丸善日本橋で西岡夫婦と天本菜穂子が「手仕事、針仕事」展

【銀座新聞ニュース=2020年10月19日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は10月21日から27日まで3階ギャラリーでアナンダ工房とアミーナによる「西と南、装いの手仕事、針仕事展2020」を開く。

丸善・日本橋店で10月21日から27日まで開かれるアナンダ工房とアミーナによる「西と南、装いの手仕事、針仕事展2020」に出品されるアナンダ工房とアミーナの作品。

染織家の西岡由利子(にしおか・ゆりこ)さんと夫で織を手がける西岡直樹(にしおか・なおき)さんの主宰する「アナンダ工房」(千代田区神田須田町1-17-11、03-3828-2725)と、天本菜穂子(あまもと・なおこ)さんが代表取締役を務めるルーマニアの伝統工芸レース販売の「アミーナ(Amiina)」(福岡県福岡市中央区黒門2-5、092-517-4253)がコラボして、インド・ベンガルのカンタ刺繍と、ルーマニアのマクラメを販売する。

丸善では「古今東西、手仕事・針仕事は、女性たちの生活と心の両面を支えてきた」とし、2つの工房が「現地の職人と気長にかかわり、創り上げる手仕事の魅力」を紹介する。

アナンダ工房はタッサーシルクやウールの布を素材に、室内でも着られるジャケットやコート、ワンピース、スカート、ベストなど、軽くて暖い自然素材にこだわった衣類、オリジナル織りのジャケットや糸から紡いだオリジナルの「藕糸織(ぐうしおり、蓮の繊維を使った糸による織物)」ショールなどを出品する。

「タッサーシルク」とは野蚕(やさん)のひとつで、品種改良を受けていないために、家蚕(かさん)と比較して一般的に吐糸能力が低く、一つの繭から得られる絹糸は500メートルから800メートル程度にすぎず(家蚕では1500メートルから2000メートル)、希少品として流通している。

家蚕は桑を食べるが、タッサーは沙羅双樹(さらそうじゅ、日本名はナツツバキ)やアルジュンという樹の葉を食べる。絹は家蚕のものより光沢があり張度が強いが、緑がかった薄茶の繭ができ、繭の色がまちまちとされており、家蚕の糸より染色しづらいという問題がある。

タッサーの繭から採れる糸のうち一番多いのが生糸で、色は茶系統で、インドではそれを漂白して、オフホワイトの絹糸として用いられている。

このほかに、ガの出た後の出殻繭や、猿などに食われた穴開き繭など、クズ繭から紡がれる「ギッチャ糸」、タッサーの繭に果物の「へた」のような部分があり、黒褐色のこの部分をたくさん集めて長時間煮沸すると、繊維がほぐれ、糸が紡げ、焦茶色の糸が「ナーシ糸」で、ウールのような風合いの糸という。タッサーシルクは光沢があり、1本の繊維が太く、精練も途中で止めているので、丈夫という。

天本菜穂子さんによると、ルーマニアのマクラメ(結ぶという意味)はルーマニアを含めバルカンや東ヨーロッパで見られる珍しい手編みレースで、一般のレースが狩猟用の「網」が原型といわれ繊細さが特徴なのに対して、マクラメは、立体感が加わり、一線を画している。完成までに膨大な時間を必要とし、手間が大変かかるので、次第に作れる人が少なくなっている。

アナンダ工房は1970年代からインドのウエストベンガル州で、インドの職人である友人たちと一緒に手染と手織りの工房を運営し、その布でオリジナルの服を作っている。素材と色はできる限り自然のものを使っている。インドの樹染めは、沙羅双樹、パラミツ(常緑の高木の果樹)、菩提樹(ぼだいじゅ、インドボダイジュ、高さ20メートル以上に生長する常緑高木で、イチジク属)、アンマロク(別名はゆかんで、果実でハーブのひとつ)などの植物を使用している。

また、2012年2月に西岡直樹さんが文章を、西岡由利子さんがさし絵をてがけた「花みちくさ-身近な植物をめぐる210話」(平凡社)を刊行している。

天本菜穂子さんは熊本県熊本市生まれ、1985年に九州大学を卒業、1993年から3年間、ルーマニアで生活し、現地の手編みレースに触れて、1997年にルーマニアの伝統工芸レース販売の「アミーナ(Amiina)」を設立し、「マクラメ」などの販売を手がけている。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は17時)まで。

ギャルリー志門で柳川貴司彫刻展

【銀座新聞ニュース=2020年10月19日】ギャルリー志門(中央区銀座6-13-7、新保ビル3階、03-3541-2511)は10月19日から31日まで柳川貴司さんによる彫刻展を開く。

ギャルリー志門で10月19日から24日まで開かれる柳川貴司さんの彫刻展に出品される「連続した形」(2020年、くすのき)。

彫刻家で東海大学講師の柳川貴司(やながわ・たかし)さんが新作を中心に展示する。

柳川貴司さんは1957年埼玉県生まれ、1980年に東海大学教養学部芸術学科美術学課程を卒業、1999年に個展を開き、2008年、2010年、2014年、2017年にギャルリー志門で個展を開いている。また、多くのグループ展に出品している。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)、入場は無料。

丸善丸の内であべとしゆき「水彩画」展、雨が残した光

【銀座新聞ニュース=2020年10月18日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は10月21日から27日まで4階ギャラリーであべとしゆきさんによる水彩画展「雨が残した光の香り」を開く。

丸善・丸の内本店で10月21日から27日まで開かれるあべとしゆきさんの水彩画展「雨が残した光の香り」に展示される作品「雨が残した光」(2020年)。

水彩画家のあべとしゆき(阿部智幸)さんが「光溢れる透明水彩で描かれた、日本の美しい風景や身近な草花の新作水彩画」などこの1年に描いた作品約40点展示する。

あべとしゆきさんは10月20日に「あべとしゆき水彩カレンダー2021」(日貿出版社、税別2000円)を、10月10日に化学者の小杉弘明(こすぎ・ひろあき)さんとの対談集「見たい!聞きたい!透明水彩!-画家と化学者が語る技法と画材」(日貿出版社、2200円)を、10月21日に「ポストカードブック 水彩で描く四季の静かな光」(世界文化社、1800円)を刊行したのを記念して、会場でも販売する。

あべとしゆきさんは1959年山形県生まれ、新聞社デザイナー、美術教師を経て、2008年より水彩画の制作を中心に活動し、2010年に内藤秀因(ないとう・しゅういん、1890-1987)記念水彩画展で大賞、2011年に日本水彩展で上野の森美術館賞、2012年に第2回日本透明水彩会展(2013年第3回も)、2012年にスペインの国際水彩画展に出品、2013年に八重洲ギャラリー、酒田市美術館などで個展を開いている。現在、日本美術家連盟会員、JWS日本透明水彩会会員。

期間中、毎日、13時から16時まであべとしゆきさんが来場する。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)。

サニーヘルス、肉、魚、豆類の蛋白質量を知り、3食で小まめに摂取を

【銀座新聞ニュース=2020年10月17日】健康食品、美容商品、化粧品などの販売会社、サニーヘルス(中央区八重洲2-1-6、八重洲kビル、03-6701-3000)はこのほど、レポート「ダイエット効率を上げる!タンパク質の多い食品ランキング」を発表した。

どんな食品にどのぐらいのタンパク質が含まれているのか、高タンパク低脂肪の食事にするポイントなど、食材のタンパク質量を知ることがダイエットの第1歩になる。

ダイエットでやせるためにも、筋肉をつけるためにも、美肌のためにも、これらに共通する必要な栄養素は「タンパク質(蛋白質)」だ。ただ、その事実を知っていても、何をどのぐらい食べるべきなのかが分からない、あるいは高タンパク質メニューに飽きてしまうなど、タンパク質をうまく食生活に取り入れるハードルは案外高いという。

例えば、アスリートやボディビルダーのように「鶏むね肉」ばかりを食べるのは、一般的な生活を送る人にとっては無理がある。今回は、どんな食品にどのぐらいのタンパク質が含まれているのか、高タンパク低脂肪の食事にするポイントなど、タンパク質の上手な取り入れ方を紹介しよう。

●タンパク質が不足するとどうなる?

タンパク質は体を動かすために必要であり、筋肉、内臓、肌、血液など、体を作る元となる基本成分のひとつだ。体の機能を正常に保つのに欠かせない体内酵素を構成しているのもまたタンパク質だし、多くのホルモン、神経伝達物質や美肌に必須のコラーゲンの原材料にもなる。ほかに、免疫力をキープして病気を予防したり、心の健康に関わったりなど、その働きは多種多様だ。

タンパク質の摂取量が不足すると、筋トレをしても筋肉が増えないだけでなく、筋肉が分解され減少してしまうし、骨や血液の生成にも影響を及ぼし、貧血の原因になることもある。

ダイエット面でいえば、筋肉量が減少すると特に運動をしなくても生命維持のため自動的に体で消費されるカロリー(基礎代謝量)が落ち、やせにくい体になってしまう。

しかもやせにくくなるだけでなく、同じ食事量なら基礎代謝量が落ちた分だけ体内でカロリーが余るようになり、余剰分は体脂肪として蓄積されるようになる。体脂肪が増えないようにするためには、余剰カロリーを運動などによって消費しなければならない。つまり、基礎代謝量が落ちると、太りやすく、やせにくい体になってしまうことになる。

タンパク質が多く含まれる食品は、魚、肉、卵、豆類で、全体量の10%から20%前後がタンパク質なので、1日あたり女性40グラム、男性で50グラムが推定平均必要タンパク質量とされているので、3食の中でうまく取り入れたい。

●タンパク質はどのぐらい摂ればいい?

タンパク質が多く含まれる食品は、魚、肉、卵、豆類で、全体量の10%から20%前後がタンパク質で、例えば、牛モモ肉100グラムなら、含まれるタンパク質はおよそ18.9グラムとなる。

このようにタンパク質を多く含む食品以外にも、米や麦など穀類にも6%から10%程度が含まれている。日本人の食事摂取基準(2020年版)によると、成人であれば1日あたり女性40グラム、男性で50グラムが推定平均必要量とされ、食事量をセーブすることの多いダイエット中であっても、この量をキープすることが重要になる。

●タンパク源となる食品の含有量ランキング(100グラムあたりのタンパク質含有量で、カッコ内の単位はグラム)

「肉類」
1.鶏ささみ     (23.0)
2.豚ヒレ肉     (22.8)
3.牛ヒレ肉     (21.3)
4.鶏ひき肉     (20.9)
5.豚もも肉 脂身付き(20.5)
6.牛レバー     (19.6)
7.牛もも肉 脂身付き(19.5)
8.鶏むね肉 皮付き (19.5)
9.豚ロース 脂身付き(19.3)
10.牛ひき肉     (19.0)

アスリートや筋トレをしている人に人気の「鶏ささみ」が含有量1位で、豚肉や牛肉もヒレはタンパク質が多く脂肪が少ないので、ヘルシーな部類といえる。

鶏肉は皮に脂肪が多いので、取り除いて調理することで高タンパク、低脂肪になる。豚ロースやももなども、脂身をカットすれば脂肪の割合が減り、同じ分量でもタンパク質の比率を上げることができる。

「魚介類」
1.しらす(半乾燥)(40.5)
2.いくら     (32.6)
3.黒マグロ 赤身 (26.4)
4.かつお     (25.8)
5.かじき     (23.1)
6.さけ      (22.3)
7.ぶり      (21.4)
8.ししゃも    (21.0)
9.かんぱち    (21.0)
10.とびうお    (21.0)

しらすやいくらはタンパク質が多いとはいえ、同時に塩分も高いので、これらからタンパク質を必要量補給するのはあまり現実的ではない。マグロ、かつおに多いほか、ほとんどの魚には20%前後のタンパク質が含まれているので、基本的にはどの魚を選んでもいい。
また、肉よりも魚のほうが消化吸収のスピードが早く、低カロリーなので、胃腸に負担が少ない。

人間の概日リズムによって、昼は体温が高まりエネルギーが消費されやすく、夜は体に溜め込まれやすいため、昼食に肉、夕食は魚にするという具合に、食べる時間帯を工夫するとダイエット効率が上がる。

「卵」
1.卵黄    (16.5)
2.ゆで卵   (12.9)
3.うずら卵生 (12.6)
4.生卵    (12.3)
5.卵白    (11.3)
6.うずら卵水煮(11.0)

卵は1個(60グラム)で77キロカロリー、タンパク質は6.3グラムが含まれている。1食に卵1個では必要量に満たないが、卵は消化されやすく、利用効率のよいタンパク質が含まれているので、おやつや運動の前後にゆで卵を食べてタンパク質を補給するのがおすすめとしている。

「豆・豆製品」
1.生湯葉   (21.8)
2.油揚げ   (18.6)
3.納豆    (16.5)
4.ゆで大豆  (16.0)
5.がんもどき (15.3)
6.枝豆    (12.0)
7.厚揚げ   (10.7)
8.こしあん  ( 9.8)
9.豆腐 木綿 ( 6.6)
10.豆腐 絹ごし( 4.9)

大豆タンパク(ソイプロテイン)は腹持ちがよいのが特徴で、ダイエット向きといわれている。朝食に納豆やみそ汁に油揚げと豆腐など、和食メニューにするとたくさん取り入れることができる。

注目したいのがこしあんのタンパク質含有量で、おやつに甘いものを食べたくなったら、洋菓子よりも和菓子にすれば脂肪が抑えられ、ヘルシーになるだけでなく、こしあんを使ったものならタンパク質を補給することが可能になる。

●タンパク質を摂取するのにベストなタイミング

ひとくちにタンパク質といっても食品によって性質が異なり、体内での利用効率も違ってくる。タンパク質は複数のアミノ酸によって構成されていて、食品によってそのバランスや量が違うので、1種類の食品からばかりではなく、複数の食品を組み合わせることが重要だ。動物性、植物性タンパク質の一方に偏ることなく、両方を食べるように心がけたい。

朝、昼、晩の1日3回の食事で、毎食タンパク質のメニューを用意することを基本に、運動をしている人や筋肉をつけたい人は、運動後45分以内にタンパク質を摂取すると効率的だ。筋トレ後45分以内は筋肉を付けるゴールデンタイムといわれ、筋肉へのアミノ酸輸送量が平常時の3倍にもなる。

筋トレによって体内の栄養素は消費されるため、貯蔵量が大きく減っている状態になる。そのため、栄養素の吸収率が高く、特に筋肉を合成、修復するタンパク質は積極的に摂るべき栄養素といえる。このタイミングでタンパク質を摂取すれば、筋肉増強や筋肉痛の軽減、疲労回復などの効果を高めることができる。

筋トレ直後にタンパク質を摂取するなら、肉や魚などの食品から摂取するよりも、消化の早いプロテインドリンクやプロテインゼリーなどが適している。ただ、食事からも通常通りタンパク質を補うようにしたい。

朝食に納豆や魚、昼食は肉、夕食は魚がメインのおかず、といったように、1日の中でさまざまなタンパク質を摂るようにしたい。和食を心がけることで、自然とバランスが整えられる。

資生堂でアートエッグ展、西太志、橋本晶子、藤田クレア、デザートも

【銀座新聞ニュース=2020年10月16日】国内最大の化粧品メーカーの資生堂(中央区銀座7-5-5、03-3572-5111)は12月20日まで資生堂ギャラリー(中央区銀座8-8-3、東京銀座資生堂ビル、03-3572-3901)で「第14回shiseido art egg展」を開いている。

資生堂ギャラリーで12月20日まで開かれている「第14回シセイドウ アートエッグ(shiseido art egg)展」で、10月25日まで個展を開いている西太志さんの「ナイト・シー・ジャーニー(NIGHT SEA JOURNEY)」(2018年、水性アルキド樹脂、油絵具、木炭、顔料、キャンバス)。

「シセイドウアートエッグ(shiseido art egg)」は資生堂が2006年からはじめた若手作家を対象にした公募展で、応募者の中から3人を選んで、例年は1月から3月にかけて、2018年から6月ころから8月にかけて個展を開き、最終的に「アートエッグ」賞(賞金20万円)を決めていた。しかし、2020年は当初、4月から6月にかけて開く予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により、延期し、10月から12月に開いている。

最終審査に挑む3人を選ぶのは、東京芸術大学教授で資生堂ギャラリーアドバイザーの伊藤俊治(いとう・としはる)さん、美術評論家で資生堂ギャラリーアドバイザーの光田由里(みつだ・ゆり)さんと資生堂社会価値創造本部の3人で、最終審査の「アートエッグ」賞は毎年変わる3人の特別審査員が決める。

2020年は美術作家の今井俊介(いまい・しゅんすけ)さん、詩人の大崎清夏(おおさき・さやか)さん、ジャーナリストで「21_21 DESIGN SIGHT」アソシエイトディレクターの川上典李子(かわかみ・のりこ)さんが務める。

同じく10月30日から11月22日まで展示される橋本晶子さんの「イエスタデイ・ストーリー(Yesterday’s story)」(部分、2018年、鉛筆、紙、部屋、撮影:Watson studio)。

14回目は215人の応募があり、その中から1983年大阪府生まれ、2006年に大阪芸術大学芸術学部美術学科絵画コースを卒業、2015年に京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画を修了した西太志(にし・たいし)さん、1988年東京都生まれ、2013年に武蔵野美術大学造形学部日本画学科を卒業、2015年に同大学大学院造形研究科修士課程日本画コースを修了した橋本晶子(はしもと・あきこ)さん。

1991年中国北京市生まれ、2011年に北京世青国際学校を卒業、2016年に東京芸術大学美術学部先端芸術表現科を卒業、2018年に同大学大学院美術研究科修士課程先端芸術表現専攻を修了した藤田クレア(ふじた・くれあ)さんが入選した。

同じく11月27日から12月20日まで展示される藤田クレアさんの「閾(いき)-ザ・スモーレスト・ディテクタブル・センセーション(The smallest detectable sensation)」(2018年、ミクストメディア)。

10月25日まで西太志さん、10月30日から11月22日が橋本晶子さん、11月27日から12月20日が藤田クレアさんがそれぞれ個展を開く。

西太志さんは、虚構と現実の境界や匿名性をテーマに制作しており、絵画と陶土で形づくられた立体作品を通じて、画像と物質性の相互関係を探っている。世界中に氾濫する情報に対して、自身の体験や記憶を織り込みながら再構築する行為は、作家にとってのリアリティを追求するものであり、絵画と現実世界を対比する試みは見るものに新たな景色を提示するとしている。

橋本晶子さんは、鉛筆で描いたモノトーンの絵画を現実の世界に同期させ、空間に潜むもうひとつの風景を生み出している。植物やグラス、鳥などをモティーフに緻密に描写された絵画は、ギャラリーの白い壁に呼応しながら光や時間、距離、気配を感じさせるという。

藤田クレアさんは、世の中に存在するさまざまな差異や境界線、変化するコミュニケーションのあり方に着目している。人間の関係性を見つめなおし、素材を組み合わせ、動き、音などを用いることで、あいだに存在するエネルギー、リズム、距離、時間/歴史などを表現している。

「シセイド・ザ・テーブル(SHISEIDO THE TABLES)」で期間中、提供している「シセイドウアートエッグ スペシャルデザート」。

恒例の作家本人が会場で自作について解説するギャラリートークについては、各個展開始後にオンライン配信している。

また、期間中、「シセイド・ザ・テーブル(SHISEIDO THE TABLES)」(中央区銀座7-8-10、SHISEIDO THE STORE、03-3571-1420)では、「シセイドウアートエッグ」とコラボした「シセイドウアートエッグ スペシャルデザート」(ドリンク付、税別1400円)を提供している。

このスペシャルデザートは熊本県の社会福祉法人愛火の会の「野々島学園」(熊本県合志市野々島字丸内2774-4、096-242-6811)が運営する「スロー・ジェラート-メイド・イン・ノノシマ(SLOW GELATO-MADE IN NONOSHIMA)」が考案している。

開場時間は11時から19時(日曜日、祝日18時)、毎週月曜日が休み(祝日でも休み)。入場は無料だが、事前に予約する。