丸善日本橋店で醍醐芳晴「水彩画」展

【銀座新聞ニュース=2018年7月24日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は7月25日から31日まで3階ギャラリーで醍醐芳晴さんによる「出版記念-水彩画展」を開く。

丸善・日本橋店で7月25日から31日まで開かれる醍醐芳晴さんの「出版記念-水彩画展」に展示される。

水彩画家の醍醐芳晴(だいご・ほうせい)さんが3月16日に「透明水彩で描く ワンランク上の人物画」(芸術新聞社、税別2400円)を刊行したのを記念して、丸善・日本橋店のギャラリーで初めての個展を開く。今回は掲載作品を中心に、風景画などを加えた新作約40点を展示する。

「透明水彩で描く ワンランク上の人物画」は人物画が苦手、難しいと考えている人に描き方を解説した本で、女性像、男性像、赤ちゃん、少女、お年寄り、バレリーナ、サロメから群像まで、人物の描き方とコツをレクチャーしており、水彩人物画がワンランク上達するようになるとしている。

醍醐芳晴さんは1952年東京都生まれ、1976年に武蔵野美術大学油彩画科を卒業、1994年に日本水彩展で不破賞(1995年に石井賞、1996年に文部大臣奨励賞、1998年に内閣総理大臣賞)を受賞、1995年に水彩展でオハラ(OHARA)町長賞などを受賞している。現在、無所属で、醍醐水彩教室を主宰している。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日15時)まで。

大丸有で打ち水、行幸通りで盆踊りや縁日、都知事も

【銀座新聞ニュース=2018年7月23日】環境省や不動産業界国内2位の三菱地所(千代田区大手町1-1-1、大手町パークビル、03-3287-5100)などで構成される「大手町・丸の内・有楽町 夏祭り2018実行委員会」は7月25日から8月15日まで大手町、丸の内、有楽町地区で「大手町・丸の内・有楽町 夏祭り2018」を開く。

7月27日に行幸通りなどで開かれる「丸の内デ(de)打ち水」の会場風景(画像は2017年)。

毎年夏に恒例となっている丸の内など「大丸有地区」で開かれる夏祭りで、14年目を迎える「打ち水」をはじめ、盆踊りや「縁日」も開く。

27日17時30分から行幸通りなどで「丸の内デ(de)打ち水」を実施する。東京都知事の小池百合子(こいけ・ゆりこ)さんと「大丸有地区」で働くおよそ1000人がビル内の施設でためた雨水をろ過した中水800リットルを使って、道路にまいて温度を下げる。

「打ち水」は、江戸時代の庶民の知恵「打ち水」がヒートアイランド現象に対してどのような効果を持つのか、決められた時間にみんなでいっせいに打ち水をして、その効果を検証する、という壮大な社会実験として、2003年から国や地方自治体が中心となって「打ち水大作戦」としてスタートした。「大丸有地区」では2018年で14年目を迎える。雨水や2次利用水、飲用できない下水再生水などを活用している。

「丸の内デ(de)打ち水」に昨年参加した東京都知事の小池百合子さん。

25日と26日の17時30分から「大手町ファーストスクエア夏まつり-アロハ・ビーチ(ALOHA BEACH)」を行う。

30日17時30分から有楽町駅前広場の有楽町イトシア前広場で「有楽町清涼フェスタ2018打ち水」を実施する。

8月3日17時30分から大手町川端緑道(大手町ビル脇)で「大手町川端緑道、大手町仲通り打ち水」を行う。

同じく27日に行幸通りで開かれる「東京丸の内盆踊り2018」の過去の画像。

9日12時30分から東京サンケイビルメトロスクエアで「東京サンケイビル夏祭り2018打ち水」を行う。

15日14時から東京国際フォーラム1階「地上広場」で「集まれ!キッズ(KIDS)打ち水」を実施する。

7月27日18時から21時まで行幸通りに高さ5メートルの「祭やぐら」を設置して「東京丸の内盆踊り2018」を開く。従来は丸ビル1階マルキューブと丸ビル外構部に設置してきたが、2016年から行幸通りにやぐらを設置し、浴衣姿の総勢100人の踊り手が「丸の内音頭」などを披露する。当日は、大林素子(おおばやし・もとこ)さんが参加し、一般の人も参加でき、東京駅丸の内駅舎もライトアップされる。

会場には丸の内地区に店を構える飲食店15店の屋台やキッチンカーも登場し、タピオカドリンク、焼きそば、かき氷、お好み焼き、地鶏炭火焼などをワンコイン(500円)で味わえる。

当日は14時から21時まで丸ビル8階の丸ビルコンファレンススクエアで、浴衣を持参すると着付けを無料サービスする。また、税込2000円で浴衣のレンタルもある。

ウイキペディアによると、丸の内音頭は1932年に西条八十(さいじょう・やそ、1892-1970)作詞、中山晋平(なかやま・しんぺい、1887-1952)作曲で制作され、日比谷公園での盆踊り大会で披露された。盆踊りの定番曲「東京音頭」の原曲とされている。

歌詞には丸の内、三宅坂、数寄屋橋などの地名が織り込まれていたが、その後、レコード会社が「隅田」や「武蔵野」などを入れ、東京一円のご当地ソングとして売り出した。「丸の内音頭」のレコードはビクターから発売され、A面は元芸妓の藤本二三吉(ふじもと・ふみきち、1897-1976)、B面は三島一声(みしま・いっせい、1889-1974)が歌った。

1933年に東京市民すべてが歌えるように「東京音頭」と改題され、内容も改詞され、芸者の小唄勝太郎(こうた・かつたろう、1904-1974)と三島一声が歌い、爆発的に流行し、その後も時代を越えたロングヒットとなり、1971年の段階で2000万枚以上を売り上げているといわれている。

1975年と1976年に、丸の内の祭「グランマルシェ」の催しのひとつとして取り入れられたが、それ以後は長らく行われていなかった。日比谷公園の開園100周年を迎えた2003年以後、毎年8月に「日比谷公園丸の内音頭大盆踊り大会」が開かれ、そこで丸の内音頭が歌われてきた。

8月3日17時45分から22時まで大手町仲通りと大手町川端縁道で「大手町縁日2018」を開く。約40メートルのテーブルカウンターを設置し、ヨーヨーや金魚すくいなど、大手町で働く人たちが懐かしい縁日の雰囲気を味わえる。

TOHO日比谷「センセイ」竹内涼真、浜辺美波ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2018年7月22日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は8月1日からTOHOシネマズ日比谷(スクリーン12、千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル地下)で一般公開する「センセイ君主」の初日に、竹内涼真さん、浜辺美波さんらによる舞台あいさつを開く。

8月1日から一般公開される「センセイ君主」((C)2018「センセイ君主」製作委員会(C)幸田もも子/集英社)。

1日16時からの回上映終了後に、監督の月川翔(つきかわ・しょう)さんをはじめ、数学の高校教師「弘光由貴」役の竹内涼真(たけうち・りょうま)さん、女子高生「佐丸あゆは」役の浜辺美波(はまべ・みなみ)さん、佐丸あゆはと同じ中学出身の男子「沢田虎竹」役の佐藤大樹(さとう・だいき)さん。

佐丸あゆはの親友「中村葵」役の川栄李奈(かわえ・いりな)さん、ピアノ奏者で臨時音楽教師「柴門秋香」役の新川優愛(しんかわ・ゆあ)さんが舞台に登場してあいさつする。

「センセイ君主」はマンガ家の幸田もも子(こうだ・ももこ)さんが「別冊マーガレット」(集英社)に2013年8月号から2017年7月号まで連載した作品が原作で、単行本はこれまでに全13巻が刊行しており、教師と生徒の恋愛をコミカルに描いた、ラブコメディーだ。

物語は恋に恋する16歳の元気娘・佐丸あゆはが現在のところ告白7連敗中で、ふとしたことがきっかけで、ひねくれ者の新任数学教師・弘光由貴を好きになってしまう。

感情がすべて顔に出てしまうため、告白する前から「高校生相手の恋愛なんてない」と弘光にフラれてしまうあゆはだったが、それでもくじけない彼女は「先生を落としてみせます」と宣言し、猛アタックするあゆは、冷たくあしらう弘光に、それぞれの幼なじみも加わって恋の攻防が繰り広げられる。

ウイキペディアなどによると、月川翔さんは1982年東京都生まれ、成城大学法学部を卒業、在学中にJCF学生映画祭グランプリなどを受賞し、東京芸術大学大学院映像研究科を修了、大学院在学中は教授の黒沢清(くろさわ・きよし)さんと北野武(きたの・たけし)さんの下「心」などを監督した。

2009年に「ルイ・ヴィトン・ジャーニー・アワード(LOUIS VUITTON Journeys Awards 2009)」で審査員グランプリ、映画「グッドカミング-トオルとネコ、たまに猫」で「ショート・ショート・フィルム・フェスティバル&アジア(Short Shorts Film Festival&Asia)2012」のミュージックショート部門シネマティックアワードで優秀賞を受賞している。

チケットは応募フォーム(50人)からの応募、抽選とチケットぴあを通じた販売があり、応募フォームによる締め切りは24日12時。料金は一般1100円、大学生・専門学校生1100円、高校生、ジュニア(3歳以上中学生)、障がい者1000円、シニア1100円。いずれも1日はファーストデイの割引対象となる。

チケットぴあ(http://w.pia.jp/s/sensei-kunshu-sb/)による販売は27日11時締め切り。料金は一般1300円、大学生・専門学校生1300円、高校生、ジュニア(3歳以上中学生)、障がい者1200円、シニア1300円。

丸善日本橋店で高折みゆき「花びら、葉」等を使った作品展

【銀座新聞ニュース=2018年7月22日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は7月25日から31日まで3階ギャラリーで高折みゆきさんによる「草花たちと奏でる風景-ナチュラルコラージュアート展」を開く。

丸善・日本橋店で7月25日から31日まで開かれる高折みゆきさんの「草花たちと奏でる風景-ナチュラルコラージュアート展」に展示される作品。

「ナチュラル・コラージュ・アート&プレスド・フラワー(natural collage art&pressed flower)押花教室「レ・クレール(les couleur)」を主宰している押花作家の高折(たかおり)みゆきさんが「自然からの大切な贈りものである草花や葉で一片ひとひら」を描いた作品、ヨーロッパのうつくしい水景色や花景色をはじめ、これからの季節に寄り添うあたたかな作品を展示する。

高折みゆきさんは自らのHPでも略歴を公表しておらず、フラワーアレンジメントや色彩の世界をきっかけに、ブライダルブーケなどのプレストフラワー作品の制作をはじめ、現在は、小さな花びらや葉などを絵の具として使用した風景作品を中心に、植物だけでなく自然素材を組みあわせた作品を「ナチュラルコラージュアート(natural collage art)」として発表している。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日15時)まで。

丸善丸の内で笹倉鉄平新作展

【銀座新聞ニュース=2018年7月21日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は7月25日から31日まで4階ギャラリーで笹倉鉄平さんによる新作展「絵の中で、心の休息を」を開く。

丸善・丸の内本店で7月25日から31日まで開かれる笹倉鉄平さんの新作展「絵の中で、心の休息を」に展示される「ゆっくりながれてゆく」(左)と「ゆっくり過ぎてゆく」。

「光の情景画家」といわれる笹倉鉄平(ささくら・てっぺい)さんは「人と自然への優しい思いを絵筆にのせて描」いており、今回は新作を中心におよそ60点を展示販売する。また、5月22日に発売されたDVD作品集「笹倉鉄平やすらぎの絵画世界」も会場で販売する。

ウイキペディアによると、笹倉鉄平さんは1954年兵庫県生まれ、1977年に武蔵野美術大学商業デザイン科を卒業、広告制作会社のイラストレーターとなり、1980年に退職し、フリーとして活動をはじめる。主に森永製菓のパッケージイラストをおよそ10年間担当し、1987年から毎日新聞カラー別刷版に月1回連載し、1990年に東京・青山で初の個展を開き、1991年にシルクスクリーンによる作品を発表、1992年にオランダで開催された花の万博「フロリアード 1992」の記念版画を制作、2000年に「株式会社アートテラス」を設立した。

2001年にイタリア・フィレンツェに架かる1345年に完成された古い橋「ポンテ・ヴェッキオ(Ponte Vecchio)」を描いた作品「祝福」がイタリア・フィレンツェにある「日本文化経済交流協会」の公認作品となり、2004年と2005年にイタリアで個展、2007年に油彩、水彩、スケッチなどを展示する個人美術館「ちいさな絵画館」(兵庫県西宮市能登町11-17、0798-75-240)を設立、 2008年にパリと京都で「日仏交流150周年」などを記念して個展を開いている。

29日14時から笹倉鉄平さんによるサイン会を開く。笹倉鉄平さんの画集、DVD、作品のいずれかを購入すると、サインをもらえる。

開場時間は9時から21時(最終日は17時)まで。入場は無料。