丸善丸の内で「猫」展、奥平浩美、東早苗、吉野光宝ら18人

【銀座新聞ニュース=2021年2月16日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は2月17日から23日まで4階ギャラリーで「Catアートフェスタ2021 2月22日猫の日記念」を開く。

丸善・丸の内本店で2月17日から23日まで開かれる「Cat(キャット)アートフェスタ2021 2月22日猫の日記念」に出品される目羅健嗣さんの作品。

毎年「2月22日」の「猫の日」をはさんで、その前後に猫に関連して開くイベントが「Cat(キャット)アートフェスタ」で、今回は17回目となる。

今回は、猫作家18人(組)が心なごませる存在として幅広い層に人気の猫をテーマに、個性あふれる作品を展示販売する。

ウイキペディアによると、「猫の日」は「猫の日実行委員会」が1987年に制定した記念日であり、「猫と一緒に暮らせる幸せに感謝し、猫とともにこの喜びをかみしめる記念日を」という趣旨で、2月22日が選ばれた理由は、猫の鳴き声の「にゃん、にゃん、にゃん」と日本語の2、2、2の語呂合わせにちなんだもので、全国の愛猫家からの公募によって決定した。

猫の日は世界各国で制定されており、ヨーロッパの多くの国が2月17日、ロシアは3月1日、アメリカが10月29日としている。また、動物愛護団体の国際動物福祉基金が2002年に決めた「International Cat Day (World Cat Day」が8月8日としている。

今回、出品するのは、創作人形の安藤友香さん、春日部張り子師の五十嵐俊介さん、工房「ねこども」を主宰する陶芸家の岡村洋子さん、「アトリエ・オク(atelier oku)」を主宰するジュエリーの奥平浩美さん、染色の春日粧(さやか)さん、日本画の北田浩子さん。

繊細なミニチュアを彫るミニチュア木彫りの小出信久さん、木目込人形と立体造形の小島美知代さん、粘土、立体作品のなつめみちこさん、九谷焼の東早苗さん、FRP造形のHISOKA(ヒソカ)さん、七宝、金工、トンボ玉の平林義教さんと平林利依子さんの夫婦。

絵画の布施和佳子さん、立体造形の細山田匡宏さん、立体アートと絵画、造形の宮内久美子さん、絵画・立体の目羅健嗣さん、創作人形の葉さん、御所人形の吉野光宝さん。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)まで。入場は無料。2月21日は休み。

「2020年」(9.ダブルの述懐<真鍋翔子(タロット占い師)>

【モハンティ三智江のフィクションワールド=2021年2月16日】タロット占い師として絶大な人気を誇るクマリこと、真鍋翔子の元に、特異な個人セッションの申し込みがあったのは、11月半ばのことだった。

還暦を超えた翔子は、北陸の小さな町で弟と2人暮らし、父母亡き後の生家を守っていた。
実は7年前の54歳まで、ネパールの首都カトマンズで現地人夫とともにゲストハウスを経営していたのだが、夫が心臓発作で急死したため、子供のいなかった翔子は、宿を畳んで永久帰国する決断に至ったのである。

26歳のとき、初めでインドに渡り、ついでに立ち寄っただけのネパールがひとしお気に入って、以後毎年のように通っていたが、常宿だったホテルのマネージャーと恋に陥り国際結婚、29歳のとき、現地に移住して、半年後、古い洋館を借りてゲストハウスをオープンしたのである。

5年後、新築移転した後は、日本人旅行者御用達のアットホームな宿として繁盛したが、25年間の経営歴に終止符を打って、夫と二人三脚で盛り立ててきたゲストハウスを手放すことにしたのだ。

4半世紀暮らしたカトマンズには、未練もあって、当初は単身で切り盛りしていくことも考えたのだが、当面実務を任せた夫の姉の息子にあたる甥に一時帰国中会計をごまかされ、気持ちが変わった。

外国籍の未亡人の弱みにつけ込む現地親族に業を煮やして、頼れる子供もいないことと、50代半ばという年齢を考慮して、建物を売却し、帰国することを決めたのである。

日本に帰っても、年金のあてもない自分は、実家に出戻って以降の生計手段も心配だったが、6歳下でいまだ独り身の弟に、「親が遺した金もいくらかあるし、姉ちゃん一人の食い扶持くらい何とかなるから、帰ってこいや」と勧められたのである。ぶっきらぼうな中にも姉思いの弟の温かい気持ちが伝わってきて、背中を押してくれたおかげで、迷いが吹っ切れた。

現地の不動産を処分したお金で贅沢しなければ、10年くらいは持ちそうだったし、一旦決断したら、あとは早かった。

実際には、売却代は現地通貨で、外貨の購入額には限度があったから、現地の銀行に預けておいて、年に1度カトマンズに渡り両替したドルを持ち帰らなければならなかった。

が、25年暮らした国だけに、愛着があって亡夫との想い出がいっぱい詰まった地であり、第2の母郷に戻るようで、年1度の渡航は、実家にいても、家事のほかは何もすることがない自分にとって、恰好の気分転換になった。

そんな渡航の一環で、首都のカトマンズから東に12キロ離れた古都バクタプルを再訪したとき、くすんだ淡紅色の煉瓦造りの中世の街並みで、5層の古刹(こさつ)がそびえ立つ広場の一角でカードを広げている占い師、魔法使いの婆のような黒衣に杖付きの老女と遭遇したのである。

風が渡り、首にまとっていたインド更紗の長いショールがふわりと舞い飛び、カードの上に落ちて、そのうちの1枚が地にこぼれた。

謝ってショールを引き上げ、去ろうとすると、しゃがれ声で呼び止められた。
「もしもし、マダム、フール、愚者のカードが出ておりましたぞ」
鷲鼻の老婆は、翔子のショールの裾が払い落とした1枚を持ち上げて見せた。

そこには、手に花を持った道化師が、崖っぷちから今にも飛び出しそうにブーツの片方が宙に踊り出していた。
「どうやら、冒険が始まりそうじゃの」
「冒険?」
「今まで見たことのない世界、マダムは、魔術師へと鮮やかな転身を遂げるだろう」
「ほれ、落ちた1枚の下、ここにマジシャンのカードも出ておる。人生の錬金術師になるお膳立ては整った」

翔子は苦笑して、出任せと信じなかったが、財布の口を開けて、紙幣を2枚しわくちゃの手に渡した。風のいたずらとはいえ、老婆の商売道具を乱した詫びと、謎めいた予知、まるで当たるとは思えなかったが、当たらぬも八卦へのお礼のつもりだった。

「ようく、聞くがいい。おぬしは、タロット占い師になるのじゃよ。ネパールの生き女神・クマリと名乗ってな。よければ、明日からでも指南してやろう」

クマリとは処女という意味で、ネパールの生き女神のことだ。数々の条件を満たした満月生まれの仏教徒の3、4歳の少女が厳選され、初潮を見るまで生き女神として、クマリの館に匿われ、君臨する。国王ですらひざまずかせる絶大なパワーを持ち、国の運命を予言するのだ。病気平癒や、願望を叶える幸運をもたらす女神として、人々の信仰心も篤い。

翔子も、旅行者時代カトマンズ市内のダルバール広場にあるクマリの館を訪れて、額から眉間にかけて赤い化粧を施した黒くつぶらな瞳の勝気そうな少女が窓から顔を覗かせるのを目撃したことがあった。何故、自分がそのクマリを名乗るのだろう。あまりにも、畏れ多いような気がした。

しかし、理由はわからないが、老婆の言葉が呪縛のように鼓膜に名残り、以後予定を変更して1週間、彼女の元に通い詰め、タロットの基本を学ぶことになる。それまで、カードには1度も触ったことがなかったのに、自分でもたまげるほど飲み込みが早く、たった7日間でほぼマスターしていた。まるで、海綿体が水を吸い込むような尋常でない神がかった吸収ぶりだった。

翔子はどうやら、生まれる前から、カードの知識を持っていたようである。多分、前世てマジシャン、タロットデッキを鮮やかに操る魔術師だったにちがいない。

最後に、老婆は「カードリーダー・クマリの誕生じゃ」と告知して、優秀な卒業生を祝うようにに、古来の美しいカードと、英語の指南書をプレゼントしてくれた。

そして、この旅から帰国した後、翔子は、タロット占い師として生まれ変わったのである。ネットで動画ばやりの昨今、ほかのカード占い師が発信している無料占いをいくつかピックアップして研究し、3日後には、自らの占い動画をアップしていた。

ブレークしたのは、ひと月後だった。怖いほどよく当たると大評判になって、視聴回数がうなぎ上りに増えていった。3カ月とたたないうちにミリオン超、登録者数も30万人を超えた。

人気が出るのに並行して、オンラインによる個人セッションも始めたが、クライアントが引きも切らす、押し寄せた。たちまち売れっ子カード占い師にのし上がった翔子こと、クマリは嬉しい悲鳴をあげた。

収入も、うなぎのぼりだった。夫に急死されたときのどん底の落ち込みからジェットコースターが上がるように急激に舞い上がったのである。もう2度とどん底に急落することのない頂点だった。

還暦を超えてこんな華やかな余生が待っていようとは。まさに生き女神・クマリ、神と崇められるほどのタロットクィーンへと華麗な転身を遂げたのだ。

興奮と喜びの一方で、クマリは妙なことに気づいていた。コメントをくれる視聴者の中に、妙に話の噛み合わない人が多々混じっていて、それはクライアントも同じで、ある日、はたと気づいた。

クマリの動画はどうやら、異次元にも流れているらしい。そのパラレルワールドでは、新種の疫病が大流行していて、世界中大混乱しているらしい。

まるで20年前こちらの世界で、一見風邪に似た症状の疫病、が、肺炎を併発するリスクが高く、はるかに危険な新種のウイルスがパンデミック(大流行)として、全世界を震え上がらせたように。ネパールに移住して12年目のこと、世界的に大混乱に陥った大事件、歴史的変事だった。

この2020年、あちらの世界では、こちらが20年前潜り抜けた悪夢を体験させられているらしい。今思い出しても、ぞっとする凶事だった。休業要請を強いられたカトマンズのホテル街は、客が途絶え、がら空きになった。国際線の停止で一時帰国もままならなかった悪夢のような2年間、どう乗り切ったのか、まだ40代だった自分と夫は、互いに励まし合いながら、大危機を乗り越え、ウイルスとの壮絶なバトルに打ち克ったのである。

あれと同じことが今パラレルワールドで起きていて、人々は不安と恐怖に陥(おとしい)れられている。周波数を合わせて、向こうのインターネットにアクセスすると、おびただしいウイルス情報であふれていた。

ああ、何たることだろう、並行世界で20年前の悪夢が繰り返されていようとは。こちらでは2000年に全世界を急襲した疫病が20年遅れて、あちらの世界で再現されているのだ。既に開発された安全の高いワクチンや特効薬を分けてあげたいくらいだ。

物理的にそれが不可能なら、せめて、自分の動画やセッションが、向こうの世界の人達の少しでも、慰めや安らぎになればと、クマリは思う。

そして、その日のセッションの相手は、その向こうの世界の依頼人からだった。行方不明の姉の所在について、占って欲しいというのだ。尋ね人の依頼は珍しくない。単にそれだけなら、ほかにも、これまで異次元のクライアントはいたし、驚くにあたらないことだった。

ディスプレイに映し出されたその男性を目の当たりにしたとき、クマリは驚愕した。弟と生き写しだったからだ。クマリは、いつも画面越しにクライアントに対峙するとき、ベネチアで買った仮面舞踏会用の美しいマスク、紫に金の縁取りのある黒い羽付きの仮面でカモフラージュすることを忘れない。でなかったら、クライアントの方も、卒倒してたろう。

なぜなら、クマリの素顔は、行方不明の姉にそっくりだったはずだから。

「姉はインドに、世界遺産の遺跡見学に行って、パンデミックによる都市封鎖に遭遇し、現地にとどまる羽目を余儀なくされたんですが、5カ月後、臨時便で帰国するとのメールをもらって、心待ちにしていたら、いっこうに戻らず、以降連絡も途絶えてしまったんです」
「私のことは、どこで知られましたか」
「インドのリシケシ在住のタロット占い師さんに教えてもらったんです」
梨沙クマールにちがいない。向こうの世界では、並み居る雑魚と一線を画して、深い読みをする、まともなカードリーダーだ。

まだ未熟だが、ピュアなハートが伝わってくるような、的を外れていない読みをする。いい加減な動画占いが多い中で、女王のクマリも合格点をあげられる能力の持ち主だった。

「お姉さんは、大丈夫ですよ。まもなく戻ってこられます。安心してください」

クマリは、今から3カ月ほど前、もう1人の自分が訪ねてきたことをくっきり思い出しながら、不安そうな姉思いのもう1人の弟に、鼓舞するように力強く告げた。口から出任せではない、カードに、飛ぶ少女と、飛行機が出たからだ。

近々、飛行機に乗って、何らかの衝撃で元の世界に戻っていくにちがいない。

もう1人の弟は、半信半疑だ。
「姉は今、どこにいるんですか」

ちょっとした間違いで、別次元の世界に飛んでしまったと言っても、もう1人の弟は信じないだろう。空間がワープして、裂け目からパラレルワールドにトリップしてしまったのだ。

未来を予知するカードリーダーの自分としたことがなんで、あのとき、気づかなかったのだろう。目の前に生き写しの自分を見たとき、反射的に恐れと嫌悪を抱いて退(しりぞ)けてしまったのだ。自分の存在が脅かされそうで怖かった。この世界の自分は唯一無二、私1人でいて欲しかった。

無意識裏に、パラレルワールドから来たもう1人の私と察知して、自己防衛本能が働いたから退けてしまったのかもしれない。

「お姉さんの名前と職業を教えて頂けませんか」
「真鍋翔子で、フリーの校正者です」
「そうですか。今頃、世界遺産の取材記事を書いておられるかもしれませんね」
「東京の出版社に勤めていた若い頃は、記事も書いていたようです」
「ライターとしても、優れた手腕をお持ちのようで。才能あふれるお方ですね。きっと戻ってらっしゃいますよ。信じて待っていてあげてください」
なじみ深い顔のクライアントは、腑に落ちない顔つきだったが、これ以上引き出すことは不可能と察したのか、黙り込んだ。

もう1人の自分が、還暦を超えても手に職を持ち、活躍していると思うと、誇らしかった。クマリも、若い頃編集者に憧れたことがあった。もう1人の翔子が、パラレルワールドでその果たせなかった願望を遂行してくれたのだ。

とっくに諦めたはずの夢が、並行世界で別の自分によって達成されていたと知ることは、胸が透くような喜びだった。知的職業についているダブル、影武者ともいうべき生き写しの分身を改めて、愛おしく思い、無事元の世界に戻れることを心から祈った。
(「2020年」はモハンティ三智江さんがインドで隔離生活を送る中、創作活動にも広げており、「インド発コロナ観戦記」とは別に、短編など小説に限定してひとつのタイトルで掲載します。本人の希望で画像は使いません)。

志門で「COVID19」展、阿津美知子、渡辺泰史ら55人

【銀座新聞ニュース=2021年2月15日】ギャルリー志門(中央区銀座6-13-7、新保ビル、03-3541-2511)は2月15日から27日までグループ展「『コロナの時代』 with/after COVID-19COVID-19・アーチストの視点」を開いている。

ギャルリー志門で2月15日から27日まで開かれるグループ展「『コロナの時代』 with/after(ウイズ・アフター)COVID-19」のフライヤー。

ギャルリー志門では2020年7月に「COVID(コビッド)-19・アーチストの視点」を開き、今回も緊急事態宣言下に「COVID-19」をモチーフにしたグループ展を開いている。

2019年11月に中国湖北省武漢市で発生し、その後、世界に蔓延している新型コロナウイルス(WHO=世界保健機構=が2020年2月11日に「COVID-19」と命名)により、1年以上にわたって、外出自粛要請の中で、55人の作家の新作を展示販売する。

また、今回も専用のサイトを設定し、全作品を自宅で観ることができるし、予約や購入もできる。

ウイキペディアによると、新型コロナウイルス(COVID=コビッド-19)は2019年12月に中国湖北省武漢市で発生し、ヒトに感染することによって発症する気道感染症である。多くの場合、無症状または風邪様症状を伴う軽症で自然治癒するが、重症では急性呼吸窮迫症候群や敗血症、多臓器不全を伴う。

日本では、2020年時点で新型コロナウイルス感染症と呼ばれ、感染症法に基づいて強制入院などの措置を取ることができる指定感染症(2類感染症相当)に指定され、「新型インフルエンザ等対策特別措置法」上も期限付きで新型インフルエンザ等とみなされ、日本国政府が緊急事態宣言を発令できるようになった。

2019年12月に中国湖北省・武漢市で初めて検出され、一般に武漢市から世界各地に感染が拡大(パンデミック)したと考えられているが、スペインのバルセロナ大学によると2019年3月採取の廃水から新型コロナが検出され、イタリアの国立がん研究所の研究によると2019年9月に採取した同国での肺がん検査受診者の血液中から新型コロナウイルスの抗体が検出されており、武漢市で報告された症例より以前から世界にウイルスが広まっていた可能性が2020年3月時点で指摘されている。

中国政府は、ウイルスは輸入冷凍食品に付着していたものと主張し、国営メディアを使って「新型コロナの起源は中国」との見方を否定する情報の拡散を続けている。この中国側の主張について世界保健機関 (WHO) は、食品や包装のどちらも新型コロナウイルスの感染経路だとは見られていないとの見解を示し、西側諸国の研究機関も中国が主張の論拠とする論文に懐疑的な見解を示している。

アメリカのジョンズ・ホプキンス大学によると、2月12日現在、世界で1億0732万3085人が感染し、感染者数が多い10カ国はアメリカが2728万5135人、インドが1085万8371人、ブラジルが965万9167人、英国が399万6833人、ロシアが396万8228人、フランスが344万4888人、スペインが302万3601人、イタリアが266万8266人、トルコが255万6837人、ドイツが231万1297人となっている。日本はNHKによると、クルーズ船を入れて41万0943人になっている。

出品者は青木みのりさん、阿津美知子さん、石黒喜子さん、板谷うたさん、磯崎式子
さん、磯部隆さん、一ノ瀬智恵乎さん、稲垣三郎さん、今井聖子さん、内田信さん。

遠藤克巳さん、尾崎悦子さん、小野木たみ子さん、園城寺建治さん、甲斐めぐみさん、加藤静加さん、神戸光昭さん、喜屋武貞男さん、楠本恵子さん、熊井恭子さん。

黒田薫さん、栗田成己さん、黒田薫さん、小谷明美さん、小鶴幸一さん、サカイトシノリさん、坂本好夫さん、佐々順子さん、さとうのりこさん、柴野純子さん。

塩飽和子さん、杉山英子さん、硯川秀人さん、田島環さん、田辺修さん、出店久夫さん、沼田直英さん、服部朋子さん、羽鳥戴白さん、萩原いく代さん。

廣光芳枝さん、藤田真理さん、藤貫喜由子さん、舩坂芳助さん、三木祥子さん、三田宏行さん、箕輪香名子さん、宮下泉さん、森川敬三さん、柳川貴司さん。

わかなみえさん、わだまさとさん、渡辺悟さん、渡辺泰史さん。ゲストとして渡辺豊重さんも出品する。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)。日曜日は休み。HP(https://g-simon.seesaa.net/)から注文できる。

丸善日本橋でつかはらゆきこがバッグ展、プライスプリット等

【銀座新聞ニュース=2021年2月14日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は2月17日から23日まで3階スパインスペースでつかはらゆきこさんによる「マフラーとバッグ展」を開く。

丸善・日本橋店で2月17日から23日まで開かれるつかはらゆきこさんの「マフラーとバッグ展」に出品されるマフラー、バッグ類。

織物作家のつかはらゆきこさんがインドで古くから伝わる「プライスプリット(ply-split)」技法をはじめ、織り、ニットなどの技法を使って制作した、暖かな色合いのマフラーや、リバーシブルで色や柄をかえて楽しめるバッグなどを展示販売する。

「アート&クラフト・フォーラム(ART&CRAFT forum)」によると、プライスプリット(撚り割り)技法は撚(よ)りひもの撚りを割り、そのすき間に撚りひもを通しながら平面をつくる技法で、インド西北部の砂漠地帯の牧畜民がラクダの腹帯づくりのために考え出したテキスタイル技法とされている。織り、編み、組み構造の要素と重なりながら、さらに撚り特有の作用が加わることで表現の幅が広がるという。

この技法については1980年頃より欧米の研究者による調査が行われ、1998年に僻地に5回も入って直接学んだ技法を網羅した、ピーター・コリングウッド(Peter Collingwood)さんが「テクニック・オブ・プライスプリット・ブレイディング(The Techniques of PLY-SPRIT BRAIDING)」を出版したことで広く知られるようになった。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は15時)まで。

サニーヘルス、自作の栄養素豊富な骨スープで美肌、美腸を

【銀座新聞ニュース=2021年2月13日】健康食品、美容商品、化粧品などの販売会社、サニーヘルス(中央区八重洲2-1-6、八重洲kビル、03-6701-3000)はこのほど、レポート「美肌・美腸には骨のスープ『ボーンブロス』が効果的」を発表した。

ボーンブロスは今や専門店やカフェなどで購入でき、スープなのでテイクアウトのような形で提供され、歩きながらでも飲める。

体調の改善やダイエットに効果のあるヘルシーなスーパーフードとして注目されているのが「ボーンブロス(bone broth)」。ボーンブロスとは鶏ガラや牛骨など長時間煮込まれた骨のスープで、ニューヨークを中心にアメリカで人気を博し、日本でも一部のカフェなどで取り入れられ始めている。どのような効果があるのか、自宅で作ることのできるレシピもあわせて紹介する。

●「ボーンブロス」とはどんなもの?
鶏や牛など動物の骨を使ったスープは古くからあるが、今注目されている理由としては、健康上の多くのメリットがあると考えられているためで、アメリカでは美意識の高い人やヘルシー志向の人たちの間で人気になっている。

ボーンブロス専門店やカフェなどで購入することができ、スープでありながらもコーヒーのテイクアウトのような形で提供され、歩きながらでも飲める手軽さとスタイリッシュさが受けている。

また、より手軽に安価に購入するなら、アメリカでは粉状になったボーンブロスをお湯に溶かして飲むインスタントもある。スーパーで販売されており、大人気となっている。

●ボーンブロスがもたらす健康効果とは?

ボーンブロスは鶏ガラや牛骨などを長時間煮込んだ骨のスープで、さまざまな野菜を入れることで、自分の味覚にあったスープにできる。

ボーンブロスは、鶏や牛だけに限らず、豚、羊、鹿、魚などさまざまな動物の骨を煮込んで作ることができる。長時間煮込むことで骨に含まれる成分が溶けだし、栄養価の高いヘルシーなスープとなる。

動物の骨には多くの成分が含まれており、使用する骨の種類にもよるが、ボーンブロスには以下の栄養素が含まれていると考えられている。

〇さまざまなミネラル
カルシウム、マグネシウム、カリウム、リン、その他の微量ミネラルが多く含まれている。これらは人間の骨を構成したり、強化したりするために必要なミネラルかつ、ダイエットにも大きく関わっている栄養素だ。

〇コラーゲン
コラーゲンは骨、腱、靭帯に存在するタンパク質で、ボーンブロスとして煮込まれる間にコラーゲンはゼラチンへと分解され、体に吸収されやすくなる。コラーゲンはタンパク質の一種で、皮膚の再生に効果があるという研究があり、床ずれの治療にも取り入れられている成分という。

〇コンドロイチン、グルコサミン
関節の痛みを和らげるサプリメントに使われていることで知られる、「コンドロイチン」と「グルコサミン」。ボーンブロスには、軟骨に含まれる天然化合物であるグルコサミンとコンドロイチンも含まれている。多くの国の研究により、グルコサミンとコンドロイチンは、関節痛を軽減し、変形性関節症の症状を軽減するのに役立つことがわかっている。

〇グリシン、アルギニン
ボーンブロスに含まれるアミノ酸である「グリシン」や「アルギニン」には、抗炎症作用がある。特にアルギニンは、慢性的な炎症のケアに効果があるとされている。グリシンは他に、リラックス効果や睡眠の質をよくすることに役立つ。

〇グルタミン
アミノ酸の1種で、腸壁の機能を維持するはたらきをし、腸内環境をよい状態に保つ。

●ボーンブロスの取り入れ方・レシピ

でき上がったボーンブロス。胃腸を休ませたい時、ダイエットをしたい時など、ボーンブロスの効果を得たい時は、毎日200ccから250㏄を飲むようにする。

美肌や美腸のため、胃腸を休ませたい時、ダイエットをしたい時など、ボーンブロスの効果を得たい時は、毎日200ccから250㏄のボーンブロスを飲む。

日本では現在のところ、ボーンブロスを簡単に手に入れることができるわけではないので、自分で作ることで続けやすくなる。一度にたくさん作って、冷蔵または冷凍するのがおすすめだ。冷蔵なら5日、冷凍の場合は1カ月程度で使い切るようにしたい。1、2人分ほどの小さめの容器で保存すると加熱しやすい。

●ボーンブロスの作り方

普通のスープの作り方との違いは、はじめに酢を加えること。この工程は重要で、酢が骨の成分を溶け出させてくれる。酢の種類は好みで何でもいいが、酸が強くなくマイルドな風味のリンゴ酢が使いやすい。

材料(作りやすい分量)
水(4リットル)、リンゴ酢(大さじ2、30cc)、鶏、豚、牛、魚などの骨(約1キロから2キロ)、塩、こしょう(それぞれ適量)。

1)すべての材料を大きな鍋に入れ沸騰させる。鍋に入りきらなければ材料をすべて半量にする。

2)沸騰したら弱火にして、12時間から24時間煮込む。長く煮込むほど骨から成分が溶けだし、よりおいしく、栄養価も高くなる。

3)ボーンブロスを冷まし、固まった脂肪を取り除いて完成する。

野菜、ハーブ、スパイスなどを加えて風味を変化させることもできる。ニンニク、生姜、玉ねぎ、長ねぎ、セロリ、ニンジン、ローリエ、タイム、八角など、好みの野菜やスパイスを入れる場合は1)の段階で追加する。

この基本のボーンブロスをそのまま飲んでもよいし、スープ(出汁)としても利用することができる。ボーンブロスに野菜や豆を入れてミネストローネにしたり、カレーの水分に使ったりと、アレンジが可能という。

使用する骨は、もし手に入るのであれば、できるだけ健康的な環境で育った動物の骨が好ましい。鶏や豚なら放し飼い、牛はグラスフェッド(牧草飼育)などがよい。じっくり煮込んで、体によい成分を抽出したい。

ボーンブロスは、食べすぎたあとのリセットとして食事代わりに飲むのにもぴったりで、1回飲んですぐに効果が得られるものではないので、まずは続けてみてほしい。