ヴァニラで立花奈央子らアイドル女子レスラー展

【銀座新聞ニュース=2018年3月12日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は3月13日から25日まで合同写真展「アイドル×レスラー展」を開く。

女子プロレスラーと写真家のコラボ写真展で、女子プロレスは兼業アイドル、声優、格闘技出身者、異業種からの転身者など「さまざまな背景を持った個性的なレスラーがぶつかりあい、怒涛の盛り上がりを見せて」(ヴァニラ画廊)いるという。

この女子プロレス「ブーム」は、「日本社会の日常風景として定着したアイドルブームとひじょうに親和性がよく、二つの異なる社会現象の相乗効果で、レスラーたちの個性はさらに輝きを増して」いるとしている。

こうした肉体と精神を切磋琢磨しつづける若手女子レスラーたちに、気鋭の6人の写真家が密着し、「その知られざる側面に迫り、モデルの魅力を最大限に引き出し撮影した」作品を展示する。

写真家はカツミリナさん、鈴木ゴータ(すずき・ごーた)さん、鈴木武(すずき・たけし)さん、女装写真家の立花奈央子(たちばな・なおこ)さん、浮花(ふうか)さん、山本華漸(やまもと・かざん)さん。

今回、モデルとなったのは全員が現役の女子プロレスラーで、「プロレスリングウェーブ(WAVE)」所属の飯田美花(いいだ・みか)さん、フリーの伊藤麻希(いとう・まき)さん、「プロレスリングウェーブ」所属の桜花由美(おうか・ゆみ)さん。

「プロレスリングウェーブ」所属の大畠美咲(おおはた・みさき)さん、プロレス団体無所属だが、「東京女子プロレス」に参戦しているフリー(芸能事務所「スターレイプロダクション」所属)の上福(かみふく)ゆきさん、「魔界(MAKAI)」所属の志田光(しだ・ひかる)さん。

「アイスリボン」所属のジュリア(じゅりあ)さん、「アイスリボン」所属のテキーラ沙弥(てきーら・さや)さん、「東京女子プロレス」所属ののどかおねえさん、「アイスリボン」所属の藤本(ふじもと)つかささん、

「東京女子プロレス」所属の山下実優(やました・みゆう)さん、「アイスリボン」所属の雪妃真矢(ゆきひ・まや)さん、「プロレスリング我闘雲舞」所属の里歩(りほ)さん。

ウイキペディアによると、女子プロレスはアメリカでは1930年代末には女性プロレスラーが存在して男性プロレスラーによるプロレス興行の中で試合を行っていたといわれている。

日本においては1948年2月に東京都三鷹市の小さな道場にて進駐軍相手の興行としてはじめられており、力道山(りきどうざん、1924-1963)がプロレスを始める前には存在している。

当時の女子プロレスは主な試合会場が芝居小屋やキャバレーやストリップ劇場などで、試合も対戦相手のガーター(下着)を奪い合う(ガーターマッチ)と言った、お色気を強調したものであり、現在の女子プロレスとはかなり違うので、これを「プロレス」と呼ぶべきかは意見が分かれている。

また、「ガーターマッチ」を女子プロレスと定義した場合、日本人最初の女子プロレスラーはボードビリアンのパン猪狩(ぱん・いがり、1916-1986)とコメディアンのショパン猪狩(しょぱん・いがり、1926-2005)のきょうだい、猪狩定子(リリー猪狩、いがり・さだこ、1916-1986)といわれている(猪狩定子は全日本女子プロレスの記念興行で「日本人最初の女子プロレスラー」とされることから女子プロレスの殿堂入りとして表彰されている)。

しかし、力道山の「プロレスは女にできるものではない」という意向で圧力がかかり、1950年に警視庁から禁止令を出されている。1954年11月19日に在日米軍慰問のために訪れた世界チャンピオンの女子プロレスラー、ミルドレッド・バーク(Mildred Burke、1915-1989)、メイ・ヤング(Johnnie Mae Young、1923-2014)ら当時の全米トップ女子選手を招いて蔵前国技館を始めとした大会場にて興行を行い、満員の観衆を集め大反響を呼んだ。

それまでのお色気を強調したものから現在の女子プロレスに近い形ができあがった。1955年9月10日と11日、両国メモリアルホールで「全日本女子プロレスリング王座決定トーナメント」が開かれてパン猪狩&田山勝美(たやま・かつみ)組が女子タッグ初代王者となる。また記録映画として「赤い激斗」が制作された。

これを機に複数の団体が乱立したが、これらは「日本女子プロレス」に統合され、最終的には現在の興行形態を作った「全日本女子プロレス」(1968年設立、2005年に解散)が女子プロレス団体として勝ち残り、後に「ビューティ・ペア」(ジャッキー佐藤=じゃっきー・さとう、1957-1999=とマキ上田=まき・うえだ、1959年生まれ=さんのペアで、1976年から1979年まで活動)の登場により女性ファンの人気を集め、それ以降も「クラッシュ・ギャルズ」(長与千種=ながよ・ちぐさ=さんとライオネス飛鳥=らいおねす・あすか=さんによるペアで、1984年に結成し、1990年まで活動)などスター選手が女性の人気を得た。

1990年代に入り「ユニバーサル・プロレスリング」や「ウィング(WING)プロモーション」と業務提携を結んだ全日本女子が提供試合をしたことで、男性ファンから注目を集めて「FMW女子部」と全日本女子の対抗戦が契機となり全日本女子を中心に団体対抗戦が東京ドームなど大会場で行われるほどの人気を得、クラッシュ・ギャルズ以来の女子プロレスブームが起こり、女子プロレス単体でゲームソフトが発売されるほどだった。しかし、現在は女子単独団体の場合、後楽園ホールでの興行がビッグマッチとなる程度の規模にまで縮小しているという。

会期中、女子プロレスラーと写真家によるトークイベントを開く。作家とモデルによる作品の解説やみどころ、撮影秘話まで語る。トーク後は会場限定ブロマイドへのサイン会を開く。参加費はいずれもワンドリンク付で2000円。ヴァニラ画廊のHPから申し込む。

16日19時30分から山本華漸さんと伊藤麻希さんが対談する。

21日17時30分から立花奈央子さん、里歩さん、「プロレスリング我闘雲舞」の代表、さくらえみさんが出演する。

23日19時30分からカツミリナさんと山下実優さんが対談する。

開場時間は12時から19時(土・日曜日、祝日は17時)まで。入場料は500円。会場では展覧会限定カタログを販売する。

丸善丸の内でカンガ、ティンガティンガ等「東アフリカ」展

【銀座新聞ニュース=2018年3月11日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は3月14日から28日まで4階洋書売り場で「AFRICA POP 2018」を開く。

丸善・丸の内本店で3月14日から28日まで開かれる「アフリカポップ(AFRICA POP)2018」に出品される作品。

アフリカ関連の商品を扱っている「ポレポレオフィス」(江東区古石場3-11-13、03-3642-4016)が企画しているアフリカの衣類などを紹介するイベントで、東アフリカの1枚布「カンガ」や黒檀彫刻などのアフリカ布やタンザニアのポップアート「ティンガティンガ」作品、東アフリカの芸術、生活文化はじめ、毎日の生活を彩るバッグ、アクセサリー、日傘などの雑貨を展示販売する。

「カンガ(KANGA)」とは、東アフリカ、タンザニアやケニヤの女性が着用している1枚布で、19世紀後半に東アフリカ沿岸のスワヒリ社会の中で、巻き衣として発展し、20世紀になって、スワヒリ社会の社会構造変化や東アフリカ一帯の社会経済変化に伴って、広く一般に愛用されている。

カンガの元となった布の模様が「ホロホロチョウ(スワヒリ語でkanga)」だったことからカンガと呼ばれるようになった。

素材は木綿100%、サイズは約160×110センチで、1枚布を1枚、あるいは2枚組み合わせて、いろいろに使う。スワヒリの格言などがプリントされていることが多い。東アフリカでは古くから、マサイ族に見られるような肩口で1枚布を結んで垂らしたり、マントのように着たりした。ワンピース型、ブラジャー型、ヘッドバンド型、巻きスカート型、ケープ型など使用法は多岐にわたり、洋服との兼用も珍しくないという。

ウイキペディアによると、「ティンガティンガ (Tingatinga)」は、1960年代にタンザニア・ダルエスサラームにおいて、エドワード・サイディ・ティンガティンガ (Edward Saidi Tingatinga、1932-1972) が生み出したポップアートの手法で、主に動物や植物などの自然が描かれる。「ティンガティンガ絵画」ともいう。

当初は、マゾニットと呼ばれる建築資材にエナメルペンキで描かれた、日常生活の傍らとしての芸術であったが、専門的な絵画教育を受けていない素朴な技法が評価された。創始者のエドワードが40歳のときに、警官に誤射され不慮の死を遂げた後も、同じ手法や画風を継ぐ弟子たちによって描かれ、世界中に広まっている。日本でもインターネットを利用した通信販売などの手段で入手できる。

「黒檀(エボニー)」はアフリカのタンザニアのマコンデ族が黒檀を使った彫刻を制作しており、「マコンデ彫刻」と呼ばれる。「黒檀」はピアノや家具などに使用されるひじょうに重くて硬くて、加工しにくい材料で、芯材の部分が黒いため、マコンデ彫刻は黒く磨かれた作品が多く、独特な風合いを特徴としている。

ポレポレオフィスは織本知英子(おりもと・ちえこ)さんが1994年にカンガの魅力に気づき、1995年にカンガ使い方読本「カンガマジック101」を自費出版し、カンガの輸入販売をはじめた。1996年に通販会社フェリシモでカンガと本を販売し、1997年に旧新宿三越店でカンガ展を開き、1997年にカンガ写真集「カンガセイイング」を刊行、その後各地でカンガ展や講演会を開いている。1998年に「カンガに魅せられて」、2006年に写真集「カンガコレクション」、2014年にタンザニアでカンガ写真集を出版した。

織本知英子さんは2005年に民族学博物館共同研究員、2009年に文化学園大学ファッション研究機構共同研究員などを務めている。「ポレポレ(pole pole)」とはスワヒリ語で「ゆっくりゆっくり」という意味だ。

開場時間は9時から21時(最終日は17時)。

サニーヘルス、座り方を変えるとスタイルがよくなる

【銀座新聞ニュース=2018年3月11日】健康食品、美容商品、化粧品などの販売会社、サニーヘルス(中央区八重洲2-1-6、八重洲kビル、03-6701-3000)はこのほど、レポート「座り方に気を付けるだけでスタイルアップ!」を発表した。

座り方をよくすると、それだけで体型に変化をもたらす。普段から美しい座り方を心掛けることで、スタイルがよくなる。

イスに座る際に、座り方に気を付けている人はどのぐらいいるだろうか。他人の目がある公共の場では気を付けていても、1人の時は気が緩んで脚が開いている人も少なくないのではなかろうか。さすがに大股開きとまではいかなくても、ひざとひざとが離れ気味の人や猫背の人がたくさんいる一方で、姿勢がよく座り姿が美しい人は素敵に見える。

座るという日常的な動作だからこそ、毎日のちょっとした心掛け次第で体型に変化をもたらすので、普段から美しい座り方を心掛けたい。そこで今回は、同性からも憧れられるような見た目にも美しい座り姿勢をマスターして、スタイルアップをめざす座り方を紹介する。

1)イスの中心で「坐骨」を立てて座る
深くイスに腰掛けずに、真ん中あたりに骨盤を立てて座る「坐骨座り」をする。その時に背もたれに寄りかからないようにする。坐骨は骨盤の下にあり、座ったときにイスの座面に触れる部分で、坐骨がイスの座面に直接当たるように座ることで自然と背筋が伸び、理想的な姿勢が保たれる。

浅めに腰掛けて上半身を背もたれに寄りかかると「仙骨座り」になってしまう。この仙骨座りは腰の骨が曲がり腰椎(ようつい)に負担がかかり、骨盤が後傾し開いてしまうだけでなく腰を痛める原因にもなる。もし、背もたれに寄りかかるなら、仙骨座りにならないようにお尻から背もたれにくっつくように深く座り、背筋を伸ばして座るようにする。

2)あごを軽く引くようにする
背中が丸くなった猫背だと、あごを前へ突き出したような状態になってしまう。見た目が悪いだけでなく、腹筋や背筋を使わない姿勢のため、「ぽっこりお腹」になりやすい姿勢でもある。あごを軽く引き、頭は上からまっすぐに引っ張られているようなイメージで、頭頂部から腰までを一直線にするつもりで座るようにする。

3)足を揃える
つい脚を組んでしまう癖がついている人も多いが、意識的に改善するように心がけたい。足を組んで座ると、背骨をまっすぐに保ちにくいので猫背になりやすいし、股関節や骨盤周りの筋肉に左右で歪みが生じる、血流が悪くなる、O脚、X脚の原因になるなど、多くのデメリットがある。

また、脚が開いた状態で座るのもよくない。男性ならまだしも、女性で脚を開いて座るのは見た目もあまりよいものではなく、スカートならなおさらだ。ひざとかかとが離れずに閉じていることで姿勢がよくなり、骨盤も閉じた状態を保つことができるし、ももの内側の筋肉の引き締めにもつながる。

ノエビア画廊で紫舟「立体書画」展

【銀座新聞ニュース=2018年3月10日】持ち株会社ノエビアホールディングス(兵庫県神戸市中央区港島中町6-13-1)傘下の中堅化粧品メーカー、ノエビア(東京本社・中央区銀座7-6-15、03-5568-0300)の運営するノエビア銀座ギャラリー(中央区銀座7-6-15、ノエビア銀座ビル1階)は3月12日から6月8日まで紫舟さんによる個展「書、立体への挑戦」を開く。

ノエビア銀座ギャラリーで3月12日から6月8日まで開かれる紫舟さんの個展「書、立体への挑戦」のフライヤー。

書家で大阪芸術大学教授の紫舟(ししゅう)さんが「文字に意思を吹き込み、新たな命を与えた作品は唯一無二のもの」(ノエビア)で、今回は書の立体彫刻「翔」をはじめ、江戸時代の画家、伊藤若冲(いとう・じゃくちゅう、1716-1800)や江戸琳派の絵師、鈴木其一(すずき・きいつ、1795-1858)にインスパイアされて描いた絵と文字を融合させた書画、浮世絵の輪郭線を彫刻で立体化した作品など、「書」を平面から解放し、立体へと挑戦した作品を展示する。

ウイキペディアなどによると、紫舟さんは愛媛県四国中央市生まれ、6歳より書道をはじめ、小学生の頃に8段に認定され、大阪外国語大学を卒業、神戸のアパレルメーカーに入社、3年目に退職し、書家に転じ、京都府、奈良県で書の研さんを積み、2001年7月に初めて個展を開き、2003年に奈良にアトリエを構え、2004年11月に東大寺にある東大寺整肢園の壁画を手がけ、2005年に東京に移り、書の作品展の他、テレビ番組や書籍、映画などの題字などを手がけ、2010年にNHK中央放送番組審議委員(2014年まで)などを務めた。

2010年4月より放送されたNHK大河ドラマ「龍馬伝」題字を担当、10月にパシフィコ横浜で開かれた「APEC Japan 2010」の会議ロゴを手がけ、2012年1月、スイス・ダボス会議「JAPAN」ロゴを担当、8月に伊勢神宮第62回「式年遷宮」(2013年10月2日と5日)にあたり、「祝御遷宮」を揮毫して奉納、10月に経産省「クールジャパン(Cool JAPAN)」ロゴを担当した。2011年には東日本大震災復興支援で行われたロックユニット「コンプレックス(Complex)」のライブテーマ「日本一心」の書を手がけた。

2010年に第5回「手島右卿(てしま・ゆうけい、1901-1987)賞」、2012年にフランス「ラバル・ビルチュアル(Laval Virtual)2012」で設計芸術文化賞、2013年にG1新世代「リーダーアワード」を受賞、2014年にフランス国民美術協会(ソシエテ・ナショナル・デ・ボザール)「日本代表アーティスト」に選ばれ、同協会のサロン展で最高位賞となる審査員賞金賞とフランス国民美術協会金賞(S.N.B.A金賞)を受賞、2015年にミラノ国際博覧会日本館「展示・デザイン部門金賞」などを受賞している。2014年1月にサンフレッチェ広島のチームスローガン「全力」を担当した。

また、2017年の紫舟作品展(愛媛県美術館)には、秋篠宮文仁親王(あきしののみや・ふみひとしんのう)と紀子妃(きこひ)、今上天皇・美智子皇后(みちここうごう)が鑑賞に訪れている。

開場時間は10時から18時(土・日曜日、祝日は17時)まで。入場は無料。

銀座三越で「素焚糖」スイーツ、13店が開発

【銀座新聞ニュース=2018年3月9日】中堅製糖メーカーの大東製糖(千葉県千葉市美浜区新港44、043-302-3108)は3月20日まで銀座三越(中央区銀座4-6-16、03-3652-1111)地下2階の食品売り場で「ギンザ 素焚糖スイーツ・ステータス」を開いている。

3月20日まで銀座三越で開かれている「ギンザ 素焚糖スイーツ・ステータス」で売られているスイーツ。

銀座三越に出店している「フレデリック・カッセル」など13店が大東製糖が販売している特別な砂糖「素焚糖(すだきとう)」(ブランド名は「ナピネス(Napines)」)を使って考案したスイーツを販売している。

参加している店とスイーツは、フレデリック・カッセルが素焚糖とパッションフルーツ、ラム酒を使った「サヴァランアマミ(AMAMI)」(1個税込756円)、ロイスダールが軽い食感と、バターの味わいがするリーフパイ「素焚糖リーフパイ」(6枚で1080円)、銀座ふるやが生地と中身のあんや求肥にまで素焚糖を使ったどら焼き「素焚どら」(1個270円)。

王様堂本店が国産のもち米生地を揚げ、素焚糖と粉糖をまぶした桜のモチーフのおかき「素焚糖おかき」(90グラム432円)、銀座松崎煎餅が素焚糖と北海道産小麦の風味が感じられる生地に仕上げた三味胴「素焚糖三味胴」(8枚1620円)、銀座鹿乃子が素焚糖を使った白餡を柔らかな桜の葉で包み、直火窯で炊きあげた豆やフルーツをトッピングした「素焚糖餡の桜あんみつ」(1個519円)。

大東製糖が販売している「素焚糖」。ミネラルが豊富といわれている「三温糖」を上回るミネラル含有量で、同じ「分蜜糖」に分類されている。

彩果の宝石が素焚糖で作り上げたゼリーをミルク、スイート、ホワイトの3種のチョコで包み込んだ「チョコレートゼリー」(2個918円)、パティスリーモンシェールが素焚糖を使った堂島ロールのクリームとビスキュイ、甘酸っぱいイチゴをもちもちのクレープで包んだ「素焚糖のハッピーポーチ」(1個486円)。

菓乃実の杜が素焚糖のキャラメルムースとバニラババロアを組み合わせ、サクサク食感のホワイトチョコがけのフィヤンティーヌがアクセントになっている「ジョリ・パピオン」(1個486円)、銀座甘楽が北海道の契約農園で作る小豆を使用した粒餡を、素焚糖を使った皮でふんわりはさんだ「黒糖どら焼き」(1個207円)。

モロゾフがこだわりのプリンを素焚糖を使用し、風味豊かでやさしい味わいに仕上げた「素焚糖のカスタードプリン」(1個378円)、デザートカフェ ネストイズが素焚糖を使ったミルクプリンと、素焚糖のカラメルソースと燕の巣を合わせた「素焚糖プリンと燕の巣 素焚糖のカラメルソースと」(1個3996円)。

ウイキペディアによると、サトウキビの茎を細かく砕いて汁を搾り、その汁の不純物を沈殿させて、上澄み液を取り出し、煮詰めて結晶を作る。煮詰めてできた結晶と結晶にならなかった溶液(糖蜜)の混合物を遠心分離機にかけて粗糖を作る。粗糖の表面を糖蜜で洗った後、さらに遠心分離機にかけて、結晶と糖蜜を分ける。その結晶を温水に溶かし、不純物を取り除き、糖液にする。それを煮詰めて結晶を生じさせ、真空状態のもとで糖液を濃縮する。結晶を成長させた後、再び遠心分離機にかけて、現れた結晶が砂糖となる。

一方、テンサイの根を千切りにし、温水に浸して糖分を溶け出させて、その糖液を煮詰め、濾過して不純物を取り除く。真空状態のもとで糖液を濃縮し、結晶を成長させた後、遠心分離機にかけて現れた結晶が砂糖である。

「築地鰹節の伏高(ふしたか)」によると、砂糖は製法の違いにより、含蜜糖と分蜜糖(ぶんみつとう)に分けられる。まずはサトウキビやテンサイなどの原料作物を搾った汁を煮詰めて結晶化し、遠心分離器にかけて糖の結晶(糖分)と糖蜜(蜜分)に分け、その結晶が原料糖になる。

この原料糖を製糖工場が仕入れ、2次加工して砂糖製品を作る。このため、市販の砂糖の大半は原材料名に原料糖と表示されている。原料糖から作るのではなく、サトウキビやテンサイの搾汁から、直接、製品に加工される砂糖は製造量全体の20%以下で、中でも、煮詰めるだけで、糖と蜜を分離しないで製造される「波照間の純黒糖」のような砂糖は全体の0.5%以下にすぎない。

この原料糖はサトウキビやテンサイの産地で作られており、国内では鹿児島県(種子島、奄美諸島など)や沖縄県、北海道だが、国産の原料糖は日本で使われている原料糖の10%で、残りの90%はオーストラリア、タイ、南アフリカから輸入されている。つまり、日本で販売されている砂糖の約75%は外国産の原料から作られていることになる(原料作物から直接、砂糖に加工された製品もある)。

サトウキビやテンサイを搾った汁は、1)糖分、2)蜜分、3)水分の3つの成分に分けることができる。糖分とは「ショ糖」(わずかに還元糖も含まれる)のことで、砂糖の甘さの源になる。蜜分はカルシウムやカリウムなどのミネラルで、うまみやコクの源となる。

原料糖の約97%が糖分、約3%が蜜分で、原料糖そのものは茶褐色の結晶で、舐めると甘いが、上白糖より甘さは控えめとしている。糖蜜は100%蜜分で、褐色のシロップ状の液体で、見た目は黒蜜のようにみえるが、実は舐めると苦い。

分蜜糖は精製糖とも呼ばれる砂糖で、原料糖を精製し、純度が高い糖分だけを結晶化した砂糖をいう。高純度の砂糖なので、クセがなく、甘さが強い。上白糖、三温糖、グラニュー糖、ザラメなどがこの分蜜糖になる。

含蜜糖は、蜜分を残して仕上げた砂糖で、含蜜糖の代表格は沖縄の純黒糖だ。サトウキビの搾汁を煮詰めて作るので、サトウキビの蜜分がほぼそのまま黒糖にとどまり、その蜜分により純黒糖は甘みの中にコクとうまみがある風味豊かな砂糖に仕上がる。舐めると苦い蜜分がそのまま含まれているので、時として塩気を感じるほどに強いコクがあり、香りも強い。

素焚糖は原料糖から作るが、原料糖に含まれている蜜分を、ほぼそのまま残しているので含蜜糖に分類される。沖縄の純黒糖に含まれる蜜分は、総量の10%から15%で、素焚糖は約3%。蜜分が残っている素焚糖なので、上白糖や三温糖に比べ、風味豊かな自然の甘さの砂糖で、しかも純黒糖に比べてクセのない優しい味の砂糖に仕上がる。サラサラした粉状の砂糖なので、通常の砂糖と同様に手軽く使える。

大東製糖によると、素焚糖は奄美諸島産さとうきび原料のもつミネラルと風味、おいしさを素のまま、焚きあげた砂糖で、やさしい甘さで、そのまま食べられるし、どの素材も引き立てるので、三温糖と同じく、あらゆる料理に使えるとしている。

素焚糖と三温糖の主要栄養成分を比較すると(100グラムあたり)、エネルギーはおよそ380キロカロリーとほぼ同じで、カリウムが素焚糖212ミリグラム(三温糖13ミリグラム)、カルシウムが素焚糖39.8ミリグラム(同6ミリグラム)、マグネシウムが素焚糖14.8ミリグラム(同2ミリグラム)、ナトリウムも素焚糖77.1ミリグラム(同7ミリグラム)。

たんぱく質も素焚糖0.3グラム(同微量)、リンも素焚糖4.7ミリグラム(同微量)、鉄分も素焚糖0.48ミリグラム(同0.1ミリグラム)と素焚糖の方がミネラル分が豊富としている。大東製糖では2002年に発売して以来、毎年販売量が3割増としている。

11日15時から「ギンザ(GINZA)ティー」を開く。ティーインストラクターが「おいしいミルクティーの淹(い)れ方」講座を開き、紅茶のいれ方を解説する。

営業時間は10時30分から20時。