベーションは8月29日12時に焼肉のファーストフード店「焼肉ライク 新橋店」(港区新橋2-15-8、新橋WBビル、03-3519-8929)を開店する。当日のみ1210円(税別)の「カルビ&ハラミセット」(ごはん、スープ、キムチ付)を290円で提供し、290食を提供した段階で閉店となる。通常の営業時間は11時から23時(画像は店内のイメージ図)。

7月は土曜日が1日少ない曜日周りに加え、西日本を中心とした豪雨、全国的猛暑、台風など異例続きの天候で客数は1.1%減となったが、価格改定や各社各様のキャンペーン、季節メニューの訴求などにより、客単価の上昇が続いており、売上高は0.5%増と、2016年9月から23カ月連続して前年を上回った(既存店ベースは未公表)。

業態別では、ファーストフード(FF)が前年同月比2.0%増で2015年12月から31カ月連続プラス、ファミリーレストラン(FR)が同0.5%減と2カ月ぶりにマイナス、パブ・居酒屋が同5.8%減と7カ月続けてマイナスとなり、ディナーレストランが同0.2%増と2016年9月から23カ月連続して前年を上回り、喫茶が同2.0%減と2カ月ぶりにマイナスだった。

また、6月の店舗数は同0.3%増、客単価が同1.7%増だった。

日本フードサービス協会の統計は会員が194事業者数(6月200、5月204、4月207、3月200、2月195、1月192)、店舗数が3万6524店(3万6689店、3万7232店、3万6843店、3万6759店、3万6359店、3万6197店)が対象で、内訳はファーストフードが59社(61社、61社、60社、59社、55社、54社)、2万0024店(2万0163店、2万0603店、2万0023店、2万0571店、1万9689店、1万9768店)。

ファミリーレストランが53社(52社、54社、56社、52社、52社、50社)、9921店(9911店、9875店、1万0061店、9187店、9946店、9773店)、パブ・居酒屋が30社(33社、34社、34社、33社、32社、31社)、2193店(2271店、2361店、2245店、2467店、2247店、2202店)、ディナーレストランが23社(24社、25社、26社、26社、26社、27社)、999店(1004店、999店、1000店、1002店、978店、1017店)、喫茶が15社(15社、15社、17社、16社、16社、16社)、2097店(2081店、2130店、2239店、2229店、2227店、2164店)。

外食産業(上場企業)の上位3社の7月の既存店売上高は1位のゼンショーホールディングス(すき家、国内店舗数1955店)が前年同月比2.5%増と2カ月続けてプラス、2位のすかいらーく(全グループ、3194店)が同1.8%減と2カ月ぶりにマイナス、3位のコロワイド(全グループ、国内2558店)が同3.9%減と2カ月ぶりのマイナスだった。

蔦屋書店で小野耕石、コムロタカヒロ、岡田舜「網膜」展

【銀座新聞ニュース=2018年8月28日】書店やレンタル店、フランチャイズ事業などを展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(渋谷区南平台町16-17、渋谷ガーデンタワー)グループの銀座 蔦屋書店(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3575-7755)は8月28日から9月26日までアートウォールギャラリーで小野耕石さん、コムロタカヒロさん、岡田舜さんによるグループ展「目を捧げよ‐the sacre of retina」を開いている。

銀座 蔦屋書店で9月26日まで開かれている小野耕石さん、コムロタカヒロさん、岡田舜さんのグループ展「目を捧げよ‐ザ・サクレ・オブ・レティーナ(the sacre of retina)」に出品される小野耕石さんの作品。

シルクスクリーンを用いた独自の表現方法を追求している版画家、小野耕石(おの・こうせき)さん、古代から伝わる神話や伝承、現代のサブカルチャーに登場する「異形のもの(モンスター)」を具象的なかたちとして表現する彫刻家、コムロタカヒロ(小室貴裕)さん、コンピュータや電子機器のバグやノイズがもたらす予測不可能な表象をプロジェクターに投影し、キャンパスに写し取るという作風で知られる画家、岡田舜(おかだ・しゅん)さんの3人が視覚や美術における「網膜性」をテーマに表現した作品を展示している。

同じくコムロタカヒロさんの作品。

蔦屋書店では「『見る』という行為をとっても、加速度的な画像の消費サイクルとデバイスの身体化の中で、行為の中心にあるのは主体的な『人間』ではなく、むし表現したろ外在化された器官としての『網膜』に置き換えられうる状況」としている。

そうした中で、「視覚的芸術である美術の現在進行形の『網膜性』を再考するとともに、美術がもたらす『目の悦び』の来るべき段階を探求」するとしている。

小野耕石さんは1979年岡山県倉敷市生まれ、2004年に東京造形大学絵画専攻版表現コースを卒業、在学中の2003年に個展を開き、2006年に東京芸術大学大学院修士課程油画専攻版画科を修了した。2003年に「第28回全国大学版画展」で町田市立国際版画美術館収蔵賞、「トーキョーワンダーサイト0号展」で入選、2004年に「セプティーニ賞」で東京芸術大学学内賞を受賞、2007年に「”世紀のダ・ヴィンチを探せ!”国際アートトリエンナーレ2007」で銀賞、「プリンツ・トウキョウ(Prints Tokyo)2007」で大賞、「第1回NBCシルクスクリーン版画ビエンナーレ」で優秀賞(2009年に大賞)。

同じく岡田舜さんの作品。

2009年に「第3回資生堂アートエッグ(shiseido art egg」で入選、2010年に「第3回I氏賞」で奨励賞、2015年に「テラダ・アート・アワード(TERRADA ART AWARD)2015」で細木エリ子賞、「ヴォカ(VOCA)2015」でヴォカ(VOCA)賞、「岡山芸術文化賞」でグランプリ、「マルセン賞」で文化賞、2016年に「パット・イン・キョウト(PAT in Kyoto)第2回京都版画トリエンナーレ2016」で大賞、2017年に「アートオリンピア2017」で全応募者部門4位などを受賞した。

コムロタカヒロさんは1985年東京都生まれ、2009年に東京芸術大学美術学部彫刻科を卒業、2011年に同大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻を修了、2009年から個展を開き、2018年10月にジョナサン・レビン・プロジェクト(Jonathan Levine Project)」(アメリカ・ジャージーシティ)で海外初個展を開く予定としている。

岡田舜さんは1992年茨城県生まれ、2015年に東京造形大学美術学科絵画専攻領域を卒業、2017年に多摩美術大学大学院美術研究科修士課程を修了、手作業による途方もない作業の反復によって、デジタルグリッドの亀裂の中に潜む「別世界」をキャンバス上に再現している。

開場時間は10時から22時30分。

TOHO日比谷「累」初日に土屋太鳳、芳根京子ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2018年8月28日】阪急阪神東宝グループで、映画の制作配給、演劇の興行などの国内最大手、東宝(千代田区有楽町1-2-2、東宝日比谷ビル、03-3591-1221)は9月7日からTOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル地下)で一般公開する「累 かさね」の初日に、土屋太鳳さん、芳根京子さんらによる舞台あいさつを開く。

9月7日から一般公開される「累 かさね」((C)2018映画「累」製作委員会(C)松浦だるま/講談社)。

7日16時の回上映終了後に、監督の佐藤祐市(さとう・ゆういち)さんをはじめ、主人公「淵累/丹沢ニナ」役の土屋太鳳(つちや・たお)さん、同じく主人公の「淵累/丹沢ニナ」役の芳根京子(よしね・きょうこ)さんが舞台に登場してあいさつする。

「累 かさね」はマンガ家の松浦(まつうら)だるまさんが「イブニング」(講談社)に2013年第10号から2018年17号まで連載した作品が原作で、キスをすると顔が入れ替わる不思議な口紅に導かれた2人の少女を主人公に、美醜をめぐる人間の業を描いいている。

物語は伝説の女優を母に持つ淵累が、天才的な演技力を持ちながら、顔に大きな傷がある自身の容姿に強いコンプレックスを抱きながら生きてきた。一方、舞台女優の丹沢ニナは美貌に恵まれながらも花開かず、女優として大成することに異常な執念を募らせていた。

累の手元には、その口紅を塗ってキスをすると顔が入れ替わるという、母が遺した1本の不思議な口紅があり、ある日、導かれるように出会った累とニナは、互いの足りない部分を埋めたいという目的のため、口紅の力を使って入れ替わることを決断する。

ウイキペディアによると、佐藤祐市さんは1962年東京都生まれ、2005年に「絶対恐怖 Pray プレイ」で映画監督としてデビューし、2006年に「シムソンズ」を監督し、2008年に映画「キサラギ」で第31回日本アカデミー賞・優秀作品賞などの賞を受賞、2008年に「ベイシス」より親会社の「共同テレビジョン」に移籍し、2013年2月4日放送の「ストロベリーナイト」の宣伝を兼ねた、「ネプリーグ」で民放バラエティに初出演した。

チケットは応募フォームからの応募・抽選とチケットぴあを通じての販売があり、応募フォームは29日12時締め切り。料金は一般1800円、大学生、専門学校生1500円、高校生と3歳から中学生、障がい者が1000円。

チケットぴあを通じての販売はHP(http://w.pia.jp/s/kasane18sb/)から応募し、締め切りは9月3日11時。料金は一般2000円、大学生、専門学校生1700円、高校生と3歳から中学生が1200円。