銀座で秋祭り、6流派、芸大が茶席、パラ体験、子供歌舞伎も

【銀座新聞ニュース=2019年10月25日】全銀座会(中央区銀座4-6-1、銀座三和ビル、03-3561-0919)は11月3日まで銀座中央通りなどで「オータム・ギンザ(AUTUMN GINZA)2019」を開いている。

11月3日に泰明小学校で公演する「新富座こども歌舞伎の会」の子どもたち。画像は過去の公演風景。

銀座中央通りなどで茶会を開いたり、障害者スポーツの体験会、有楽町駅前で国産農産物チャリティー頒布会を開いたり、泰明小学校で新富座こども歌舞伎を催すなど、毎年恒例のさまざまなイベントが予定されている。

28日まで銀座三越9階銀座テラスで「学生創作茶席」を開いている。日本建築学会が主催する、日本建築学会建築文化週間・学生グランプリ2019「銀茶会の茶席」で学生による茶室のデザインを募集し、優秀作品を展示し、実際、茶席として使用する。

期間中、武者小路千家が26日13時30分と14時30分から茶席を開く。表千家が27日13時、13時30分、14時、14時30分、15時、15時30分の6回、茶席を開く。26日は12時30分と13時30分に、27日は12時10分、13時10分、14時10分に茶席券を配布する。

28日まで銀座・伊東屋10階「ハンドシェイク・ラウンジ(HandShake Lounge)」で「東京芸大イン(in)銀茶会2019」を開く。芸大工芸科の教員と大学院生が作品を展示する。

11月2日に落語会を開く柳家さん生さん。

27日13時から16時まで銀座通り1丁目から8丁目で「千家」など茶道6流派が参加する「銀茶会」を開く。2019年で18回目となる茶会で、12時から茶席券を配布する。参加するのは表千家、裏千家、武者小路千家、江戸千家、遠州流茶道、和敬茶道倶楽部。

表千家は千利休(せんの・りきゅう、1522-1591)を祖とする千家の家督を継いだ千家流茶道の本家であり、宗家は京都市上京区小川通寺之内通上るにある。千利休の孫で、3代・千宗旦(せんそうたん、1578-1658)の3男、千宗左(せん・そうさ、1619-1672)が千宗旦の隠居に伴い、継嗣として「不審庵(ふしんあん)」を継承し、「表千家」の家元となった。

「裏千家」は千宗旦の死後、「不審庵」の裏にある「今日庵(こんにちあん)」を4男の千宗室(せん・そうしつ、1622-1697)が受け継いで独立し、「裏千家」とした。宗家は京都市上京区小川寺之内上ルにある。

「武者小路千家」は千宗旦の次男、千宗守(せんの・そうしゅ、1595-1675)が養子先から戻ってきて、京都武者小路に「官休庵(かんきゅうあん)」を建て、起こしたのが「武者小路千家」だ。こうして表・裏・武者小路の「三千家」が成立した。宗家は京都市上京区武者小路通り小川東入にある。

「江戸千家」は川上不白(かわかみ・ふはく、1716-1807)に始まる茶道の流派で、家元は台東区池之端にある。

「遠州流」は小堀政一(こぼり・まさかず、1579-1647)に始まる小堀家本家に伝わる武家茶道の一派で、宗家は東京都新宿区にある。

「煎茶道」は江戸時代初期に禅宗の一つである黄檗宗(おうばくしゅう)を開いた隠元隆琦(いんげん・りゅうき、1592-1673)が開祖とされている。現在も全日本煎茶道連盟の事務局は京都の黄檗山万福寺内に置かれている。

26日13時から銀座料理飲食業組合連合会(中央区銀座4-10-6、銀料ビル、03-3541-7856)が数寄屋橋公園(銀座5丁目)で、「おいしい国産農産物チャリティー頒布(はんぷ)会」を開く。北海道、宮城、山形、岩手、新潟、福井、長野、群馬、埼玉、茨城、岡山、鳥取、広島、高知、大分、熊本の16道県が野菜、果物、新米などの農産物をチャリティーとして出品し、100円以上寄付すればもらえる。約2000人に配布し、収益金は中央区社会福祉協議会に寄付する。

27日13時から銀座通り2丁目の「三菱自動車 マイガーデンギンザ(MI-Garden GINZA)」で、「知って 体験 障害者スポーツ」を開く。体験できる種目は「ボッチャ」で、「王子ホールドスターズ」が講師を務める。また、パラリンピックについて紹介するパネルを展示する。

11月2日12時から17カ所の画廊が参加する「アフタヌーン・ギャラリーズ」を開く。参加するのは柴田悦子画廊、宝満堂、ギャラリーアートもりもと、銀座柳画廊、日動画廊、ザ・ギンザ スペース、ヒロ画廊、創英ギャラリー、至峰堂画廊銀座店、アールグロリュー、ギャラリー広田美術、ギャルリーためなが、ギャラリー林、銀座黒田陶苑、門司ファインアートギャラリー、資生堂ギャラリー、東京画廊+BTAPの17画廊だ。

2日11時30分から12時20分まで三井住友銀行銀座支店で柳家さん生(やなぎや・さんしょう)さんによる落語会を開く。すでに募集は締め切っている。

4日11時から12時まで銀座会議室で「画廊とアートQ&Aレクチャー」を開く。参加費は無料で、希望者はメール(info@ginza-galleries.com)で申し込む。29日締め切り。

3日13時30分から中央区立泰明小学校(中央区銀座5-1-13)の校庭特設舞台で、「新富座こども歌舞伎の会」(中央区新富1-17-10、03-3551-2893)が公演する。小学生が口上と「三人吉三巴白浪(さんにんきちさともえのしらなみ)大川端庚申塚(おおかわばたこうしんづか)の場」と、「白浪五人男(しらなみごにんおとこ)」の「稲瀬川勢揃の場(いなせがわせいぞろいのば)」を演じる。

「三人吉三」は1860年正月に江戸市村座で初演された歌舞伎の演目で、「三人吉三廓初買(さんにんきちさ・くるわのはつがい)」が正式な名称で、世話物(江戸時代の庶民の日常そのものである市井の話題や風俗などを扱った演目)、白浪物(盗賊を主人公とした一連の世話物の演目の通称)で、2代目河竹黙阿弥(かわたけ・もくあみ、1816-1893)作の全7幕だ。

和尚吉三(おしょう・きちさ)、お嬢吉三(おじょう・きちさ)、お坊吉三(おぼう・きちさ)と名乗る3人の盗賊「吉三郎(きちさぶろう)」を中心に、彼らを取り巻く者たちの複雑な人間関係を描く、物語性の高い演目で、100両の金と短刀「庚申丸(こうしんまる)」をめぐる因果応報の末に、差し違えて死ぬところで幕引きとなる。

特に有名なのが「大川端庚申塚の場」で、節分の夜、大川端庚申塚で夜鷹(よたか)を川に突き落とし、小判100両を奪ったお嬢吉三が朗々と唄いあげるかのようにまわすセリフで、最後に「こいつぁ春から 縁起がいいわえ」という「厄(やく)払い」と呼ばれる独白(どくはく)が、歌舞伎の名セリフ中の名セリフとして知られている。

そこにお坊吉三が現れ、その金をよこせと無理をいい、斬り合いはじめた2人に割って入ったのは和尚吉三で、この3人が意気投合し、梅の木の下で義兄弟の契りを結ぶ場面で、序幕の圧巻とされている。初演時は評判にならず、30年ほど経って吉原遊郭を舞台にした部分を省略し、「三人吉三巴白浪」という外題で再演されると、評判となり、以後歌舞伎の代表的な作品のひとつとして、今日もよく上演されている。

「白浪五人男」は「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」が正式名称で、1862年に江戸市村座で初演された歌舞伎の演目だ。通称が「白浪五人男」、世話物(白浪物=盗賊が活躍する歌舞伎狂言の総称)で、2代目河竹黙阿弥(かわたけ・もくあみ、1816-1893)作で、全3幕9場で構成されている。

「稲瀬川勢揃いの場」は2幕目第3場で、「志らなみ」の字を染め抜いた番傘を差して男伊達の扮装に身を包んだ5人男の名乗りが名高い。花道を堂々と登場後、舞台に来て捕り手を前に5人組が勢揃いし、1人ずつ「渡り台詞」で見得を切り、縁語や掛詞を駆使した七五調のリズミカルな「連ね」で名乗る姿には歌舞伎の様式美が凝縮されている。

期間中、三井住友トラスト・ホールディングス(千代田区丸の内1-4-1、03-6256-6000)傘下の三井住友トラストクラブ(中央区晴海1-8-10、トリトンスクエアX棟)が運営する「ダイナースクラブ」が11月3日まで「銀座レストランウィーク2019オータム(Autumn)」を開いている。参加店で事前に予約すると、ランチ3300円(サービス料、税込)、ディナー1万1000円(同、食前酒付)で提供する。会員以外でも利用できる。ネット(https://www.diners.co.jp/ja/event/evt_ginzarestaurant2019autumn.html)から確認して店舗に予約する。

また、11月3日まで銀座のバーが参加する「オータム・ギンザ・ナイト」を開いている。参加14店がギムレット、ネバダ、バラライカ、サイドカー、マルガリータの5種のカクテルについて、1杯1500円(税別)で提供する。ただし、ほかにテーブルチャージがかかる。

永谷商事、神田こなぎと「銀座記念碑」巡り

【銀座新聞ニュース=2019年10月25日】不動産会社で、都心で寄席を経営する永谷商事(武蔵野市吉祥寺本町1-20-1、0422-21-1796)が運営する「お江戸日本橋亭」(中央区日本橋本町3-1-6、日本橋永谷ビル1階、03-3245-1278)は10月31日に神田こなぎさんによる「講談師と歩く歴史と文化の散歩ラリー」を開く。

10月31日に開かれる「講談師と歩く歴史と文化の散歩ラリー」で「銀座の記念碑を巡る」で銀座を案内する神田こなぎさん。

永谷商事が毎月1回から2回程度、定期的に開いている「講釈師と一緒に歩く歴史と文化の散歩ラリー」シリーズのひとつで、講談師が名所旧跡などを解説しながら一緒に歩いて回る企画で、その後、お江戸日本橋亭で寄席を鑑賞する。

今回は二ツ目の講談師、神田(かんだ)こなぎさんが「銀座の記念碑を巡る」と題して、東京メトロ銀座線「京橋駅」から「煉瓦銀座の碑」(中央区銀座1-2-1)、「江戸歌舞伎発祥之地」(中央区京橋3-4)、「銀座発祥の地」(中央区銀座2-7)、「関東大震災記念碑」(中央区銀座4-1-2)など数々の記念碑を巡り、昼前にお江戸日本橋亭に移動して、午後から「日本橋お江戸寄席」を鑑賞する。

「煉瓦銀座の碑/ガス灯の碑」は1872(明治5)年に和田倉門から出火した火事が銀座一帯を焼きつくし、築地ホテル館にまで及ぶ大火になった。これを機に、時の東京府知事、由利公正(ゆり・きみまさ、1829-1909)が不燃性の都市の建設を主張し、銀座煉瓦街が誕生した。

彼の功績を讃えて造られたのが「煉瓦銀座之碑」で、街路樹の柳と並んで銀座の名物となった。煉瓦街も柳も街の発展とともに姿を消したが、その後、煉瓦が発掘されたのを契機に1956年に当時の「フランス積み」という方式で再現し、煉瓦の碑が建てられた。碑のそばに1874(明治7)年にガス灯の実物が復元されている。

「江戸歌舞伎発祥の地の碑」は京橋大根河岸青物市場跡の隣にあり、日本橋と京橋の中間に架かっていた中橋の江戸歌舞伎の創業を記念して1957年に建てられた。江戸歌舞伎は1624(寛永元)年に中村座(前身は猿若座)の猿若勘三郎(さるわか・かんざぶろう、1598-1658、後に中村勘三郎、座の名前も中村)が中橋南地に芝居小屋「猿若座」を建て座元となる。3月に興行を開始し、これが江戸における常設歌舞伎劇場の始まりとなる。

その後市村座、森田座も上演を公認され、江戸歌舞伎三座が集結し、中橋には多くの人々が集まった。碑は、猿若座が興業を開始したのを記念して建立された。

中橋は当時楓川(かえでがわ)と外堀をつないでいた紅葉川(もみじがわ)に架かる橋で、現在でいえば、東京駅八重洲中央口の東側の中央通りと八重洲通りが交差する辺りとされている。そのため、京橋川にかかっていた京橋とは違う地点とされている。

「江戸歌舞伎発祥之地」の碑には3つの家紋が刻まれており、中央の大きな紋は、「隅切銀杏(すみきりいちょう)」紋で、現在の中村家の家紋だ。「隅切銀杏」紋の下の家紋は「舞鶴」紋で、中村家の家紋は、当初、「舞鶴」紋だったが、5代将軍徳川綱吉(とくがわ・つなよし、1646-1709)が可愛がっていた愛娘の長女・鶴姫(つるひめ、1677-1704)にちなんで1688(貞享5)年に「鶴字法度」を出し、庶民が鶴字・鶴紋を使用することを禁じたことから、「隅切銀杏」紋に変えた。

「舞鶴」紋の両脇が、「丸に三つ柏」紋で、猿若勘三郎が1657(明暦3)年に、次男の中村勘治郎(なかむら・かんじろう、2代目中村勘三郎、1647-1674)を伴って親子で京に上り、禁裏で「猿若」と「新発意太鼓」(しんぽちだいこ)を上演し、後西天皇(ごさいてんのう、1638-1685)から賞賛され、この際にビロード地に「丸に三つ柏」紋の羽織を賜っている。このことから「丸に三つ柏」紋が刻まれている。

「銀座発祥の地」は銀座が江戸時代金貨(小判)を扱う金座に対し、銀および銀貨の鋳造・取締りを司った幕府の機関で、1601(慶長6)年に伏見に創設された。1606(慶長11)年には駿河にも設けられ、1608(慶長13)年に伏見銀座は京都に、1612(慶長17)年に駿河銀座は江戸(現在の銀座2丁目、当時は新両替町)に移された。これが銀座の地名の起こりとなる。のちに銀座は蛎殻町へ移り、1869(明治2)年に金座とともに廃止になったが、銀座の名は町名として残され、1955年4月に銀座発祥の地の碑が建てられた。

「関東大震災記念碑」は1923(大正12)年9月1日11時58分、東京を中心に関東一円を襲った大震災を記念するため、広く浄財を集めて10周年目に建てられた。彫刻家の北村西望(きたむら・せいぼう、1884-1987)が「平和の神」を象徴して制作し、台石には朝日新聞社が全国から募集して選んだ「不意の地震に不断の用意」の評語が刻まれ、この惨事を二度と繰り返さぬよう注意を喚起している。

関東大震災では「死者9万9331人、負傷者10万3733人、行方不明4万3476人、焼失家屋44万728軒、倒壊家屋15万4499軒」の被害が記録されている。

ほかに、京橋、銀座地区には「京橋大根河岸青物市場跡の碑」(中央区京橋3-4)、「京橋記念碑」(中央区京橋3-5)、「銀座の柳由来の碑」(中央区銀座1-7)、「東京慈恵医科大学発祥の地(成医会講習所跡)」(中央区銀座4-4-1)、「真珠王記念碑」(中央区銀座4-5)、「銀恋の碑」(中央区銀座4-1-2)。

「銀座の象徴 柳並木の碑」(中央区銀座4-1-2)、「銀座出世地蔵尊」(中央区銀座4-6-16)、「数寄屋橋の碑」(中央区銀座5-1)、「島崎藤村 北村透谷の碑」(中央区銀座5-1-13)、「石川啄木歌碑」(中央区銀座6-6-7)、「一橋大学発端の碑(商法講習所跡)」(中央区銀座6-10)。

「金春屋敷跡/金春通り煉瓦遺構の碑」(中央区銀座8-7-11)、「芝口御門跡」(中央区銀座8-10-8)、「狩野画塾跡」(中央区銀座5-13-11)、「佐久間象山塾跡」(中央区銀座5-13-9)などもある。

神田こなぎさんは山梨県南アルプス市生まれ、2011年9月に神田すみれさんに入門、前座見習い、12月に講談協会見習い、2016年10月に二ツ目に昇進している。

時間は10時から16時で、10時に東京メトロ銀座線京橋駅に集合する。昼までにお江戸日本橋亭に移り、13時30分からお江戸日本橋亭で神田こなぎさんらの寄席となる。料金は弁当、飲み物、寄席代を含めて3500円で、交通費などがかかる場合は自己負担となる。申し込みは永谷商事まで。

13時30分から日本橋お江戸寄席は前座の三遊亭遊七((さんゆうてい・ゆうしち)さん、二つ目の立川だん子(たてかわ・だんこ)さん、神田こなぎさん、真打の三遊亭遊之介(さんゆうてい・ゆうのすけ)さん、ギター漫談のあさひのぼるさん、真打の三遊亭鳳楽(さんゆうてい・ほうらく)さんが出演する。

ラグビー日本すごいね、来年の五輪、伊調馨の応援できないの?(290)

【tamaoのOL独り言=2019年10月25日】ラグビーワールドカップ2019日本大会。日本代表は本当にベスト8に入ってしまった。にわかであろうが、ファンと言わせていただいていいだろうか?オフィシャルグッズならぬお菓子も購入した。

萩の花。ちょっと前ですが。夏の終わりかな。

とは言っても、いろいろバタバタしていてあまりちゃんと見ることできなかったけど、にわかに、この選手は要注意だの、この選手はスタミナどうなの?って気になる選手が出てきた。やっぱり、にわかでもなんでも、ファンって受け入れてもらわないと。

でも、日本チームには勝って欲しかった。応援の熱量が違ってくるし・・・世界の壁が厚いことは分かったけど、でも、だからこそ、せめてあと1試合見たかったなぁ。ラグビーファンからしたら日本チームの健闘は充分なものだという評価かもしれないけど。

でも、この盛り上がり。来年のオリンピックが待ち遠しいね。金メダルがどれだけとれるのかにもよって、応援熱量、違ってきちゃうのかもしれないけど。今回のラグビーワールドカップのように期待以上に活躍してくれたら、間違いなく盛り上がるよね。

オリンピックで期待している選手は、いろいろいるけれども、あのー、伊調馨(いちょう・かおり)選手は出れないんでしょうか?いろいろあったけど、東京オリンピック枠ということでどうにかならないの?

1人枠ということも、分かっているけど、きっと、きっと活躍すると思うのです。特別枠作れないのかな。伊調馨選手に応援熱量、大いに使うよー!

ともかく東京オリンピック・パラリンピック、出場できないけど、応援は一生懸命します。チケットも当たらなかったけど、テレビの前で応援します。この間のNHKドラマの”いだてん”の「前畑がんばれ」のようにね。「**ー、がんばれー!!」(敬称略、中堅企業に勤めるOLのタマオさんが日常の生活について思っていることを不定期に書きます。注書きは著者と関係ありません)。

注:ウイキペディアによると、伊調馨は1984年青森県八戸市生まれ、中京女子大学(現至学館大学)を卒業、総合警備保障(ALSOK)に入社している。女子レスリング選手として、2004年のアテネ(63キロ級)、2008年の北京(63キロ級)、2012年のロンドン(63キロ級)、2016年のリオデジャネイロ(58キロ級)のオリンピック4大会連続で金メダルを獲得し、オリンピックの同年に4回、紫綬褒章を受章、2016年に国民栄誉賞を受賞している。

しかし、2019年のアジア選手権で57キロ級3位、全日本選抜選手権で57キロ級決勝で川井梨紗子(かわい・りさこ)選手に敗れ、世界選手権代表決定プレーオフでも川井梨紗子選手に敗れ、9月の世界選手権に出場した川井梨紗子選手が57キロ級で優勝したことからこの階級では東京オリンピック代表に内定した。

また、53キロ級で向田真優(むかいだ・まゆ)選手、62キロ級で川井梨紗子選手の妹の川井友香子(かわい・ゆかこ)選手もオリンピック代表に内定したことから、伊調馨選手のこれらの階級での東京オリンピック出場はなくなった。

ヴァニラ、副島大彦、ハルカ、飯野モモコら5人の「異相」展

【銀座新聞ニュース=2019年10月25日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は10月29日から11月3日まで造形などの5人の作家による「シレーノスの部屋」を開く。

ヴァニラ画廊で10月29日から11月3日まで開かれる5人の作家による「シレーノスの部屋」のフライヤー。

ヴァニラ画廊では「その部屋では、現実には起こりえない事象が普通となる。物語のなかで広がる幻想の世界、それは人々を古(いにしえ)の時代より魅力し続けてきた。頭のなかで想像した世界、物語のなかに感じた世界、それがこの部屋では目の前に顕れる」とし、「人の想像力により産まれた驚異を、この現実に喚(よ)ぶために集まった」5人の作家、宝飾、立体造形、イラスト、さまざまな手法を使い産み出された、形があり、手にとれる異相の展示会を開く。

ヴァニラ画廊では2017年8月、2018年9月に続く、5人の作家による3回目のグループ展だが、出品者の一部は前回と異なる。

今回は「クリスタル・ムーン(Clystal Moon)」(杉並区阿佐ヶ谷南2-40-1、阿佐ヶ谷アニメストリート)を主宰する副島大彦(そえじま・ひろひこ)さん、マイル・パクストン(Mile Paxton)さん、「コクーン(CoCoon)」を主宰するハルカさん、「モモコ・イイノ(Momoko Iino)」を主宰する飯野モモコ(いいの・ももこ)さん、「パヴィリオン(PAViLiON)」を主宰するししこさんの5人が出品する。

副島大彦さんは貴金属と宝石を使用した本物の宝飾武具、オリジナル研磨をした宝石を使用したオンリーワンジュエリーを制作しており、子どもの頃に絵本で知り、大人になりゲームやアニメで憧れた幻想世界のアイテムが現実世界に現れる、としている。

副島大彦さんは日本ジュエリーアカデミーで彫金、ロストワックス、宝石研磨を学び、その後、同校で宝石研磨の講師として研磨を指導している。

マイルパクストンさんはフェイクファー(毛皮風の布)素材を使い、骨格や筋肉を模したコアを内蔵したアニマルドールを制作している。作品の仕上がりは1体ずつ違い、皆いきいきと可動する身体と魅力的な瞳を持っている。「好奇心旺盛な表情は、いつも密かに人に語りかけるチャンスを窺っているように見える」としている。

ハルカさんは「かつて世界中を旅した動物学者のコレクション」をテーマに、架空の動物をモチーフにしたアニマルドールを制作し、フェイクファーなどの素材を用い、自在にポージング出来るよう丈夫な骨格を組み込んでいる。

飯野モモコさんは自作のオルゴナイト(金属や水晶などの鉱物を樹脂で固めたもの)を瞳に使用し、フェイクファーやビーズをまとったアートドール(縫いぐるみ)「ORGONE CREATURES-オルゴンクリーチャー」を2016年より制作している。

水晶や金属などを樹脂で包み込んだオルゴナイトはポジティブエネルギーを発生する装置と伝えられ、その瞳の中には輝く宇宙の様な世界が広がっており、奇妙だけれど愛嬌のある姿で一緒にいてゆるりと癒してくれるオルゴンクリーチャーを展示する。

開場時間は12時から19時(土・日曜日・祝日17時)で、入場は無料。マイル・パクストンと「コクーン」の作品については、入札制のオークションになる。

東宝「マチネ」福山雅治、石田ゆり子ら初日挨拶

【銀座新聞ニュース=2019年10月25日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)は11月1日からTOHOシネマズ日比谷スクリーン12(千代田区有楽町1-1-3、東京宝塚ビル地下)で一般公開される「マチネの終わりに」の初日に福山雅治さん、石田ゆり子さんらによる舞台あいさつを開く。

11月1日から一般公開される「マチネの終わりに」((C)2019 フジテレビジョン アミューズ 東宝 コルク)。

1日16時5分の回上映終了後に、監督の西谷弘(にしたに・ひろし)さんをはじめ、主人公のギター奏者「蒔野聡史」役の福山雅治(ふくやま・まさはる)さん、通信社hの記者「小峰洋子」役の石田ゆり子(いしだ・ゆりこ)さん、小峰洋子の婚約者「リチャード新藤」役の伊勢谷友介(いせや・ゆうすけ)さん、蒔野聡史のマネジャー「三谷早苗」役の桜井ユキ(さくらい・ゆき)さんが舞台に登場してあいさつする。

「マチネの終わりに」は芥川賞作家の平野啓一郎(ひらの・けいいちろう)さんが2015年3月から2016年1月まで毎日新聞の朝刊と「ノート(note)」に連載した同じ題名の長編小説が原作で、2016年4月に毎日新聞出版より単行本として刊行された。第2回渡辺淳一(わたなべ・じゅんいち)文学賞を受賞している。

物語はパリでの公演を終えた世界的なクラシックギタリストの蒔野聡史が、パリの通信社に勤務するジャーナリストの小峰洋子と出会うところからはじまる。2人は出会った瞬間から惹かれ合い、心を通わせていくが、洋子には婚約者である新藤の存在があった。

そのことを知りながらも、自身の思いを抑えきれない蒔野は洋子へ愛を告げる。しかし、40代の2人をとりまくさまざまな現実を前に、蒔野と洋子の思いはすれ違っていく。

ウイキペディアなどによると、西谷弘さんは1962年東京都生まれ、共同テレビジョンに入社、CM部を経てドラマ部へ異動、2006年にフジテレビに移籍した。2005年に「県庁の星」で映画監督としてデビューし、2008年に「容疑者Xの献身」、2009年に「アマルフィ 女神の報酬」、2011年に「アンダルシア 女神の報復」、2013年に「真夏の方程式」、2017年に「昼顔」などを監督している。現在、フジテレビドラマ制作センターゼネラルディレクター。

チケットは応募フォームからの応募・抽選(50席)とチケットぴあによる抽選販売がある。応募フォーム(https://ssl.toho-movie.com/senden/matinee_snc/form.html)に必要事項を記載して申し込む。締め切りは25日12時。料金は「ファーストデイ」サービスの日なので、一般、大学生、専門学校生、シニア1200円、高校生以下3歳まで、障がい者1000円。

チケットぴあ(https://w.pia.jp/s/matinee19sb/)による抽選販売は28日11時締め切り。料金は「ファーストデイ」サービスの日なので、一般、大学生、専門学校生、シニア1400円、高校生以下3歳まで、障がい者1200円。