丸善丸の内で榎木孝明展、サイン会も

【銀座新聞ニュース=2013年1月27日】丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は1月30日から2月5日まで4階ギャラリーで榎木孝明さんによる「やすらぎの風景画展」を開催する。

丸善・丸の内本店で1月30日から2月5日まで開催される榎木孝明さんの個展「やすらぎの風景画展」に展示される「新たな旅立ち 東京駅」。

俳優で水彩画家の榎木孝明(えのき・たかあき)さんが旅先で描いた風景画を中心に展示販売する。また、画集やオリジナルアートグッズも販売する。

榎木孝明さんは幼少時から絵を描いており、なかでも水彩画については「現場で完成させられる、もっとも身近な表現方法」であり、「眼の前の景色に吹く風を、感じたそばから絵に封じ込める快感」を感じながら制作している。

ウイキペディアなどによると、榎木孝明さんは1956年鹿児島県伊佐郡菱刈町(現伊佐市)生まれ、武蔵野美術大学デザイン科を3年で中退、1978年に劇団四季に入団、1981年に「オンディーヌ」で主演、1983年に四季を退団し、1984年にNHK連続テレビ小説「ロマンス」でデビュー、1985年に映画「雪の断章-情熱」に出演し、以来、舞台やテレビ、映画、ラジオなどで活躍している。

1989年に銀座で個展を開き、北海道美瑛町(びえいちょう)にある「西美の杜美術館」に「榎木孝明 水彩画館」、大分県九重町(ここのえまち)に「榎木孝明 美術館」、鹿児島市に「榎木孝明アートカフェ ギャラリーひしかり」を持ち、画集を出版している。1995年からフジテレビ「浅見光彦シリーズ」に主人公とその兄役で現在まで出演している。

2003年にイラン・日本合作映画「『風の絨たん」で第21回ファジール国際映画祭 で3部門、「ハザン(HAZAN)」でブルガリア国際映画祭でグランプリ、2005年 に「アダン」でアメリカ・シュラキュース国際映画祭審査員特別賞を受賞している。

2月3日12時30分と14時から榎木孝明さんによるサイン会を開く。会場で作品、画集、アートグッズなどを購入すると、サインしてもらえる。整理券は1月30日から会場で配布する。それぞれ先着50人まで。

開場時間は9時から21時(最終日は17時)まで。入場は無料。

トリップ祭りカレンダー3月、アイルランド聖パトリックデイやバリ島新年など

(過去の記事については企業名などを検索すると見られます)
【銀座新聞ニュース=2013年1月26日】トリップアドバイザー(渋谷区恵比寿西1-10-11、03-6416-9333)はこのほど「トリップグラフィックス」として「世界のお祭りカレンダー2013」を発表した。

トリップアドバイザーが「トリップグラフィックス」として発表した「世界のお祭りカレンダー2013」の3月の写真はアイルランドの「セント・パトリック・デイ・フェスティバル」の光景だ。

トリップアドバイザーが日本や世界各国の著名なお祭りや奇祭、スポーツイベントなど旅行者目線で選んだお祭りカレンダーで、毎月5つから8つの世界のイベントの概要や期間、開催地(都市)などの情報を表示している。

3月は10日から17日までカナダ・ロンドンで世界フィギュアスケート選手権が開かれる。世界フィギュアスケート選手権はは国際スケート連盟 (ISU) が主管轄で行われるフィギュアスケート単独の大会としては最大の大会で、男子、女子、ペア、アイスダンスの4種目が行われる。

オリンピックと同等かそれ以上の重みを持ち、国際スケート連盟のランキングポイントでもオリンピックとともに一番高い格を与えられている。各国の大会出場枠は最大3人(組)で、この大会の成績で翌年の世界選手権の(翌年にオリンピックがある場合はオリンピックも)出場人数が決められる。

1896年に初めて世界フィギュアスケート選手権がロシアのサンクトペテルブルクで開かれた。2013年は男子が8カ国、女子が6カ国、ペアが7カ国、アイスダンスが5カ国で争われ、日本は男子、女子、ペアに出場する。

12日はインドネシア・バリ島の元日「ニュピ(Nyepi)」で、バリ島に住むヒンドゥー教徒にとって「新年」にあたる。当日は外国人観光客も含め、島にいるすべての人は屋外での行動を禁止されている。

ネットによると、ニュピの3日前から準備のための儀式がはじまり、「ムラスティ」と呼ばれ、島の人たちが海へ行進する。太鼓や銅鑼を打ち鳴らしながら歩き、海では寺院や各家で祭ってある神々の祭祀などを清める。

前夜祭が「ティルム」で、善なる神を祭るための準備をするが、夕方から家では鍋やカマを打ちならし、家に入り込んだ悪霊を追い出し、各村ではオゴオゴ(オゴホゴ)と呼ばれる大きな鬼の張りぼてを作り、村を練り歩く。家から追い出された悪霊がこのオゴオゴに乗り移り、最後に悪霊が乗り移ったオゴオゴは焼かれる。

暗闇の中を疾走する鬼を見たあと、午前1時からニュピがはじまる。ニュピの当日、外出禁止となり、1日中、家の中にいて、労働、灯火使用、殺生が禁止されている。

14日から18日がアイルランドの「セント・パトリック・デイ・フェスティバル(St.Patrick’s Day Festival)」だ。国を挙げての盛大なお祭りで、国の花であるシャムロックや緑色のものを身に着けて楽しむ。

17日がアイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリック(Patricius、387?-461)の命日で、1996年に政府が主体となってダブリンで5日間の盛大なフェスティバルとなり、パレードなどの行事が行われるようになった。

14日から19日がスペイン・バレンシアの「サン・ホセの火祭り」だ。スペイン3大祭りのひとつで、連夜、大規模な花火が打ち上げられ、夜を通して飲み歩き、春の訪れを祝う。

「サン・ホセ」とはスペイン語で聖ヨセフ、つまりイエス・キリストの父親のことで、職業が大工だったことから大工職人の守護聖人として崇められている。昔からサン・ホセの日に古い材木や木屑などを集めて大きな焚き火をする習慣が受け継がれているが、ある日、張子の人形「ファヤ」を火の中に投げ入れたのが周囲の人々に面白がられ、それがきっかけとなり、いろいろな人形が作られるようになったという。

現在は1年も前から競って構想を練り、飾り付けも凝った風刺のきいたテーマが取り上げられる。人々に披露された後、19日のサンホセの夜に焼き払われる。これが最大の見どころで、19日深夜に行われるファヤへの点火がバレンシアの火祭りのシンボルとなっている。ただし、期間中に人々は気に入ったファヤに投票し、1位になった作品はファヤ展示館に永久保存される。

15日から17日はオーストラリア・メルボルンでF(フォーミュラ)1オーストラリア・グランプリが開かれる。F1の開幕戦となる。F1は国際自動車連盟 (FIA)が主催する自動車レースの最高峰で、2013年は12のチームと24人のドライザーで争われる。
1950年からはじまり、2011年からは年間20戦になっており、「チャンピオンシップ・ポイント」の総計によってチャンピオンが決定する「ドライバーズ・ワールド・チャンピオン」と、車体製造者(コンストラクター)には2台までポイントが与えられその合計で「コンストラクターズ・ワールド・チャンピオン」が争われる。

27日はインドの春の訪れを祝う「ホーリー祭」だ。鮮やかな色分や色水を掛け合う。ホーリーはもともと豊作祈願の祭りだったが、その後クリシュナ伝説などの各地の悪魔払いの伝説などが混ざって、現在みられる形になった。

ホーリー祭の特徴である色粉や色水を掛け合う由来は、カシミール地方の伝承でこの日に人家に押し入ってくる悪鬼ビシャーチャを追い払うため泥や汚物を投げつけたのが始まりとされる。そのため黄色は尿、赤は血、緑は田畑を象徴すると言われている。

丸善日本橋で豊本善隆、信子親娘ステンドグラス展

(過去の記事については店舗名や個人名などを検索すると見られます)
【銀座新聞ニュース=2013年1月26日】丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は1月30日から2月5日まで3階ギャラリーで豊本善隆さん、豊本信子さんによる「ステンドグラス展-やわらぎの灯」を開催する。

丸善・日本橋店で1月30日から2月5日まで開催される豊本善隆さん、豊本信子さんによる「ステンドグラス展-やわらぎの灯」に出品されるステンドグラスランプ。

独自の絵付け技法と技術によりステンドグラスランプを制作する「豊本工房」(岡山県真庭市湯原温泉112、0867-62-2767)を主宰するガラス工芸作家の豊本善隆(とよもと・よしたか)さんと長女の豊本信子(とよもと・のぶこ)さんが新作のランプを展示販売する。

豊本善隆さんと信子さんは野の花や小動物など身近なモチーフを利用し、シンプルな造形で飾るステンドグラスランプを、着色したガラスを小片に切って再び組み立てる手法で制作しており、「やわらぎの灯(あかり)」との副題で展示する。また、ステンドグラスのガラスを小さくカットしたガラスをガラスの器や写真立てにボンドで貼り付けて写真立てやろうそく入れを作っている。

豊本善隆さんは1939年京都府生まれ、両親が日本画家で、当初は油彩画を描いていたが、1980年に倉敷市にステンドグラス工房を設立、1995年に湯原温泉に工房を移し、さまざまなステンドグラスランプを制作している。また、長男の豊本光識(とよもと・みつおり)さんも1971年生まれで、父親にステンドグラスを学んで制作している。

豊本信子さんは1969年生まれ、父親に師事して、ステンドグラスランプを制作している。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は17時)まで。入場は無料。

日本橋劇場で宅間善之、政彰兄弟がマリンバコンサート

(過去の記事については店舗名や個人名などを検索すると見られます)
【銀座新聞ニュース=2013年1月25日】日本橋劇場(中央区日本橋蛎殻町1-31-1、日本橋区民センター4階、03-3666-4255)で2月3日14時30分から「マレット・ピット(MALLET×PIT)」による「まほうの鍵盤」コンサートを開催する。

日本橋劇場で2月3日に14時30分から「まほうの鍵盤」コンサートを開く「マレット・ピット」の宅間善之さん(右)と政彰さん(左)の兄弟。

「マレット・ピット(MALLET×PIT)」は宅間善之(たくま・よしゆき)さんと宅間政彰(たくま・まさあき)さんの兄弟によるマリンバとビブラフォンのデュオで、クラシックからジャズ、アニメの主題歌など独自の編曲で演奏する。

宅間善之さんは1979年神奈川県横浜市生まれ、幼少期よりマリンバ奏者の父親の影響を受けてクラシックマリンバをはじめ、高校を卒業後、ジャズバンドの「スイサイド・スポーツカー(Suiside Sports Car)」のメンバーとしてプロデビューし、バンドを脱退後にアメリカのバークリー音楽院に留学した。

2002年に「モスト・アクティブ・マレット・プレイヤーズ・アワード(Most Active Mallet Players Award)」を受賞、2003年にバークリー音楽院を卒業、帰国後はライブハウスやホテルなどで演奏し、父親の宅間久善(たくま・ひさよし)さんのレコーディングやコンサートツアーに参加し、弟とのユニット「マレット・ピット」の作編曲も担当している。

宅間政彰さんは1983年神奈川県横浜市生まれ、幼少期よりマリンバ奏者の父親の影響を受けてマリンバをはじめ、洗足学園音楽大学音楽学部器楽科打楽器専攻を卒業、在学中から演奏活動をはじめ、卒業後、マリンバ奏者としてソロ演奏活動を行う傍ら、中学、高校の吹奏楽部のインストラクターとして指導にもあたっている。現在、マリンバ奏者として活躍している。

前売り料金は指定が一般2600円、小学生以下1200円、自由席が一般2400円、小学生以下1000円、中央区民は400円引き。当日は300円増し。問い合わせはちけっとぽーと(03-561-9001)まで。

丸善丸の内で軽部武宏「まんげつのこどもたち」原画展

(過去の記事については店舗名や個人名などを検索すると見られます)
【銀座新聞ニュース=2013年1月25日】丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は1月22日から2月12日まで3階中央エレベーター前で軽部武宏さんによる「まんげつのこどもたち原画」展を開いている。

丸善・丸の内本店で2月12日まで開催している軽部武宏さんの「まんげつのこどもたち原画」展に飾られている絵本の表紙。

一級建築士で独特の怖い絵本作家の軽部武宏(かるべ・たけひろ)さんが1月16日に絵本「まんげつのこどもたち」(イーストプレス、1365円)を刊行したのを記念して原画展を開いている。

「まんげつのこどもたち」は満月の夜がきたので、家をそっと出て行くこどもたちを描いた絵本で、最初はちゅうちょしながら、夜の世界の魅力にひきこまれていく子どもたちの話という。

軽部武宏さんは1969年東京都文京区千駄木生まれ、1991年に第12回日本グラフィック展浅葉克己(あさば・かつみ)賞、1995年にICA絵画コンテスト優秀賞、一級建築士の免許を取得、1996年に第6回アートボックス(ARTBOX)大賞展審査員賞、1999年に第2回岡本太郎(おかもと・たろう)記念現代芸術大賞展を受賞した。

2002年に第3回ピンポイント・ピクチャー・ブックス・コンペティション(Pinpoint Picture Books Competition)優秀賞、2011年に絵を担当した「のっぺらぼう」(文章は杉山亮=すぎやま・りょう=さん)で第16回日本絵本賞などをを受賞している。2000年から2、3年ごとに銀座・スパンアートギャラリーで個展を開いている。

開場時間は9時から21時まで。