丸善丸の内で40人の猫展、有田ひろみ、ちゃぼが紙芝居も

【銀座新聞ニュース=2012年2月20日】丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は2月22日から2月28日まで4階ギャラリーで「第8回キャット(Cat)アートフェスタ2012」を開催する。

毎年「2月22日」の「猫の日」に、猫に関連したイベントを実施する「キャット(Cat)アートフェスタ」で、第8回目の今回は20人のショップを中心に、人形、器、絵画、手ぬぐいや携帯ストラップ、猫のぽち袋など猫関連の作品を展示販売する。

作家本人がショップを開くのは、絵画・立体の天野千恵美(あまの・ちえみ)さん、墨絵とぬいぐるみの有田(ありた)ひろみさん、ちゃぼさん、陶芸の岡村洋子(おかむら・ようこ)さん、ミニチュア木彫りの小出信久(こいで・のぶひさ)さん、木目込人形と立体造形の小島美知代(こじま・みちよ)さん、立体造形の桜井魔己子(さくらい・まみこ)さん。

立体造形の佐山泰弘(さやま・やすひろ)さん、切り絵の松風直美(しょうふう・なおみ)さん、陶人形の須永(すなが)みいしゃさん、陶芸のすみ田理恵(すみだ・りえ)さん、粘土立体の高橋理佐(たかはし・りさ)さん、写真の中山祥代(なかやま・さちよ)さん、陶芸の半沢淳子(はんざわ・じゅんこ)さん。

九谷焼の東早苗(ひがし・さなえ)さん、七宝、金工、トンボ玉の平林義教(ひらばやし・よしのり)さんと平林利依子(ひらばやし・りえこ)さん、絵画と造形の布施和佳子(ふせ・わかこ)さん、陶芸の水谷満(みずたに・みつる)さん、立体アートと絵画の宮内久美子(みやうち・くみこ)さんの20人。

グループ展に出品するのは、鉄と陶芸のあいりんさんとジョニー(JOHNNY)さん、陶器の青井孝行(あおい・たかゆき)さんと青井ゆりさん、創作人形のあべ夏(あべなつ)さん。

ガラスクラフトのあんだんてさん、人形の安藤友香(あんどう・ゆか)さん、陶芸などの小沢康麿(おざわ・やすまろ)さん、絵画の加藤靖子(かとう・やすこ)さん、イラストの「元祖ふとねこ堂」

創作人形の黍(きび)ねのさん、銅版画の桐山暁(きりやま・あきら)さん、ストラップの佐藤淳子(さとう・じゅんこ)さん、立体造形の佐藤法雪(さとう・ほうせつ)さん、陶芸のひがしりょうこさん、立体イラストレーションのまいけるからわたさん。

人形の松本浩子(まつもと・ひろこ)さん、ミニチュア猫とちりめんの水野志元乎(みずの・しげこ)さん、立体造形と画のもりわじんさん、陶磁器の渡辺志野(わたなべ・しの)さんの20人。

2月22日に購入すると、先着222人に記念バッチをプレゼントする。

2月26日に有田ひろみさんとちゃぼさんが紙芝居「あたたかいもの届けます」を実演する。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)まで。入場は無料。

ガレリアで金姫真、辻えりか展

【銀座新聞ニュース=2012年2月18日】ガレリア・グラフィカ(中央区銀座6-13-4、銀座S2ビル、03-5550-1335)は2月20日から2月25日まで1階「ビス(bis)」で金姫真さんと辻えりかさんによる2人展を開催する。

木版画の金姫真(きむ・ひじん)さんと版画(リトグラフ)の辻(つじ)えりかさんが新作を展示する。

辻えりかさんは多摩美術大学大学院美術研究科版画専攻に在籍している。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)、入場は無料。

「ピラミッド」森川智之が舞台挨拶

【銀座新聞ニュース=2012年2月17日】スターサンズ(中野区中央1-35-6、03-6304-0807)は2月25日に丸の内トーエイ(TOEI、中央区銀座3-2-17、03-3535-4741)で公開される「ピラミッド 5000年の嘘」のナレーターを務める森川智之さんによる舞台あいさつを開催する。

2月25日13時35分の回上映開始前に、日本語版の「超ナレーター」を務める声優の森川智之(もりかわ・としゆき)さんが舞台に登場してあいさつする。「超ナレーター」とは淡々と語るのではなく、場面に応じて感情移入をするなど新たな声を表現した造語だ。

「ピラミッド 5000年の嘘」は古代エジプト文明の象徴として知られ、紀元前2500年代に20年以上かけて建造されたと伝えられている古代エジプト・古王国のファラオ、クフ王(Khufu、紀元前26世紀)の墓とされる、ギザの砂漠にある大ピラミッドの真実を解きあかすフランスのドキュメンタリー映画だ。

監督を務めたパトリス・プーヤール(Patrice Pooyard) さんが、37年間にわたるピラミッドの調査と研究を実施した専門家の話を聞き、6年間かけて自ら徹底検証して「真実」を導き出すため、考古学だけでなく、建設、物理、地質、数学、気候学、天文学などあらゆる方面から科学的な視点で分析し、ピラミッドに隠された数々の疑問に答えを出していく。その中には、ピラミッドの縦横高さの数値として3.14や黄金比があるなど驚くべき事実も明らかにされていく。

森川智之さんは1967年東京都品川区生まれ、神奈川県川崎市育ち、勝田声優学院5期卒業生、在籍中から講師を務め、外国人向け日本語教材のナレーションで声優デビューし、1989年に「ダッシュ!四駆郎」の加藤隼の声優を務め、「ちびまる子ちゃん」のヨッちゃん、「金田一少年の事件簿」の明智健悟、「ガラスの仮面」の速水真澄などを担当し、現在も多くのアニメや洋画、劇場アニメ、ゲームの声優などを務めている。

チケットはぴあプレリザーブで2月17日11時まで先行抽選販売を受け付けており、2月18日10時から一般販売する。料金は全席指定で2000円。

ぐんまちゃん家でこけしコンテスト受賞作品展、販売も

【銀座新聞ニュース=2012年2月16日】群馬県が運営する「ぐんま総合情報センター」(愛称・ぐんまちゃん家、中央区銀座5-13-19、デュープレックス銀座タワー5/13、03-3546-8511)は2月17日から2月20日までの4日間、「きんこけ!展示即売会-近代こけしの里 群馬からお届け」を開催する。

2月に群馬県で開催された「第52回全群馬近代こけしコンクール」で2012年2月2日に開催された「第52回全群馬近代こけしコンクール」で最優秀賞(内閣総理大臣賞)を受賞した富所(とみどころ)ふみをさんの「南風」をはじめ、受賞作品を展示する。また、受賞作品以外のこけしも展示販売する。

「全群馬近代こけしコンクール」は全国のこけしのおよそ70パーセントを生産する群馬県で1961年から開催されているこけしのコンクールで、「創作こけし」と「新型こけし」、「木地玩具」の3部門があり、2012年は262点の応募があり、その中から最優秀賞の富所ふみをさんをはじめ、経済産業大臣賞の青木蓼華(あおき・りょうか)さんの「抱擁」、宮川雄一(みやがわ・ゆういち)さんの「絆」、農林水産大臣賞の藤川和美(ふじかわ・かずみ)さんの「風のささやき」、青木蓼華さんの「春の夢」などが選べれた。

「こけし」とは江戸時代末期(化政文化期)ころから、東北地方の温泉地において湯治客(とうじきゃく)に土産物として売られるようになったろくろ(ものを円形に削る道具)引きの木製の人形玩具のことで、主に、子どもの健康な成長を願うお祝い人形と受け止められた。

こけしは伝統的な形式の「伝統こけし」と、これを模倣した「新型こけし」に分けられる。「伝統こけし」は産地、形式、伝承経緯などにより約10種類の系統に分類され、「新型こけし」は、工芸的な「創作こけし」と、東北に限らず全国の観光地で土産品として売られている「こけし人形」がある。

江戸時代から明治、大正までさまざまな名称や漢字が使われたが、1939年に鳴子温泉(なるこおんせん)で開催された「全国こけし大会」で平かなに統一された。

群馬県では1910年に近代こけしが生産されるのようになったのは、関口専司(せきぐち・せんじ)が前橋市総社町(まえばししそうじゃまち)にコマやけん玉など木製おもちゃの工場を開業したのがはじまりとされ、戦後に本格的なこけし生産が行われ、1961年に第1回こけしコンクールが開催された。

開場時間は11時(初日は13時)から18時(最終日は17時)まで。入場は無料。

愛媛県フェアで伊予銀の森田頭取「地域の活性化のため」

【銀座新聞ニュース=2012年2月15日】銀座三越(中央区銀座4-6-16、03-3562-1111)は2月15日から2月20日まで地下2階と地下3階で「愛媛県フェア」を開いている。

銀座三越と共催する伊予銀行(愛媛県松山市南堀端町1)の頭取の森田浩治(もりた・こうじ)さんが初日の夕方、来場して「愛媛県フェア」を約1時間かけて視察した。

森田浩治さんは「このようなイベントを東京のど真ん中で開くことで、愛媛県産品を買ってもらえるし、地域貢献ができる。地域との協力があって地銀がある」と語り、初の銀座でのフェアの意義を強調した。

「愛媛県フェア」は伊予銀行が取り引きのある地元の食品企業を支援するため、銀座三越で開催した初めてのフェアで、愛媛県の16社の企業が出品している。

伊予銀行はこれまでに愛媛県松山市で毎年、地元産品を紹介するイベントを催しており、首都圏ではお台場で地方銀行と共同で6年前から地元産品の紹介イベントを開いている。

今回はこうした取り組みを拡大して、伊予銀行単独で「愛媛県フェア」を開いたもので、森田浩治さんは地元企業があって銀行が存在するとした上で、「地域の活性化のため、チャンスがあれば、毎年開きたい」と述べるなど、継続的に取り組む考えを示した。

「愛媛県フェア」は「白楽天(はくらくてん)」の焼豚玉子飯、「鳥津蒲鉾店(とりづかまぼこてん)」のじゃこかつ、「朝日共販」のしらす、「宇和島農産」のはちみつなどが出品されており、地下3階の「高橋農園」ではレインボーキウイを試食し、改めてその美味さを賞賛した。

森田浩治さんは1943年愛媛県生まれ、1967年に早稲田大学政治経済学部を卒業、伊予銀行に入行、1995年に取締役、1999年に常務、2002年に専務、2005年に頭取に就任している。

営業時間は10時から20時。