丸の内ハウスでビアテラス、9店300種のメニュー

【銀座新聞ニュース=2018年5月30日】不動産業界国内2位の三菱地所(千代田区大手町1-1-1、大手町パークビル、03-3287-5100)は6月1日から9月28日まで新丸ビル7階の飲食店ゾーンの丸の内ハウス(千代田区丸の内1-5-1、新丸ビル7階)で「ビアテラスin丸の内ハウス2018」を開く。

「ビアテラスイン(in)丸の内ハウス2018」で提供されるビールとうま辛メニュー。

「街のゲストハウス」をテーマにイタリアン、和食、和洋食、中華など9つのレストランやバーを構える「丸の内ハウス」が2016年から恒例となっている、ビアテラスを2018年も開く。2017年12月に全面オープンした丸の内駅前広場も眺められる。

特製のビールジョッキーに、唐辛子を使ったホットなメニューから、ゆずこしょうやわさびを使ったピリ辛メニューまで、約36種類のうま辛メニューと、各店内で提供している約300種類以上のメニューもテラスで食べられる。また、各店で注文した料理は、出来上がると受信機を通じて呼び出す「リプライコール」を導入している。

店舗はダイニングの「ソー・タイアード(SO TIRED)」、欧風小皿料理の「沢村」、喫茶、バーの「来夢来人」、そばなどの「ソバキチ」、ラウンジダイニングの「ヘンリー・グッド・セブン(HENRY GOOD SEVEN)」。

和食酒場の「文史郎」、バーの「現バー」、無国籍料理の「ムスムス(MUS MUS)」、スパニッシュイタリアンの「リゴレット・ワイン・アンド・バー(RIGOLETTO WINE AND BAR)」。

そのほか、毎週金曜日はギターの流しやディスクジョッキーの放送もある。

テラス席の営業時間は11時から23時(金曜日は24時)。フロア内のレストランなどは平日4時まで営業している。

TOHO日比谷「羊と鋼」山崎賢人、上白石姉妹ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2018年5月29日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は6月8日からTOHOシネマズ日比谷スクリーン12(千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル地下)で一般公開する「羊と鋼の森」の初日に、山崎賢人さん、三浦友和さんらによる舞台あいさつを開く。

6月8日から一般公開される「羊と鋼の森」((C)2018「羊と鋼の森」製作委員会)。

8日16時の回上映終了後と19時50分の回上映前に、監督の橋本光二郎(はしもと・こうじろう)さんをはじめ、調律師「外村直樹」役の山崎賢人(やまざき・けんと)さん、調律師「板鳥宗一郎」役の三浦友和(みうら・ともかず)さん、調律師「柳伸二」役の鈴木亮平(すずき・りょうへい)さん。

佐倉家のふたごの姉「佐倉和音」役の上白石萌音(かみしらいし・もね)さん、佐倉家のふたごの妹「佐倉由仁」役の上白石萌歌(かみしらいし・もか)さん、調律師「秋野匡史」役の光石研(みついし・けん)さんが舞台に登場してあいさつする。

「羊と鋼の森」は作家の宮下奈都(みやした・なつ)さんが「別册文芸春秋」に2013年11月号から2015年3月号まで連載され、2015年9月15日に単行本化された同じ題名の作品が原作だ。2015年に直木賞候補になり、2016年に第13回本屋大賞の大賞に選ばれた。

物語は将来の夢もなく生きていた外村が、高校でピアノ調律師の板鳥と出会い、板鳥の調律したピアノの音色に魅せられ、その日から自身も調律の世界を目指すことを決意するところからはじまる。

専門学校を出て新米調律師として働くようになった外村は、調律師の先輩・柳やピアニストの高校生姉妹・和音と由仁ら、調律を通して知り合う人々とのかかわりによって、調律師として、ひとりの人間として成長していく。

橋本光二郎さんは1973年東京都生まれ、日本映画学校(現日本映画大学)を卒業、相米慎二(そうまい・しんじ、1948-2001)や滝田洋二郎(たきた・ようじろう)さんらの監督に師事し、2005年に「ニライカナイからの手紙」、2007年に「サイドカーに犬」、2008年に「ブタがいた教室」、2010年に「君に届け」などで助監督を務めた。

2010年にドラマ「ブンゴウ(BUNGO)日本文学シネマ」の1作「富美子の足」で監督を手がけ、2011年に演出チームの1人として参加した学園ドラマ「鈴木先生」が日本民間放送連盟ドラマ部門最優秀賞やギャラクシー賞を受賞し、2012年に連続ドラマ「スプラウト」や「ピース(Piece)」、2013年に「ハードナッツ 数学ガール(girl)の恋する事件簿」などの演出を経て、2015年に「orange オレンジ」で長編監督としてデビューした。

チケットは応募フォーム(16時の回、50人)からの応募、抽選とチケットぴあによる抽選販売があり、応募フォームからの申し込みは30日12時締め切り。料金は全席指定で一般1800円、大学生・専門学校生1500円、高校生・ジュニア(3歳から中学生まで)1000円、障がい者1000円、シニア1100円。

チケットぴあによる抽選販売は6月4日11時締め切り。料金は全席指定で一般2000円、大学生・専門学校生1700円、高校生・ジュニア(3歳から中学生まで)1200円、障がい者1200円、シニア1300円。

注:「山崎賢人」の「崎」は正しくは「大」が「立」です。名詞は原則として現代漢字(常用漢字)を使用しています。

東映「終わった人」、舘ひろし、黒木瞳ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2018年5月29日】大手映画配給会社で、国内映画業界第2位の東映(中央区銀座3-2-17、03-3535-4641)は6月9日から丸の内TOEI(中央区銀座3-2-17、03-3535-4741)で一般公開する「終わった人」の初日に舘ひろしさん、黒木瞳さんらによる舞台あいさつを開く。

6月9日から一般公開される「終わった人」((C)2018「終わった人」製作委員会)。

9日9時30分の回の上映終了後と12時50分の回上映前に、監督の中田秀夫(なかだ・ひでお)さんをはじめ、定年退職を迎えた元銀行員「田代壮介」役の舘(たち)ひろしさん、田代壮介の妻で美容師「田代千草」役の黒木瞳(くろき・ひとみ)さん、カルチャスクールの受付係「浜田久里」役の広末涼子(ひろすえ・りょうこ)さんが舞台に登場してあいさつする。

「終わった人」は脚本家で作家の内館牧子(うちだて・まきこ)さんが2015年に刊行した同じ題名の単行本(講談社)が原作で、中田秀夫さんが監督、脚本は根本ノンジ(のもと・のんじ)さんが担当し、コメディにしている。

物語は大手銀行の出世コースから子会社に出向した田代壮介がそのまま定年を迎えたところからはじまる。世間からは「終わった人」と思われ、仕事一筋の人生を歩んできた壮介は途方に暮れる。

美容師の妻・千草は、かつての輝きを失った夫と向き合えずにいた。壮介は「どんな仕事でもいいから働きたい」と再就職先を探すが、これといった特技もない定年後の男に職など簡単に見つかるはずがなく、妻や娘から「恋でもしたら」などとけしかけられ始末だ。気になる女性がいてもそう思い通りになるものでもないが、すでに止まってしまったかに思えた壮介の運命が、ある人物との出会いから大きく動き出す。

ウイキペディアなどによると、中田秀夫さんは1961年岡山県浅口郡金光町(現浅口市)生まれ、1980年に東京大学理科1類に入学、工学部応用物理学科に進学が内定していたが、教養学部アジア学科に編入し、卒業、1985年ににっかつ撮影所に入社、助監督を経て、1992年に「本当にあった怖い話」で監督デビュー、文化庁芸術家在外研修員として英国にわたり、1995年に帰国した。

1998年にジョゼフ・ロージー(Joseph Losey、1909-1984)のドキュメンタリー「ジョセフ・ロージー 四つの名を持つ男」を完成し、帰国後に「女優霊」を監督し、1998年に「リング」が大ヒットし、2003年に「ラストシーン」で芸術選奨新人賞、「リング」がアメリカでリメイクされ、2005年に続編「ザ・リング2」で監督を務めた。

ハリウッド滞在時に味わった違和感を、2009年にドキュメンタリー映画「ハリウッド監督学入門」としてまとめた。2000年に小沼勝(こぬま・まさる)さんのドキュメンタリー映画「サディスティック&マゾヒスティック」を撮っている。

2002年の「仄暗い水の底から」がアメリカで「ダーク・ウォーター」としてリメイクされ、2016年の日活ロマンポルノ45周年を記念した企画「ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」に参加し、ロマンポルノ「ホワイトリリー」をロマンポルノ初監督した。

チケットはチケットぴあを通じて、先行抽選を30日11時から受け付け、6月1日11時締め切り。2日10時から一般発売する。料金は2000円均一。

フード協、4月外食売上高1.8%増、20カ月連続

【銀座新聞ニュース=2018年5月29日】一般社団法人「日本フードサービス協会」(港区浜松町1-29-6、浜松町セントラルビル、03-5403-1060)はこのほど、4月の「外産業市場動向調査」を発表した。

讃岐うどんチェーン「はなまるうどん」全店で販売している「うどん県のそうめん」(税込480円)。特製の薬味として、蒸し鶏ほぐしの練り梅添え、錦糸卵、オクラのタイ味噌ゴマ和えの3品がついている。

4月は「花見需要のピークが3月に早まったことで、持ち帰り米飯、回転寿司、ファミリーレストラン、居酒屋などに集客の影響が見られたが、最近の価格改定の傾向や高単価商品の好調などにより客単価上昇が続いて」いることから全体の客数は前年同月比0.9%減だったものの、売上高は同1.8%増と2016年9月から20カ月連続して前年を上回った(既存店ベースは未公表)。

業態別では、ファーストフード(FF)が同2.1%増で2015年12月から28カ月連続、ファミリーレストラン(FR)が同1.7%増と6カ月続けてプラス、パブ・居酒屋が同3.4%減と4カ月続けてマイナスとなり、ディナーレストランが同4.0%増と2016年9月から20カ月連続、喫茶が同3.2%増と2016年6月から23カ月連続で、パブ・居酒屋を除いて、それぞれ前年実績を上回った。

また、4月の店舗数は同0.4%増、客単価が同2.7%増だった。

日本フードサービス協会の統計は会員の207事業者数(3月200、2月195、1月192)、店舗数3万6843店(3万6759店、3万6359店、3万6197店)が対象で、内訳はファーストフードが60社(59社、55社、54社)、2万0023店(2万0571店、1万9689店、1万9768店)。

ファミリーレストランが56社(52社、52社、50社)、1万0061店(9187店、9946店、9773店)、パブ・居酒屋が34社(33社、32社、31社)、2245店(2467店、2247店、2202店)、ディナーレストランが26社(26社、26社、27社)、1000店(1002店、978店、1017店)、喫茶が17社(16社、16社、16社)、2239店(2229店、2227店、2164店)。
外食産業(上場企業)の上位3社の4月の既存店売上高は1位のゼンショーホールディングス(すき家)が前年比1.2%増と6カ月連続プラス、2位のすかいらーく(グループ全店)が同0.4%減と2カ月ぶりのマイナス、3位のコロワイド(グループ全店)が同1.2%減と2カ月ぶりのマイナスだった。

TOHO日本橋「50回目」山田孝之、長沢まさみら挨拶

【銀座新聞ニュース=2018年5月28日】国内電機業界2位のソニー(港区港南1-7-1、03-6748-2111)グループのアメリカ・ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメントの日本支社、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(港区虎ノ門4-1-28、虎ノ門タワーズオフィス)は6月2日にTOHOシネマズ日本橋(中央区日本橋室町2-3-1、コレド室町2、050-6868-5060)で「50回目のファーストキス」に出演しているの山田孝之さん、長沢まさみさんらによる舞台あいさつを開く。

6月1日から一般公開される「50回目のファーストキス」((C)2018「50回目のファーストキス」製作委員会)。

2日15時50分の回上映終了後と18時55分の回上映前に、監督の福田雄一(ふくだ・ゆういち)さんをはじめ、 オアフ島ツアーガイドで天文学研究者「弓削大輔」役の山田孝之(やまだ・たかゆき)さん、記憶障害の女性「藤島瑠衣」役の長沢(ながさわ)まさみさん。

大輔の友「ウーラ山崎」役のムロツヨシ(むろ・つよし)さん、 瑠依の父親「藤島健太」役の佐藤二朗(さとう・じろう)さん、 瑠依の弟「藤島慎太郎」役の太賀(たいが)さん、大輔の同僚の女性「高頭すみれ」役の山崎紘菜(やまさき・ひろな)さんが舞台に登場してあいさつする。

「50回目のファーストキス」は2004年にピーター・シーガル(Peter Segal)さんが監督し、主人公のハワイの水族館で獣医師として働く「ヘンリー・ロス」役をアダム・サンドラー(Adam Sandler)さん、記憶障害の女性「ルーシー・ホイットモア」役をドリュー・バリモア(Drew B.Barrymore)さんが演じた作品のリメイクしたラブコメディだ。福田雄一さんが監督と脚本を手がけ、オリジナル版の舞台でもあるハワイでオールロケを敢行した。

物語はハワイ・オアフ島でツアーガイドとして働きながら天文学の研究をしているプレイボーイの大輔が地元の魅力的な女性・瑠衣とカフェで出会うところからはじまり、2人はすぐに意気投合するも、翌朝になると、瑠衣は大輔についての記憶を完全に失ってしまう。

瑠衣は過去の事故の後遺症のため、新しい記憶が一晩でリセットされる障害を抱えており、そんな瑠衣に本気で恋をした大輔は、彼女が自分を忘れるたびにさまざまな手で口説き落とし、毎日恋に落ちて毎日ファーストキスを繰り返す。

福田雄一さんは1968年栃木県生まれ、成城大学を卒業、1990年に劇団「ブラボーカンパニー」を旗揚げし、座長を務め、卒業後は「日本テレワーク」に入社、その後、独立してフリーの放送作家になり、舞台の演出などを担当するかたわら、バラエティ番組の構成を手がけた。

2004年に「小山評定ふるさと大使」に任命され、2005年にドラマ「ザ(THE)3名様」を監督、2007年にマギーさんと共同脚本・演出のユニット「U-1グランプリ」を立ち上げて出演し、2009年に自らの舞台作品を映画化した「大洗にも星はふるなり」で映画監督としてデビューした。

放送作家としても活動し、映画「逆境ナイン」(05)や「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」(08)では脚本を担当。監督・脚本を手がけたTVドラマ「33分探偵」シリーズ(08~09)やDVD「THE3名様」シリーズ(05~)で着実にファンを増やし、「大洗にも星はふるなり」(09)で映画監督デビューを果たす。

2011年から2012年の「勇者ヨシヒコ」シリーズなど深夜のコメディドラマに定評があり、「ミューズの鏡」と「コドモ警察」(ともに12)は相次いで映画化された。2013年に「俺はまだ本気出してないだけ」と「HK 変態仮面」といったマンガの実写映画化も監督し、2017年に「銀魂」も監督している。

チケットはチケットぴあを通じて先行抽選を受付中で、締め切りは5月29日11時。30日10時から一般発売する。料金は2000円均一。

注:「長沢まさみ」の「沢」は正しくは旧漢字です。名詞は原則として現代漢字(常用漢字)を使用しています。