フード協、外食5月も32%減、少し回復、洋風FFが堅調

【銀座新聞ニュース=2020年6月26日】一般社団法人「日本フードサービス協会」(港区浜松町1-29-6、浜松町セントラルビル、03-5403-1060)は6月25日に5月の「外食産業市場動向調査」(全店ベース)を発表した。

ゼネラル・オイスター(中央区日本橋茅場町2-13-13)は7月5日まで「エミットフィッシュバー GINZASIX」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3575-1540)など17店で「カキ料理 堪能 食べ放題」を開いている。生カキ(真ガキ)、素焼き、フライ、酒蒸しなど20種類のカキ料理が120分食べ放題で4980円(税別)。プラス1980円で飲み放題もつけられる。2日前までの予約制。

5月は、新型コロナウイルスの影響により深刻な事態が続いた。4月に発令された「緊急事態宣言」は5月14日には39県で解除され、大阪圏は21日、東京圏は25日まで解除が延期されたことで、多くの外食店舗では営業時間の短縮や臨時休業が続いた。解除後も繁華街立地、夜の時間帯、休日などでは客足の戻りは鈍く、5月の外食全体の売上高は前年比32.2%減と3カ月連続のマイナスで、4月より少し回復したものの大幅な減少となった。

「持ち帰りの有無」と「休業店舗の多少」が、業態間の明暗を分け、テイクアウトに強みのあるファーストフード(FF)では好調なところのある一方で、休業せざるを得ず、持ち帰り対応に不向きな飲酒業態などは4月に続き、壊滅的な打撃を受けた。

なかでも、パブ・ビアホールは前年比95.9%減、居酒屋は同88.5%減、ディナーレストランは同71.5%減、喫茶は同66.8%減といずれも大幅な減少が続いた。

全業態で5月の店舗数は同1.4%減、客数が同37.5%減、客単価が同8.5%増だった。

5月の業態別の売上高では、ファーストフード(FF)が商業施設立地の店舗で休業するところもあったが、多くは時間短縮の中で営業を続け、他業態に比べ、従来よりテイクアウト、宅配、ドライブスルーなどの「持ち帰り」需要が強みとなり、宣言解除後の店内飲食の回復もあり、全体では同9.3%減と3カ月連続で下回ったものの、一桁台のマイナス幅にとどまった。

特に「洋風」は、4月以上に持ち帰り需要が伸び、売上高は同10.9%増と前年を大幅に上回った。「麺類」は、商業施設立地店の休業などが影響し、同49.4%減となった。「和風」と「持ち帰り米飯・回転寿司」は、持ち帰り需要の下支えがあり、同15.2%減、10.0%減と減少幅が縮小した。

ファミリーレストラン(FR)が同49.4%減と3カ月続けてマイナスだった。多くは時間を短縮して営業を続け、持ち帰り需要を取り込むためにテイクアウトやデリバリーを強化するなどの強化も行われたが、店内飲食が中心の業態のため、売上全体をカバーするほどの効果はなかった。

「中華」はテイクアウト・デリバリーを強化し、同25.8%減、「洋風」は同51.9%減、「和風」が同59.5%減、「焼肉」は休業店舗が徐々に再開し、同49.1%減と少し戻した。

パブ・居酒屋業態は同90.0%減と4カ月続いてマイナスだった。飲酒業態は、多くの店舗が休業し、一部でテイクアウトやランチ営業を行う店舗もあったが、宣言解除後に店を再開しても、外出自粛が続く中、ほとんど集客できない店もあった。「パブ・ビアホール」も「居酒屋」も壊滅的な状況だった。

ディナーレストランも営業時間などの制限で休業する店舗も多く、同71.5%減と4カ月続けて下回った。

喫茶は同66.8%減と4カ月続けてマイナスだった。店舗の休業に加え、ビジネス街立地の店舗では再開後も集客が振わなかった。

日本フードサービス協会の統計は会員が208事業者数(2020年4月191、3月203、2月205、1月188、2019年12月191、11月186、10月187、9月189、8月188、7月192、6月193、5月192、4月197、3月196、2月199、1月199、2018年12月197、11月202、10月201、9月199、8月190、7月194、6月200、5月204、4月207、3月200、2月195、1月192)。

店舗数が3万8059店(3万7982店、3万9165店、3万9662店、3万5001店、3万5583店、3万5342店、3万5005店、3万5237店、3万5544店、3万5390店、3万5617店、3万5646店、3万5763店、3万5798店、3万6467店、3万6659店、3万6637店、3万6567店、3万6380店、3万6602店、3万6572店、3万6524店、3万6689店、3万7232店、3万6843店、3万6759店、3万6359店、3万6197店)が対象。

内訳はファーストフードが54社(50社、53社、55社、49社、52社、50社、52社、51社、52社、52社、55社、57社、56社、57社、57社、56社、58社、57社、60社、57社、59社、61社、61社、60社、59社、55社、54社)、2万1703店(2万1821店、2万1552店、2万2261店、1万8957店、1万9369店、1万9273店、1万9217店、1万9118店、1万9275店、1万9131店、1万9326店、1万9370店、1万9461店、1万9444店、1万9913店、2万0219店、1万9954店、1万9990店、1万9844店、2万0086店、2万0001店、2万0024店、2万0163店、2万0603店、2万0023店、2万0571店、1万9689店、1万9768店)。

ファミリーレストランが56社(54社、55社、55社、50社、50社、50社、51社、49社、49社、49社、52社、50社、52社、50社、57社、52社、53社、52社、52社、51社、52社、50社、53社、52社、54社、56社、52社、52社、50社)、1万0753店(1万376店、1万395店、1万534店、9556店、9601店、9667店、9338店、9569店、9646店、9578店、9749店、9667店、9629店、9622店、9838店、9770店、9814店、9847店、9759店、9848店、9778店、9848店、9921店、9911店、9875店、1万0061店、9187店、9946店、9773店)。

パブ・居酒屋が35社(32社、36社、35社、34社、33社、32社、31社、34社、31社、34社、35社、31社、33社、33社、33社、32社、33社、32社、34社、33社、32社、30社、33社、34社、34社、33社、32社、31社)、2332店(2476店、2849店、2771店、2326店、2254店、2253店、2198店、2401店、2312店、2366店、2335店、2317店、2366店、2395店、2378店、2296店、2388店、2335店、2393店、2381店、2241店、2193店、2271店、2361店、2245店、2467店、2247店、2202店)。

ディナーレストランが32社(26社、28社、29社、26社、27社、26社、25社、26社、25社、26社、23社、25社、26社、25社、25社、26社、25社、26社、26社、26社、23社、23社、24社、25社、26社、26社、26社、27社)、1182店(1114店、1177店、1071店、983店、1046店、1032店、991店、988店、1006店、911店、991店、997店、1003店、999店、1010店、1007店、1013店、1012店、1010店、959店、999店、1004店、999店、1000店、1002店、978店、1017店)。

喫茶が16社(14社、15社、14社、13社、13社、12社、12社、13社、15社、14社、13社、13社、13社、15社、14社、14社、14社、16社、16社、14社、15社、15社、15社、15社、17社、16社、16社、16社)、1886店(2004店、2049店、1876店、2042店、2048店、1856店、2020店、2040店、2041店、2037店、2038店、2040店、2033店、2062店、2057店、2063店、2062店、2064店、2054店、2059店、2061店、2097店、2081店、2130店、2239店、2229店、2227店、2164店)。

外食産業(上場企業)の売上高上位4社の5月の既存店売上高は1位のゼンショーホールディングス(すき家、国内店舗数1938店)が同9.2%減と3カ月続けてマイナス、2位のすかいらーく(全グループ、国内外店舗数3269店)が同53.4%減と6カ月続けてマイナス、3位の日本マクドナルド(国内店舗数2905店)が同15.2%増と2カ月続けてプラス、4位のコロワイド(全グループ、国内外2710店)が同39.9%減と3カ月続けてマイナスだった。

インド、最高裁が山車祭に中止命令、州政府が催行を嘆願(24)

【モハンティ三智江のインド発コロナ観戦記=2020年6月26日】6月20日で、ロックダウン(都市封鎖)も91日、3カ月を超えたことになる。よくもまあ、一歩も敷地内から出ない軟禁生活が持ったものよと、自分の耐久力に我ながら驚くが、ひとつにはやはりヨガの威力が大きい。まさに、ヨガ様様様、だ。

当地プリーの名物、恒例の山車祭は、23日予定通り催行されるのだろうか。最高裁の中止命令で、岐路に立たされ、延期の噂も流れている。

さて、現在、インド全土の感染者数は39万5000人(死者1万2948人)、新規に1万3586人と1日の感染者数がまたしても記録更新、南インドでワーストのタミルナドゥ(Tamil Nadu)の州都チェンナイ(Chennai)は、ロックダウンを再発令することを余儀なくされた。

このコロナ下の混乱時、どさくさに紛れて、国境(ラダック=Ladakh=地方東部。1962年の印中国境紛争時後の停戦ライン、Line Of Control=LOC、管理ライン)では印中が小競り合い、インド側の兵士20人が死亡したとの速報が15日、コロナトピックスを差し置いて、メディアの巻頭を飾った。

経済がらみの代替戦争か?なにやらきな臭い模様である。インドはこの混乱に乗じて、世界各国から非難の矢が集中している中国を出し抜いて、製造業で踊り出ようとの色気をちらつかせているのだ。モディ(Narendra Damodardas Modi)首相のメイド・イン・インディア作戦だが、インド製はまだまだ粗悪で、世界に通用する品質とはとうてい思えない。

それはさておき、6月末以前に感染者数が50万人突破することは間違いないが、3カ月以上も完全封鎖を強いられたせいで、当初の緊張や警戒が緩み、急上昇していく一途の数字を見てもまったくパニックに陥らず、神経が麻痺してしまったようだ。いちいち反応していては身が持たないとの、防衛本能も働いているのかもしれない。

山車祭時、メインテンプル内の聖所から、寺外の山車へと担ぎ出される主神、ユニバース・ロード(宇宙の主)、ジャガンナート様、化身のひとつが仏陀で、異教徒の日本人にも親しみやすい。

当オディッシャ州(Odisha)も5000人に達する勢いで増えているのだが、人口4600万人の比率から見ると、人口77万人の我が故郷・福井県が122人で収束したので、7000人から8000人は許容範囲かと見越している。とはいえ、このまま歯止めがかからないと、来月末には1万人に達しそうな懸念も出てきた。ただし、死者数は11人とインド一僅少だ。

さて、そんな中、23日行われる予定だった当地名物・山車祭が、最高裁が15日に中止命令を発したことで、危うい雲行きになってきた。オディッシャ州政府ならびに寺院管理委員会は即座に控訴、名高いヒンドゥ巡礼地、プリータウン(Puritown)を完全封鎖して、町外からの信者の流入を阻止する強化案を提示した上で、ステイオーダーを解除するよう嘆願中であるが、結果はどうなるかわからない。

何せ、このお祭りはいったんキャンセルされると、その後12年は開けないという慣例がある。もし、今回、キャンセルされると、284年ぶりの中止という歴史的事件となり、そういう意味からいっても、古来の伝統行事のキャンセルという由々しき事態になる。

プリー地方は現在までに200人以上の感染者が出ているが(そのほとんどが移民労働者)、プリータウンはグリーンゾーンなので、祭催行でアウトサイダーの流入を防げないと、感染者数が一気に増えることが懸念されているわけだ。

三位一体神が祀られた3台の巨大な山車を、メインテンプルのジャガンナート(Jagannath)寺院から、3キロ離れた生誕寺院・グンディチャテンプル(Gundicha Temple)まで引いていくには、500人から600人の信徒が必要とかで、威勢よく掛け声をあげながら引っ張っていく力仕事だけに、飛沫感染リスクは避けられず、在外住民としては安全を期して中止してもらいたいと思ってしまうが、事はそんな簡単な話でなく、4大聖地の歴史的伝統行事なので、関係者はなんとしてでも催行に持ち込みたいと必死なのだ。

強行して、感染激増の手に負えない事態になったら、どう責任をとってくれるんだと、在留邦人で異教徒の私など声を大にして訴えたいが、大勢に無勢、多分敢行されてしまうのだろうとの予測はついている。

私事では、5日後に息子の帰省を控え、準備にあわただしい昨今である。

(「インド発コロナ観戦記」は「観戦(感染)記」という意味で、インドに在住する作家で「ホテル・ラブ&ライフ」を経営しているモハンティ三智江さんが現地の新型コロナウイルスの実情について書いており、随時、掲載します。モハンティ三智江さんは福井県福井市生まれ、1987年にインドに移住し、翌1988年に現地男性(2019年秋に病死)と結婚、その後ホテルをオープン、文筆業との二足のわらじで、著書に「お気をつけてよい旅を!」(双葉社)、「インド人には、ご用心!」(三五館)などを刊行しており、感染していません。

また、息子はラッパーとしては、インドを代表するスターです。13億人超と中国に次ぐ世界第2位の人口大国、インド政府は3月24日に全28州と直轄領などを対象に、完全封鎖命令を発令し、25日0時から21日間、完全封鎖し、4月14日に5月3日まで延長し、5月1日に17日まで再延長、17日に5月31日まで延長し、31日をもって解除しました。これにより延べ67日間となりました。ただし、5月4日から段階的に制限を緩和しています。

6月25日現在、インドの感染者数は47万3105人、死亡者数が1万4894人。すでにイギリスを抜いて、アメリカ、ブラジル、ロシアに次いで4位になっている。州別の最新の数字の把握が難しく、著者の原稿のままを載せています。また、インドでは3月25日から4月14日までを「ロックダウン1.0」とし、4月14日から5月3日までを「ロックダウン2.0」、5月1日から17日までを「ロックダウン3.0」、18日から31日を「ロックダウン4.0」、6月1日から「アンロックダウン(Unlockdown)1.0」と分類していますが、原稿では日本向けなので、すべてを「ロックダウン/アンロックダウン」と総称しています。

ただし、インド政府は5月30日に感染状況が深刻な封じ込めゾーンについては、6月30日までのロックダウンの延長を決め、著者が住むオディシャ州は独自に6月末までの延長を決めています。この政府の延長を「ロックダウン5.0」と分類しています)

ソラシドエアが8月、9月に羽田と沖縄線、片道1万200円から

【銀座新聞ニュース=2020年6月25日】「九州・沖縄の翼」、全日空系のソラシドエア(宮崎県宮崎市大字赤江、宮崎空港内宮崎空港ビル)は6月26日9時30分から東京(羽田)と沖縄(那覇)線の臨時便を発売する。

ソラシドエアが6月26日9時30分から発売する東京と沖縄線の臨時便のフライヤー。8月と9月の限定便に使える。

ソラシドエアが8月と9月に羽田発着便の沖縄線(那覇空港)26便を臨時運航する。羽田発は8月が8日から16日まで(10日を除く)、5時50分発と7時55分発(8日は2便、ほかは1便)を、9月は19日から23日(21日を除く)まで5時50分発の1日1便を運航する。

那覇空港発は8月が7日から15日まで(9日、10日を除く)、21時発、12時30分発(8日と14日は2便、ほかは1便)、9月は18日から22日(20日を除く)まで21時発の1日1便を運航する。

通常運賃(片道)は大人で4万1200円から4万4500円、ソラシアカード割で1万5300円となっている(ほかにさまざまな運賃がある)。今回は最安運賃が1万200円で、設定座席数には限りがある。

ソラシドエアの定期便は羽田発着便では大分線、宮崎線、長崎線、熊本線、鹿児島線、大分線、沖縄(那覇空港)発着便では宮崎線、鹿児島線、福岡線、神戸線、名古屋線、石垣線、名古屋(中部空港)発着便では宮崎線、鹿児島線を運航している。

運賃は羽田発着便については片道で大分線が8600円から、宮崎線が9900円から、長崎線が1万900円から、熊本線が8100円から、鹿児島線が7300円から、大分線が8600円からになっている。

ソラシドエアは1997年7月に「パンアジア航空」として福岡県福岡市で設立され、1999年8月に「スカイネットアジア航空」へ商号が変更され、2000年9月に本社を宮崎市に移転し、2002年8月に羽田と宮崎線から就航した。2003年8月に羽田と熊本線を就航、2004年6月に産業再生機構に支援を申請、即日支援が決定された。

2006年4月に全日空とコードシェア(共同運航)を開始、羽田空港の使用旅客ターミナルを第2旅客ターミナルに移転し、2007年2月に宮交ホールディングスグループがTOBにより株主になり、現在の主要株主は日本政策投資銀行が20.22%、宮崎交通が17.03%、ANAホールディングスが17.03%、米良電機産業が6.60%、宮崎銀行が2.77%となっている。

2007年4月に北海道国際航空(現エアドゥ)との相互連帯運送乗り継ぎサービスを開始し、11月に連結子会社の「スカイネットツアーズ株式会社」を清算した。2011年5月に宮崎空港ビルの一部増床に伴い、本社機能を同ビル2階に移転、7月にブランド「ソラシド エア (Solaseed Air) 」を導入し、2015年12月に商号を「株式会社ソラシドエア」に変更した。

現在、ソラシドエアは1日14路線を運航し、全便が全日空との共同運航になっている。機材は2011年より「ボーイング737-800型(73L)」(174席、航続距離3700キロ、乗組員2人、客室乗務員4人)の新造機に切り替え、14機を保有している。

2020年3月期決算は売上高が前期比0.2%減の418億5000万円、営業利益が55.2%減の14億2500万円、経常利益が58.6%減の13億600万円、純利益が53.2%減の9900万円となっている。

希望者はソラシドエアHP(https://www.solaseedair.jp/info/2020/06/89-okinawa.html)から予約する。

 

丸善丸の内で大島妙子「きんぴらきょうだい」原画展

【銀座新聞ニュース=2020年6月25日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は7月10日まで3階児童書売り場壁面ギャラリーで大島妙子さんによる「きんぴらきょうだい」原画展を開いている。

丸善・丸の内本店で7月10日まで開かれる大島妙子さんの「きんぴらきょうだい」原画展に展示される絵本の表紙。

絵本作家の大島妙子(おおしま・たえこ)さんが6月18日に絵を手掛けた「食べるのだいすき よみきかせ絵本 きんぴらきょうだい」(文章は苅田澄子=かんだ・すみこ=さん、講談社、税別1400円)が刊行されたのを記念して原画展を開いている。

「きんぴらきょうだい」は大の仲良しのごぼうとにんじんは、きんぴらになるのが夢で、「ごぼごぼ にんにん」を歌いながらいろんな家を訪ねるが、なかなかきんぴらにしてもらえない。そんなときにんじんが、きつねのコックにさらわれてしまう、という内容だ。野菜と仲良くなれる一冊で、巻末には、にんじんとごぼうに関するやさしい解説つき。

大島妙子さんは1959年東京都生まれ、出版社勤務を経て、1993年に「たなかさんちのおひっこし」で絵本作家としてデビューし、主な作品に「ジローとぼく」、「猫吉一家物語」シリーズ、「わらっちゃった」などがある。

開場時間は10時(7月1日から9時)から21時まで。

「しゃぶしゃぶ温野菜」でラムしゃぶ食べ放題、牛、豚も

【銀座新聞ニュース=2020年6月25日】国内第4位の外食グループ、コロワイド(神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1、ランドマークタワー)傘下で、焼肉レストランの「牛角」などを運営するレインズインターナショナル(神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1、ランドマークタワー、0120-142-029)は6月25日から9月9日まで「しゃぶしゃぶ温野菜銀座5丁目店」(中央区銀座5-9-12、ダイヤモンドビル、03-6274-6029)など全328店の「しゃぶしゃぶ温野菜」店で「”スタミナ”ラムしゃぶ食べ放題」を提供する。

「しゃぶしゃぶ温野菜銀座5丁目店」などで6月25日から9月9日まで販売される「”スタミナ”ラムしゃぶ食べ放題」のセット。

2019年に販売した「生姜とにんにくを程よく効かせたタレで “スタミナ”ラムしゃぶ食べ放題」を2020年夏も提供する。脂肪燃焼を助ける「L-カルニチン」や、糖質の代謝を助けるビタミンB1が含まれる、生後4カ月から7カ月前後の柔らかい肉質の2ミリ厚のラム肉を、しょうがとにんにくを効かせた「スタミナ甘辛タレ」で食べるというもの。

レタス、トマト、白菜、しめじ、舞茸などの野菜を一緒に摂取でき、厚切りラムしゃぶのほかに、牛カルビ、肩ロース、旨み牛、アンデス高原豚カルビ、ロース、鶏もも、竹筒鶏つみれ、梅つみれ、バジルつみれもついてくる。ラム専用のごはん「スタミナごはん」と太麺を使用した「節香るスタミナつけ麺」もついてくる。

また、400円上乗せすると、北海道つや姫豚カルビ、ロース、たんしゃぶも選べる。

ウイキペディアなどによると、ラム肉は永久歯がない生後12カ月未満の羊肉のことで、永久歯のある生後1年以上の羊肉はマトン(Mutton)と呼ばれる。4-メチルオクタン酸、4-メチルノナン酸、4-エチルオクタン酸の3種の分岐鎖脂肪酸によって、独特の匂いが発生する。

100グラムあたりの栄養価はエネルギー(カロリー)が280キロカロリー(227キロカロリーとも)で、炭水化物(糖類、食物繊維)はゼロ、脂肪が23.41グラムなど。必須アミノ酸のうち、免疫力をアップさせるリシンが1.462グラム、アレルギーを和らげるメチオニンが0.425グラム、食欲を抑えてくれるフェニルアラニンが0.674グラムとバランスよく含まれている。ビタミンは、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンEが含まれている。

ラム肉に含まれるL-カルニチンは脂肪細胞と結合してミトコンドリア内に取り込まれ、脂肪燃焼を起こしてくれる。

「しゃぶしゃぶ温野菜」は気軽にしゃぶしゃぶを楽しめる店として2000年3月に東京・経堂に第1号店を開店、上質な肉、こだわりの国産野菜を始めとするメニューが広く受け入れられ、現在では、しゃぶしゃぶチェーン1位の店舗数を展開するブランドに成長している。2005年11月に100店、2014年3月に海外展開をはじめ、台湾に1号店、7月にシンガポール1号店、2015年12月に香港FC1号店をオープンしている。

今回の対象店は銀座とその周辺では、「しゃぶしゃぶ温野菜銀座5丁目店」のほか、「しゃぶしゃぶ温野菜新橋店」(港区新橋2-14-6、ミクニ新橋ビル、03-3500-5829)、「しゃぶしゃぶ温野菜新橋銀座口店」(港区新橋1-4-5、G10ビル、03-3573-7329)「しゃぶしゃぶ温野菜八丁堀店」(中央区八丁堀4-10-2、八丁堀ビル、03-3523-1129)の4店舗がある。

営業時間は「銀座5丁目店」が平日と祝前日が17時(土・日曜日、祝日11時30分)から24時、「新橋店」が17時(土・日曜日、祝日16時)から23時、「新橋銀座口店」が17時から23時30分、「八丁堀店」が17時から24時。基本的に無休。

料金は2時間制で税別3280円と3680円。小学生未満は無料、小学1年から3年が1000円引き、小学4年から6年と65歳以上は500円引き。アルコール飲み放題が1500円、ソフトドリンク飲み放題が390円。小学生未満は無料、小学生が180円。