ピカデリ「夜更けにバナナ」、大泉洋ら挨拶

【銀座新聞ニュース=2018年12月21日】国内映画業界第3位の松竹(中央区築地4-1-1、東劇ビル、03−5550−1533)は12月27日と2019年1月7日に丸の内ピカデリー(千代田区有楽町2-5-1、有楽町マリオン、03-3201-2881)で「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の出演者による舞台あいさつを開く。

12月28日から一般公開される「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」((C)2018「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」製作委員会)。

「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」は12月28日から一般公開されるが、その前夜の27日15時50分の回上映終了後と19時20分の回上映前に、監督の前田哲(まえだ・てつ)さんをはじめ、筋ジストロフィーで体が不自由な「鹿野靖明」役の大泉洋(おおいずみ・よう)さん、新人ボランティアで田中久の恋人「安堂美咲」役の高畑充希(たかはた・みつき)さん、北海道の医学生「田中久」役の三浦春馬(みうら・はるま)さんが舞台に登場してあいさつする。

すでに27日の舞台あいさつはチケットの予定枚数を販売終了しており、2019年1月7日18時30分の回上映前に、大泉洋さんが舞台に登場してあいさつする。

「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」はノンフィクション作家の渡辺一史(わたなべ・かずふみ)さんが2003年に発表した、札幌で自立生活を送る重度身体障害者とボランティアを描いた「こんな夜更けにバナナかよ 筋ジス・鹿野靖明とボランティアたち」が原作で、第25回講談社ノンフィクション賞と第35回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞し、同年に北海道新聞社から刊行され、2013年に文春文庫化された。

物語は筋ジストロフィーにかかりながらも、自らの夢や欲に素直に生き、皆に愛され続けた実在の人物・鹿野靖明と、彼を支えながらともに生きたボランティアの人々や家族の姿を描いた人間ドラマだ。北海道の医学生・田中はボランティアとして、身体が不自由な鹿野と知り合う。

筋肉が徐々に衰える難病・筋ジストロフィーを12歳の時に発症した鹿野は、いつも王様のようなワガママぶりで周囲を振り回してばかりいたが、どこか憎めない愛される存在だった。ある日、新人ボランティアの美咲に恋心を抱いた鹿野は、ラブレターの代筆を田中に依頼する。しかし、実は美咲は田中と付き合っていた。

前田哲さんは1972年大阪府柏原市生まれ、東映東京撮影所で大道具、美術助手を経験し、その後、フリーの助監督となり、映画のメイキング映像を監督した後の1998年に、オムニバス映画「ポッキー坂恋物語」で監督デビューし、2010年に「猿ロック ザ・ムービー(THE MOVIE)」、2012年に「王様とボク」や「旅の贈りもの 明日へ」等で監督を務めている。2009年から2013年まで東北芸術工科大学デザイン工学部映像学科准教授を務めた。

チケットは27日の舞台あいさつについてはすでに一般発売も終了しており、1月7日のチケットは22日10時から一般発売する。料金は全席指定で2000円均一。

トリップ神社2018、1位伊勢、2位高野山は3年連続、3位に永観堂

【銀座新聞ニュース=2018年12月21日】大手旅行サイトのトリップアドバイザー(渋谷区恵比寿4-20-3、恵比寿ガーデンプレイス、03-4510-3100)はこのほど、「旅好きが選ぶ!日本の神社仏閣ランキング2018」を発表した。

トリップアドバイザーが発表した「旅好きが選ぶ!日本の神社仏閣ランキング2018」で3年連続で1位にランキングされた「伊勢神宮」。

「日本の神社仏閣ランキング」は2016年からはじめられたランキングで、今回は2017年10月から9月の1年間に投稿された日本国内の神社仏閣や聖地、霊場に対する全言語の口コミを、評価点(5段階) や投稿数などをもとに、独自のアルゴリズムで集計している。日本には約8万カ所の神社と7万7000カの寺院があるとされている。

1位には、2013年の式年遷宮後も引き続き人気となっている「伊勢神宮」(三重県、伊勢神宮外宮の評価も合算)が3年連続で選ばれ、2位にも2015年に開山1200年を迎え、大法会や特別開帳などのイベントも行われた「高野山」(和歌山県、金剛峯寺、高野山奥之院、高野山壇上伽藍の評価を合算)が3年連続で選ばれ、3位には「禅林寺永観堂」(京都府京都市)が大幅に躍進した。

同じく3年連続で2位の「高野山」。

上位30カ所のランキング全体では、14社が初登場で、エリア別にみると、東北地方3社、中部地方4社(北陸2、甲信越2)、近畿地方6社、中国・四国地方1社、と日本各地からランクインした。全体でみると、近畿地方が15社ともっとも多く、半数を占めている。

1位の伊勢神宮については、「外宮、内宮へ参拝しました。他の神社とは違う荘厳な雰囲気を感じました。一歩鳥居をくぐると、別世界のような感覚です」という投稿が寄せられている。

2位の高野山については、「高野山はとても広く、高野山で行くべきオススメスポットは、壇上伽藍、金剛峯寺、奥の院の最低3カ所です」との口コミが投稿されている。

同じく2017年の17位から3位に大躍進した「禅林寺永観堂」。

3位の禅林寺永観堂については、「京都でも屈指の紅葉の名所ですが、5月の青紅葉もため息が出るほどの絶景でした。回廊や庭園、多宝塔、どのポイントも見事」との投稿があった。

ウイキペディアによると、「伊勢神宮」は太陽を神格化した天照坐皇大御神(あまてらし・ますすめ・おおみかみ、天照大御神=あまてらす・おおみかみ)をまつる皇大神宮(こうたいじんぐう)の「内宮(ないくう)」が第11代天皇にあたる垂仁天皇(すいにん・てんのう、紀元前69-紀元後70)26年(紀元前4年)。

衣食住の守り神である豊受大御神(とようけの・おおみのかみ)をまつる豊受大神宮(とようけ・だいじんぐう)「外宮(げくう)」が雄略天皇(ゆうりゃく・てんのう、419-479)22年(478年)に創建され、皇室の氏神として、天皇以外の奉幣(ほうへい、天皇の命により、神社・山陵などに幣帛=へいはく、捧げ物=を奉献すること)が禁止されていた。

明治天皇(めいじてんのう、1852-1912)が在位中の天皇としては1000年ぶりに参拝し、大日本帝国政府により全国神社の頂点の神社として位置付けられ、大東亜戦争(1941年から1945年)後は、宗教法人「神社本庁」発足により、全国神社の本宗とされ、内宮前に「神宮司庁」がある。

1967年に首相(当時)の佐藤栄作(さとう・えいさく、1901-1975)が参拝して以来、現職内閣総理大臣と農水大臣が主に1月4日の仕事始めに参拝するのが慣例となっている。

伊勢神宮において行われる式年遷宮(定期的に行われる遷宮)は原則として20年ごとに、内外両宮の正宮の正殿を始めとする別宮以下の諸神社の正殿を造替して神座をうつし、宝殿、外幣殿、鳥居、御垣など計65棟の殿舎といった全社殿を造替する他、装束・神宝、宇治橋なども造り替える。

飛鳥時代に天武天皇(てんむ・てんのう、631-686)が定め、持統天皇(じとう・てんのう、645-703)4年(690年)に第1回が行われた。その後、戦国時代の120年以上に及ぶ中断や幾度かの延期などはあったものの、1993年の第61回式年遷宮まで、およそ1300年間行われ、2013年には第62回式年遷宮が行われた。

「高野山」は平安時代の819年頃より空海(くうかい、774-835)が修行の場として開いた高野山真言宗の金剛峯寺(こんごうぶじ)の寺院で、比叡山と並び日本仏教における聖地とされている。現在は「壇上伽藍」と呼ばれる根本道場を中心とする宗教都市を形成している。山内の寺院数は高野山真言宗総本山金剛峯寺(山号は高野山)をはじめ117カ寺に及び、その約半数が宿坊を兼ねている。

地名としては、八葉の峰(今来峰=きんらいほう、宝珠峰=ほうじゅほう、鉢伏山=はちぶせやま、弁天岳=べんてんだけ、姑射山=こやさん、転軸山=てんじくさん、楊柳山=ようりゅうさん、摩尼山=まにさん)と呼ばれる峰々に囲まれた盆地状の平地の地域を指し、転軸山、楊柳山、摩尼山の3山は「高野三山」と呼ばれる。2004年7月7日に高野山町石道と山内の6つの建造物が熊野、吉野・大峯と共に「紀伊山地の霊場と参詣道」としてユネスコの世界遺産に登録された。

「禅林寺永観堂」は浄土宗西山禅林寺派総本山の寺院で、一般には通称の「永観堂」の名で知られる。山号を聖衆来迎山(しょうじゅらいごうさん)、院号を無量寿院と称する。本尊は阿弥陀如来、開基(創立者)は、空海の高弟の真紹(しんしょう、しんじょう、797-873)である。紅葉の名所として知られ、古くより「秋はもみじの永観堂」といわれる。また、京都に3カ所あった勧学院(学問研究所)の一つでもあり、古くから学問(論義)が盛んである。

真紹僧都(そうず)が、都における真言の道場の建立を志し、毘盧遮那仏(びるしゃなぶつ、華厳経などの教主で、あまねく全宇宙を照らす存在としての仏であり、密教では大日如来をさす)と四方四仏を本尊とする寺院を建立したのが起源とされている。真紹は仁寿3(853)年、歌人・文人であった故・藤原関雄(ふじわらの・せきお、805-853)の山荘を買い取り、ここを寺院とすることにした。

当時の京都ではみだりに私寺を建立することは禁じられており、10年後の貞観5(863)年、当時の清和天皇(せいわ・てんのう、850-881)より定額寺としての勅許と「禅林寺」の寺号を賜わって公認の寺院とされた。

当初、真言の道場として出発した禅林寺は、中興の祖とされる7世住持の永観(ようかん、1033-1111)の時に念仏の寺へ変化を遂げる。永観は文章博士(もんじょうはかせ)の源国経(みなもとの・くにつね)の子として生まれ、11歳で禅林寺の深観(しんかん、花山天皇=かざん・てんのう、968-1008=の皇子)に弟子入りし、東大寺で南都六宗のうちの三論宗を学んだ。

三論宗には奈良時代の智光(ちこう、709-780)以来の浄土教の思想があるが、浄土の教えに感動した永観はやがて阿弥陀信者となり、日課一万遍の念仏を欠かさず、深観の跡を受けて延久4(1072)年に禅林寺に戻った。永観は人々に念仏を勧め、また、東五条の悲田院の近くの薬王寺に阿弥陀像を安置して、病人救済などの慈善事業も盛んに行なった。禅林寺を永観堂と呼ぶのは、この永観律師が住したことに由来する。

禅林寺の本尊阿弥陀如来立像は、顔を左(向かって右)に曲げた特異な姿の像である。この像については永保2(1082)年、当時50歳の永観が日課の念仏を唱えつつ、阿弥陀如来の周囲を行道していたところ、阿弥陀如来が須弥壇(しゅみだん、仏教寺院において本尊を安置する場所)から下り、永観と一緒に行道を始めた。驚いた永観が歩みを止めると、阿弥陀如来は振り返って一言、「永観遅し」と言ったという。本寺の阿弥陀如来像はそれ以来、首の向きが元に戻らず、そのままの姿で安置されているという。

禅林寺12世の静遍僧都(じょうへん・そうず、1166-1224)は、もと真言宗の僧で、当初は法然(ほうねん、1133-1212)を批判していたが、後に法然に帰依して念仏門に入った。法然は禅林寺に住したことはないが、静遍は禅林寺11世を法然に譲り、自らは12世を称した。法然の高弟の証空(西山上人、しょうくう、1177-1247)も、静遍の後を嗣いで当寺に住持したと伝えられている。

証空の門弟の浄音(じょうおん、1201-1271)の時代に、禅林寺は浄土宗西山派(小坂流)の有力寺院となり、浄音が興した西谷(せいこく)流の拠点の一つとして光明寺とともに栄えた。

明治9(1876)年には禅林寺は浄土宗西山派の東本山となる。だが、大正8(1919)年に浄土宗西山派はそれぞれの考えの違いから浄土宗西山光明寺派(西山浄土宗)、浄土宗西山禅林寺派、浄土宗西山深草派の3つに分裂した。

日本の神社仏閣ランキング2018上位20カ所(カッコ内は2017年順位、初は初登場、-は過去に30以下にランキングされたことがある)
1位 (1)  伊勢神宮    (三重県伊勢市)
2位 (2)  高野山        (和歌山県高野町)
3位 (17)   禅林寺永観堂 (京都府京都市)
4位 (3)       厳島神社    (広島県廿日市市)
5位 (5)     出雲大社    (島根県出雲市)
6位 (24)   榛名神社         (群馬県高崎市)
7位 (9)     三峰神社    (埼玉県秩父市)
8位 (初)        長谷寺            (奈良県桜井市)
9位 (11)        三十三間堂  (京都府京都市)
10位 (初)      中尊寺            (岩手県平泉町)
11位(21)  唐招提寺        (奈良県奈良市)
12位(11)  東大寺         (奈良県奈良市)
13位 (初)      岩木山神社    (青森県弘前市)
14位(22)  宇佐神宮        (大分県宇佐市)
15位(-)  法隆寺          (奈良県斑鳩町)
16位(初)  大本山永平寺 (福井県永平寺町)
17位(初)  建仁寺            (京都府京都市)
18位(18) 仁和寺            (京都府京都市)
19位(初)  円通院           (宮城県松島町)
20位(-)    東福寺           (京都府京都市)

丸善丸の内でみやこしあきこ「ぼくのたび」原画展、トークも

【銀座新聞ニュース=2018年12月21日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は12月20日から2019年1月15日まで3階児童書売場壁面ギャラリーで、みやこしあきこさんによる「ぼくのたび」原画展を開いている。

丸善・丸の内本店で2019年1月15日まで開かれているみやこしあきこさんの「ぼくのたび」原画展に展示されている絵本の表紙。

絵本作家のみやこしあきこさんが11月に絵本「ぼくのたび」(ブロンズ新社、税別1500円)を刊行したのを記念して、原画展を開いている。

「ぼくのたび」は、小さなホテルで働くぼくは、まだこの町しか知らないけど、いつか、大きなかばんをもって、この町をでて、この国をでて、と旅への想いをかきたてるリトグラフの絵本としている。

みやこしあきこさんは1982年埼玉県生まれ、武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科を卒業、在学中から絵本を描き始め、2009年に「ニッサン童話と絵本のグランプリ」大賞を受賞、「たいふうがくる」(BL出版)で絵本作家としてデビューし、「もりのおくのおちゃかいへ」(偕成社)で第17回日本絵本賞大賞を受賞している。

12月27日19時から3階児童書売り場内で、みやこしあきこさんによるトークイベントを開く。終了後、サイン会を開く。定員は20人で、対象書籍を購入すると先着20人に整理券を配布する。

開場時間は9時から21時(最終日は20時)。

三越前駅で福島産直市、新酒鑑評会金賞酒、あんぽ柿等も

【銀座新聞ニュース=2018年12月20日】国内最大の地下鉄、東京地下鉄(東京メトロ、台東区東上野3-19-6)と東京都(新宿区西新宿2-8-1、03-5321-1111)、福島県(福島県福島市杉妻町2-16、024-521-1111)は12月21日と22日の2日間、東京メトロ三越前駅の中の銀座線コンコース内で「第14回福島産直市」を開く。

12月21日と22日の2日間、東京メトロ三越前駅で開かれる「福島産直市」のフライヤー。

東京都などが2012年5月から東京地下鉄などと協力し、福島県の復旧復興を支援する「ふくしま⇔東京キャンペーン」の一環として開くもので、今回は銀座線三越前駅で、全国新酒鑑評会において金賞受賞数6年連続日本一に輝いた福島県の日本酒をはじめ、福島県発祥の「あんぽ柿」や「ままどおる」などの銘菓や喜多方ラーメンなどを販売する。

また、観光PRとして、福島県の観光案内パンフレットの配布をはじめ、福島の温泉や鶴ヶ城などの観光名所もPRする。

2018年4月から5月に行われた独立行政法人「酒類総合研究所」と日本酒造組合中央会の共催による「2017酒造年度」の全国新酒鑑評会で、福島県の蔵元45カ所が45銘柄を出品し、31銘柄が入賞し、19銘柄が金賞に選ばれた。金賞受賞数で6年連続で全国1位となっている。2017年酒造年度では全国から850銘柄が出品され、421銘柄が入賞、うち232銘柄が金賞を受賞した。

野菜ナビによると、福島県はさまざまな野菜の産地で、「つるむらさき」で日本では1位、「うるい」が2位、「みょうがたけ」が3位、「きゅうり」が4位、「なめこ」が4位などを占めている。また、果物では「桃」が2位、「ネクタリン」が2位、「アンズ」が3位に位置している。

ウイキペディアによると、「あんぽ柿」は渋柿を硫黄で燻蒸した干し柿で、福島県伊達市梁川町五十沢(いさざわ、旧伊達郡五十沢村)で大正年間に開発された。単に干しただけの干し柿は、乾燥して黒く堅くなり、さらに時間が経過すると糖分の粉を白く吹く(ころ柿など)。これに対して、あんぽ柿は、半分生のようなジューシーな感触で、ようかんのように柔らかいのが特徴という。硫黄は乾燥中に揮発するため毒性はない。カリウム、ビタミンなどの栄養素を豊富に含んでいる。

原料には主に、蜂屋柿(はちやがき)や平核無(ひらたねなし)などの渋柿を使用する。蜂屋柿は大粒で柔らかく、平核無は小粒で甘みが強いのが特徴である。発祥の地である福島県伊達市、伊達郡近隣のあんぽ柿は、総合農協であるふくしま未来農業協同組合(JAふくしま未来)と、専門農協である伊達果実農業協同組合(略称「だてか」)によって、主に出荷されている。

11月から2月があんぽ柿の生産、出荷の最盛期となるため、あんぽ柿を生産する農家では降雪する冬期であっても農閑期とはならない。あんぽ柿のおかげで、東北地方の他の地方の農村と比べると、生産地の伊達市・伊達郡などでは冬期に都会に出て土木業などに携わる出稼ぎ労働者が少ない。また、特産品であるために、一般の野菜や果樹などの農産物に比べると値崩れしにくく、農家としては貴重な安定収入となっている。

「ままどおる」は、バターを加えたミルク味の餡を生地で包み焼き上げた和菓子で、福島県郡山市の菓子メーカー「三万石」が製造している。1967年に発売されて以来のロングセラー商品で、黄色味を帯びたパッケージを特徴としている。

開場時間は21日が12時から20時、22日が11時から17時。

年の瀬だけど、新大久保はJKで一杯だよ(269)

【tamaoのOL独り言=2018年12月20日】年の瀬だ。この間、テレビでなんで年の瀬って言うのかやってたけど、江戸時代は「ツケ」で飲み食いができて、その「ツケ」は年を越しちゃうとなくなっちゃうらしい。それで借金取りが年末に取り立てをし、借りてる方は返すことに奔走していたので年の瀬と言うとのこと。チコちゃん合ってますか?

「キッテ(KITTE)」のクリスマスツリー、ついつい毎年チェックしちゃうんだよね。

そんな年の瀬に友達とオフ会したのよね、新大久保で。意外なことに新大久保すごい混雑だった。一時は廃(すた)れた感があったけど、どうしてどうして、JKでいっぱいだった。

行った喫茶店はK-POPのミュージック・ビデオをリクエストしてかけてもらえるお店だったけど、どんどんお客さんが入ってきて、喫茶店なのに時間制だった。時間制というのにも驚いたけど、カッコいいミュージックビデオが流れていて、誰が誰だかわからなかった。それぐらいどんどん新しいアイドルが出てきているし、そのお客さんはミュージックビデオを一生懸命見て、きっと情報交換しているんだろうね。

外に出ると、流行っているホットチーズドックとか、可愛い綿あめとかあっちこっちに女子の行列が出来ていて、みんな楽しそうに待っている。

友達は待ち合わせより早く来てお買い物をしていたらしいんだけど、グッズも新しいアイドルのものばかりだったらしい。やっぱりK-POPアイドルの力なのかしら?すごい!

次の日に偶然テレビで新大久保の紹介をしていたんだけど、やっぱりすごく混んでいて、私たちが集まった日だけじゃなく混んでいるんだよね。

そういえば今年はアメリカのトランプ(Donald J.Trump)大統領と北朝鮮の金正恩(きむ・じょんうん)委員長がシンガポールで会談したんだった。

会談の内容がよくわからないし、お2人の政治と違うことが話題になっちゃったけど、とりあえず平和が保たれていることはいいことだよね。来年も平和な年でありますように(敬称略、中堅企業に勤めるOLのタマオさんが日常の生活について思っていることを不定期に書きます。注書きは著者と関係ありません)。

編集注:ウイキペディアによると、「JK」は女子高生のことで、1990年代に携帯電話やインターネットが普及し、匿名の掲示板や出会い系サイトの発達など、情報社会の進展に伴い、女子高生が関わる援助交際の増大の一因とも指摘され、社会問題としても大きく取り上げられてきた。

2000年代中盤以降はいわゆる「JKビジネス」が発展、2010年代に入ると「JKリフレ」や「JK見学」などサービスが過激化した。2006年頃から、秋葉原でメイド喫茶に代わる業態として、女子高生の制服を着た店員が「リフレクソロジー」という、簡易マッサージをしてくれる「JKリフレ」が誕生した。

「JKリフレ」はマッサージの際の密着感が売りで、マッサージだけでなく個室で2人きりで会話を楽しめ、膝枕、耳かき、添い寝などもサービスに含まれている。「JKリフレ」は、風俗店や飲食店ではないので、許可や届出は不要だ。マッサージ店を開業する場合は、あん摩マッサージ指圧師の国家資格が必要だが、リフレサービスが本来的なマッサージ行為といえるかどうかは曖昧で、従業員が国家資格なしで行っている。

また、「JKリフレ」は風俗店ではないことから、18歳未満の少女を雇用しても風俗営業法違反にはならない。そのために高校を卒業した女性によるコスプレではなく、18歳未満の女子を含めた本物の女子高生が多く従業しており、そのことを売りの一つとしている店もある。

18歳未満の女子雇用については、労働基準法が規定する18歳未満の労働者に対する禁止事項である「深夜労働」や「時間外労働」、あるいは「休日労働」をさせなければ、問題ないと解釈されている。

2013年4月以降、警察は「JKリフレ」や「JK撮影会」、あるいは「JKお散歩」などの「JKビジネス」に従事している17歳以下の女性従業員について補導の対象とし、2014年12月以降は18歳の女子高生である従業員についても、補導の対象としている。

このように「JKビジネス」は業態を変えた上で店が営業を続け、警察の摘発リスクを減らすために、実在する店舗を無くす「無店舗」の上、集客をインターネットにしてしまうことで、警察といたちごっこが続いている。

2014年には、アメリカの国務省がレポートをまとめた「人身売買に関する年次報告書」において、日本の「JKお散歩」が性目的の人身売買(援助交際)の例として取り上げられた。

2015年3月には、愛知県が青少年保護育成条例の改正という形で、JKビジネスを「有害役務営業」と位置付けて、18歳未満による接客を禁じ、有害役務営業をしている店舗には行政が立ち入り調査し、違反があれば営業停止命令を出し、停止命令違反者は1年以下の懲役または50万円以下の罰金を科される内容を盛り込んだ条例「JKビジネス包括的規制条例」が制定され、7月1日に施行された。

2017年3月には、警視庁の有識者懇談会の提言を受け、東京都がJKビジネスを「特定異性接客営業」と位置付けて、18歳未満による接客を禁じ、店舗には行政が立ち入り調査し、違反があれば営業停止命令を出し、停止命令違反者は1年以下の懲役または50万円以下の罰金を科される内容を盛り込んだ新条例「特定異性接客営業等の規制に関する条例」が制定され、7月1日に施行された。

編集注:史上初めての「米朝首脳会談」は6月12日にシンガポールで実現し、1)新たな米朝関係の構築に取り組む、2)朝鮮半島での恒久的で安定的な平和体制の構築に向け、協力する、3)2018年4月27日の「板門店宣言」(南北首脳による共同宣言)を再確認し、北朝鮮は朝鮮半島の完全な非核化に向け取り組む、4)朝鮮戦争の捕虜・行方不明兵の遺骨回収、すでに身元が判明している遺体の帰還に取り組む、という4項目からなる共同声明を発表した。