丸善日本橋で井崎正治「木工品」展、城崎月甫、中矢嘉貴、加藤洋介も

【銀座新聞ニュース=2019年7月23日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は7月24日から30日まで3階ギャラリー特設会場で井崎正治さんによる「あそびのかたちと木の仕事展7」を開く。

丸善・日本橋店で7月24日から30日まで開かれる井崎正治さんとなかまたちの「あそびのかたちと木の仕事展7」に出品される作品。左が加藤洋介さん、右が井崎正治さん。

「工房塩津村(こうぼう・しおつむら)」(愛知県蒲郡市竹谷町東作間35-1、0533-67-3759)を主宰する木工作家の井崎正治(いざき・まさはる)さんが、草花を飾った会場で、家具、木彫、版画、漆のうつわ、照明器具や木の小物などを展示販売する。丸善・日本橋店での「あそびのかたちと木の仕事展」も2019年で7年目になった。

また、今回も石川県金沢市で制作する城崎月甫(きざき・つきほ)さん、「木もの ナカヤ(NAKAYA)」(静岡県富士宮市内野540、0544-54-2201)を主宰する中矢嘉貴(なかや・よしたか)さん、「エコーズ・ファーニチャ(ECHOES furniture)」(愛知県蒲郡市竹谷町迫38-3、0533-75-6651)を主宰する加藤洋介(かとう・ようすけ)さんの3人の木工作家も出品する。

井崎正治さんは1948年愛知県蒲郡市生まれ、15歳より木工ろくろの技術を主とする工房で修業し、1971年に23歳で独立、「工房塩津村」を設立、食器や家具をはじめ、彫刻、絵画など幅広く制作している。長野県にある旅館「三水館」などの建築空間も手掛けている。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日17時)まで。

大丸有、行幸通りで打ち水に、盆踊り、のど自慢も

【銀座新聞ニュース=2019年7月23日】環境省や不動産業界国内2位の三菱地所(千代田区大手町1-1-1、大手町パークビル、03-3287-5100)などで構成される「大手町・丸の内・有楽町 夏祭り2019実行委員会」は7月26日に行幸通りで「大手町・丸の内・有楽町 夏祭り2019『丸の内 de 打ち水』『東京丸の内盆踊り』」を開く。

7月26日に行幸通りで開かれる「丸の内 de 打ち水」の過去の開催風景。

毎年夏に恒例となっている丸の内など「大丸有地区」で開かれる夏祭りで、15年目を迎える「打ち水」をはじめ、盆踊り、「丸の内のど自慢大会」を開く。

26日17時30分から「丸の内デ(de)打ち水」を実施する。「大丸有地区」で働くおよそ1000人がビル内の施設でためた雨水をろ過した中水800リットルを使って、道路にまいて温度を下げる。

「打ち水」は、江戸時代の庶民の知恵「打ち水」がヒートアイランド現象に対してどのような効果を持つのか、決められた時間にみんなでいっせいに打ち水をして、その効果を検証する、という壮大な社会実験として、2003年から国や地方自治体が中心となって「打ち水大作戦」としてスタートした。「大丸有地区」では2019年で15年目を迎える。雨水や2次利用水、飲用できない下水再生水などを活用している。

同じく行幸通りに「祭やぐら」を設置して開かれる「東京丸の内盆踊り2019」。画像は2018年の」開催時の風景。

19時から丸ビル1階マルキューブで、「丸の内のど自慢大会」を開く。予選を勝ち抜いた大丸有地区の就業者10人がステージで歌唱を中心としたパフォーマンスを披露し、「大・丸・有歌ウマNO.1」を決める。

18時から21時まで行幸通りに高さ5メートルの「祭やぐら」を設置して「東京丸の内盆踊り2019」を開く。従来は丸ビル1階マルキューブと丸ビル外構部に設置してきたが、2016年から行幸通りにやぐらを設置し、浴衣姿の総勢100人の踊り手が音楽に合わせて踊りを舞う。また、東京駅丸の内駅舎もライトアップされる。

今回は「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌「残酷な天使のテーゼ」を和太鼓アレンジした「残酷な天使のテーゼ マツリスピリット(MATSURI SPIRIT)」を流して、盆踊りを披露する。当日は、一般の人もその場で踊りの輪に参加できる。

会場には丸の内エリアに店舗を構える飲食店16店舗の屋台も登場する。牛すじ煮込みカレー、レモネード、タピオカドリンク、北海道牛の串焼き、焼きそば、四川風スパイシー唐揚げ、宇治抹茶かき氷、たこ焼き、ガバオライス、フレンチフライ、汁なし担々麺、そば茶プリン、お好み焼き、とりもも炭火焼きなどの屋台が出店する。また、射的、ヨーヨー釣りなどの縁日ブースも出る。

また、当日は14時から21時まで丸ビル8階の丸ビルコンファレンススクエアで、浴衣を持参すると着付けを無料サービスする。また、税込2000円で浴衣のレンタルもある。

ウイキペディアによると、「残酷な天使のテーゼ」は歌手の高橋洋子(たかはし・ようこ)さんの11枚目のシングルで、1995年10月25日にスターチャイルドから発売された。1995年10月4日から1996年3月27日にかけてテレビ東京系列(TXN)で放送されたテレビアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のオープニング曲としてつくられた。

2007年からのアニメ映画「エヴァンゲリヲン新劇場版」で再び注目を集め、日本音楽著作権協会 (JASRAC) における著作権使用料分配額(国内作品分配額ベスト10)が2007年度に総合7位、2008年度に総合8位、2009年度は総合3位に入り「JASRAC賞銅賞」、2010年度には総合1位で「JASRAC賞金賞」を受賞した。

その後も2013年度の総合5位、2018年度の総合9位にランクインしている。カラオケでも常にトップ5(2012年時点)に入り、2012年5月には日本レコード協会より着うたフルで75万DL達成が認定され、先に達成していたインターネット配信プラチナ(25万DL)と合わせて、フル配信での100万DLを達成している。その後2014年1月に着うたフルとインターネット配信を統合して「シングルトラック」として認定するよう変更されたため、2014年1月に正式にミリオン(100万DL)認定された。

丸善丸の内で笹倉鉄平「情景画と風景画」展

【銀座新聞ニュース=2019年7月22日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は7月24日から30日まで4階ギャラリーで笹倉鉄平さんによる「光の情景画家-笹倉鉄平の世界展-100の絵画を一堂に」を開く。

丸善・丸の内本店で7月24日から30日まで開かれる「笹倉鉄平の世界展」に展示される「心静まる」。

「光の情景画家」といわれる笹倉鉄平(ささくら・てっぺい)さんは「人と自然への優しい思いを絵筆にのせて描」いており、今回は「美しい情景画」と「心和む風景画」の版画計100点を展示販売する。

ウイキペディアによると、笹倉鉄平さんは1954年兵庫県生まれ、1977年に武蔵野美術大学商業デザイン科を卒業、広告制作会社のイラストレーターとなり、1980年に退職し、フリーとして活動をはじめる。主に森永製菓のパッケージイラストをおよそ10年間担当し、1987年から毎日新聞カラー別刷版に月1回連載し、1990年に東京・青山で初の個展を開き、1991年にシルクスクリーンによる作品を発表、1992年にオランダで開催された花の万博「フロリアード 1992」の記念版画を制作、2000年に「株式会社アートテラス」を設立した。

2001年にイタリア・フィレンツェに架かる1345年に完成された古い橋「ポンテ・ヴェッキオ(Ponte Vecchio)」を描いた作品「祝福」がイタリア・フィレンツェにある「日本文化経済交流協会」の公認作品となり、2004年と2005年にイタリアで個展、2007年に油彩、水彩、スケッチなどを展示する個人美術館「ちいさな絵画館」(兵庫県西宮市能登町11-17、0798-75-240)を設立、 2008年にパリと京都で「日仏交流150周年」などを記念して個展を開いている。

28日14時から笹倉鉄平さんによるサイン会を開く。笹倉鉄平さんの画集、DVD、作品のいずれかを購入すると、サインをもらえる。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)まで。

「ドラゴンクエスト」、佐藤健、有村架純ら初日挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年7月22日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は8月2日にTOHOシネマズ日比谷スクリーン12(千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル地下)で「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」の声優による舞台あいさつを開く。

8月2日から一般公開される「ドラゴンクエスト ユア・ストーリーアルキメデスの大戦」((C)2019「DRAGONQUEST YOUR STORY」製作委員会(C)1992 ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SPIKE CHUNSOFT/SQUARE ENIX All Rights Reserved.)。

2日18時30分の回上映前に、総監督で脚本を手掛けた山崎貴(やまざき・たかし)さん、監督の八木竜一(やぎ・りゅういち)さん、花房真(はなふさ・まこと)さんをはじめ、主人公の少年「リュカ」役の佐藤健(さとう・たける)さん、リュカの幼馴染で2つ年上の少女「ビアンカ」役の有村架純(ありむら・かすみ)さん、ラインハット王国の第一王子「ヘンリー」役の坂口健太郎(さかぐち・けんたろう)さん。

リュカの父親「パパス」役の山田孝之(やまだ・たかゆき)さん、パパスの召使い「サンチョ」役のケンドーコバヤシ(けんどー・こばやし)さん、魔界のエビルマウンテンに住まう大魔王で、王の中の王「ミルドラース」役の井浦新(いうら・あらた)さん、パパスの妻でグランバニア王妃「マーサ」役の賀来千香子(かく・ちかこ)さん、原作者で監修を手掛けた堀井雄二(ほりい・ゆうじ)さんが舞台に登場してあいさつする。

「ドラゴンクエスト」は1986年5月27日に発売された「ドラゴンクエスト」を第1作とする、コンピュータRPGを基盤とする多分野に渡るシリーズで、主にゲームデザイナーの堀井雄二さんを中心に制作され、スクウェア・エニックス(旧エニックス)が発売している。2018年時点で、メインとなるRPGシリーズ累計出荷数と配信数は7600万本を超えている。2014年6月には「最も長く続いている日本のRPG」としてギネスブックに掲載されている。

「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」は「ドラゴンクエスト」の5作目で、1992年9月に発売された「ドラゴンクエスト5(V)天空の花嫁」を原案に3DCGアニメ映画化された。総監督に山崎貴さん、監督に八木竜一さんと花房真さんと「スタンドバイミー(STAND BY ME)ドラえもん」を手がけたスタッフが結集し、オリジナルゲームの生みの親である堀井雄二さんが監修、「ドラクエ」テーマ曲などを手掛けた作曲家のすぎやまこういちさんが音楽を担当した。

物語は少年リュカがゲマ率いる魔物たちに連れ去られた母マーサを取り戻すため、父パパスと旅を続けていた。しかし、道中での魔物たちとの激闘により、パパスはリュカの目の前で非業の死を遂げてしまう。

それから10年後、故郷に戻ったリュカは「天空のつるぎと勇者を探し出せば、母を救うことができる」と書かれた父の日記を発見。パパスの遺志を受け継ぎ、冒険へと旅立つ。次々と立ちはだかる試練の数々、ビアンカとフローラをめぐる究極の選択など、リュカの壮大な冒険が描かれる。

八木竜一さんは1964年東京都生まれ、1987年に「白組」に入社、CMのデジタルマット画やゲームムービーのCGディレクションに携わり、2002年に「クロックタワー3」や「バイオハザード0」のCGディレクター、2004年にゲーム「鬼武者3」のCGディレクターを担当し、オープニングムービーが2004年度のシグラー(SIGGRAPH)のエレクトロニックシアター(Electronic Theater)で入選した。

2006年にNHK教育「うっかりペネロペ」の演出、2007年にフジテレビ系「もやしもん」の3DCG監督、2011年に「フレンズ(friends)もののけ島のナキ」で山崎貴さんと共同監督、2014年に「スタンドバイミー(STAND BY ME)ドラえもんで」でも山崎貴さんと共同監督を務め、第38回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞などを受賞した。

花房真さんは1970年岡山県生まれ、1992年に「白組」に入社、ゲームソフト「鬼武者」シリーズや「バイオハザード」シリーズでゲームムービーのアートとCGディレクターとして携わり、SCEのゲームソフト「ルールオブローズ」ではゲーム内のアートディレクションやデザインを務め、オープニングムービーはアヌシーや広島などの国際アニメーション映画祭にノミネートされた。「スタンドバイミー(STAND BY ME)ドラえもんで」でアートディレクションや、キャラクターや背景、ひみつ道具のデザインなどの美術全般を取りまとめた。

チケットは応募フォームからの抽選販売(50席)と、チトッケぴあを通じた初日舞台挨拶特別抽選販売(https://w.pia.jp/s/dqmovie19og/)があり、応募フォームからの抽選販売は24日12時締め切り。料金は一般1900円、大学生、専門学生1500円、高校生、3歳から中学生まで、障がい者1000円、シニア1200円。

チトッケぴあによる抽選販売は29日11時締め切りで、料金は一般2100円、大学生、専門学生1700円、高校生、3歳から中学生まで、障がい者1200円、シニア1400円。

編集注:「山崎貴」の「崎」は正しくは右側の「大」は「立」です。

「俺の」店で松阪牛とウニを原価で

【銀座新聞ニュース=2019年7月21日】銀座を中心に「俺の」シリーズ店などを展開している「俺の株式会社」(中央区銀座8-5-6、中島商事ビル、03-5537-2630)は7月22日から8月31日まで「俺の割烹 銀座本店」(中央区銀座8-8-17、伊勢万ビル、03-6280-6948)など全39店で「松阪牛・うにの原価じゃぶじゃぶ祭り」を開く。

7月22日から8月31日まで「俺の割烹 銀座本店」など「俺の」シリーズ全39店で開く「松阪牛・うにの原価じゃぶじゃぶ祭り」のイメージ画像。

松阪牛を29頭を購入する一方で、うにも独自に調達し、それぞれの店で異なるメニューを原価で提供するとしている。また、同じく「プレミアムビールと南イタリアワインフェア」も開き、コロナやヒューガルデンなどのプレミアムビールを1本500円(いずれも税別)で提供する。マンガ「神の雫」の登場人物イタリアチョースケのモデルとなった本間敦(ほんま・あつし)さんと「俺のシリーズ」のソムリエが選んだ南イタリアワインを各店で2種類ずつ、グラス680円、ボトル3500円で販売する。

銀座地区では、1丁目が「俺のイタリアン 東京」(中央区銀座1-8-19、KIRARITO GINZA、03-5579-9915)では「A5ランク松阪牛の炙り温製カルパッチョ」(1980円)、「殻付きウニのコンソメジュレ添え」(980円)、「俺のフレンチ 東京」(中央区銀座1-8-19、KIRARITO GINZA、03-6264-4921)では「A5ランク松阪牛2種類のロースト 水茄子とコンディメント添え」(2480円)、「A5ランク松阪牛 夏のポトフ」(1580円)。

3丁目では「俺のベーカリー&カフェ(Bakery&Cafe)松屋銀座裏」(中央区銀座3-7-16、銀座NSビル、03-6263-2985)では「A5ランク松阪牛ローストビーフサンド」(1833円)、4丁目では「俺の焼肉 銀座4丁目」(中央区銀座4-10-10、銀座山王ビル、03-6260-6537)では「A5ランク松阪牛特選5種盛合せ」(300グラム、5980円)。

5丁目では「俺のベーカリー&カフェ(Bakery&Cafe )東銀座歌舞伎座前」(中央区銀座5-13-19、デュープレックスタワー5/13、03-6264-2602)で「A5ランク松阪牛ローストビーフサンド」(1833円)、「A5ランク松阪牛ローストビーフ丼うにだれ」(2111円)、「そば 俺のだし ギンザ(GINZA)5」(中央区銀座5-1番先、銀座ファイブ、03-6274-6894)では「松阪牛のローストビーフ」(1980円)、

7丁目では「俺のうなぎ」(中央区銀座7-5-5、長谷第一ビル、03-6274-6093)で「A5ランク松阪牛ひつまぶし」(4000円)、「おでん 俺のだし」(中央区銀座7-6-6、ギンザメトロビル、03-3571-6762)では「A5ランク松阪牛と生ウニの炙り」(3980円)。

8丁目では「俺の割烹 銀座本店」(中央区銀座8-8-17、伊勢万ビル、03-6280-6948)で「A5ランク松阪牛赤身焼き」(1980円)、「雲丹(うに)オマール海老(えび)ゼリーがけ」(780円)、「銀座しまだ」(中央区銀座8-2-8、高坂ビル、03-3572-8972)では「A5ランク松阪牛焼き」(2500円)、「ステーキ 俺のグリル 銀座並木通」(中央区銀座8-6-18、銀座カレラ弐番館ビル、03-6228-5913)では「A5ランク松阪牛低温ローストビーフ」(980円)。

「俺のフレンチ 銀座コリドー街」(中央区銀座8-3-12、GINZA須賀ビル、03-3573-2215)では「A5ランク松阪牛のグリル」(2980円)、「俺のイタリアン JAZZ」(中央区銀座8-3-11、和恒ビル、03-6280-6266)では「A5ランク松阪牛のタリアータ」(1980円)、「俺のスパニッシュ」(中央区銀座8-3-12、GINZA須賀ビル、03-6274-6637)では「A5ランク松阪牛とウニ Wでとろける極上『ウニク』」(1480円)。

「9丁目」では「俺のやきとり 銀座9丁目」(港区新橋1-5-6、銀座第三誠和ビル、03-6274-6864)で「A5ランク松阪牛炙り肉寿司」(2貫、580円)、「俺の焼肉 銀座9丁目」(港区新橋1-5-6 銀座第三誠和ビル、03-6274-6653)では「A5ランク松阪牛特選5種盛合せ」(300グラム、5980円)。

ウイキペディアによると、「神の雫(かみのしずく)」は、亜樹直(あぎ・ただし)さんの原作、オキモト・シュウさんの作画で2004年から2014年までマンガ誌「モーニング」(講談社)に連載されたマンガで、単行本は44巻分が刊行された。2015年5月28日発売の同年26号から、続編「マリアージュー神の雫 最終章」が連載されている。

2009年1月から3月まで日本テレビ系「火曜ドラマ」枠でドラマ化され、2009年7月に料理本のアカデミー賞といわれる「グルマン世界料理本大賞」の最高位の賞である”殿堂”をパリで受賞した。2010年1月にフランスのワイン専門誌「ラ・ルビュー・ド・バン・ド・フランス」が「今年の特別賞」(最高賞)に原作者の亜樹直さんと作画のオキモト・シュウさんを選出した。

「神の雫」に出てくる本間長介(ほんま・ちょうすけ)のモデルが東急百貨店吉祥寺店でシニアワインアドバイザーとして勤務していた本間敦さんとされており、本間敦さんも自らの著書に「本間チョースケ」というペンネームを使っている。

ウイキペディアによると、「俺の株式会社」は「ブックオフコーポレーション」の創業者・坂本孝(さかもと・たかし)さんが2007年にブックオフコーポレーションを退社した後、2009年に「バリュークリエイト株式会社」を設立し、飲食業に参入した。

当初は串焼き店を営業していたが、野村証券元エクイティ・ソリューション部長の安田道男(やすだ・みちお)さんらを加え、2011年に東京・新橋に「俺のイタリアン新橋本店」を開店、「俺のフレンチ」をはじめとした「俺の」を冠する立食の飲食店業態を相次いで開店し、2012年11月に「俺のフレンチ・俺のイタリアン株式会社」(後に「俺の株式会社」に社名変更)を設立し、飲食店事業を承継させた。

信用調査会社によると2013年10月期は30億8600万円、2014年は74億1900万円を売り上げたが、元「シェ松尾」総料理長から「俺の」のシェフに転身した取締役の能勢和秀(のせ・かずひで)さんが2015年3月に辞任、同年5月に副社長だった安田道男さん、6月に店舗開発担当で専務の森野忠則(もりの・ただのり)さん、7月に和食担当の取締役、島田博司(しまだ・ひろし)さんが相次いで辞任した。

2016年7月時点で、「俺の」シリーズ34店舗(うち海外3店舗)、その他3店舗の計37店舗を展開するが、国内店舗のおよそ半数が銀座地区に集中しており、特に銀座8丁目だけで8店舗を構えている。2016年11月を新橋本店を閉店、同月、恵比寿に「俺のベーカリー&カフェ」を開店している。

「俺の株式会社」は一流のレストランの料理人を招き、高級食材を使いながらもリーズナブルな価格で料理を提供している。立席をメインとすることにより客の収容数を高めると同時に回転を速めて、低価格を実現した。

これによって薄利多売が可能になり、ドリンク(特に酒)を安く仕入れることもあって、「俺のイタリアン」では「原価率40%」以上、「俺のフレンチ」では飲食業界としては異例の「原価率60%」以上(中には100%を超える商品も)でも利益を生み出すビジネスモデルを確立している。現在、社長は寺崎悦男(てらさき・えつお)さんで、坂本孝さんは会長を務めている。

営業時間は原則として平日16時(土・日曜日、祝日15時)から23時。店舗によってはランチ営業もしており、各店舗に確認を。