プランタンで目羅健嗣が猫を描いた世界の名画展

【銀座新聞ニュース=2011年8月17日】プランタン銀座(中央区銀座3-2-1、03-3567-0077)は8月16日から8月22日まで本館6階アートギャラリー「ギャルリィ・ドゥ・プランタン」で目羅健嗣さんによる個展「メラノ美術館ニャターラ・ビョンノ(Nyatara Vijono)」を開催する。

色鉛筆で猫を描く画家の目羅健嗣(めら・けんじ)さんがプランタン銀座で開く個展で、古今東西の名画に猫を登場させて、まったく新しい作品にし、特に美人画や、可愛い少女を描いた名画の新作作品を中心に、約約30点を展示販売する。

目羅健嗣さんは1962年千葉県勝浦市生まれ、色鉛筆を伸ばす特殊技法を独学で習得し、小説家の久美沙織(くみ・さおり)さん、直木賞作家の小池真理子(こいけ・まりこ)さん、マンガ家の成田美名子(なりた・みなこ)さん、中山星香(なかやま・せいか)さん、たらさわみちさん、声優の津久井教生さん(つくい・きょうせい)さんら愛猫の肖像画作品も制作している。また、プランタン銀座などの絵画スクールで絵画教室の講師を務めている。

会期中、目羅健嗣さんが8月19日と8月21日を除いた毎日、13時から18時まで来場する。

営業時間は11時から20時30分(日曜日は19時30分)で、入場は無料。

中央区がハッピー食事券、「AKB48」の竹内美宥らがPR

【銀座新聞ニュース=2011年8月17日】中央区は8月20日14時30分から数寄屋橋公園(中央区銀座5-1)で中央区の飲食店と「AKB48」の3人による「ハッピー食事券」のPRイベントを開催する。

中央区では8月22日から8月31日まで「ハッピー食事券」の購入申し込みを受け付けるが、この「ハッピー食事券」のPRをするため、数寄屋橋公園で飲食店約50店の従業員おそよ100人と「AKB48」のうち、「チーム4」に所属する竹内美宥(たけうち・みゆ)さん、中村麻里子(なかむら・まりこ)さん、島田晴香(しまだ・はるか)さんの3人が「がんばろう中央区!」をアピールして、東日本大震災による被災地の復興を支援して募金活動を行う。

「ハッピー食事券」は中央区内共通飲食券事業実行委員会が主催するもので、中央区が補助金を出して1冊1万円の販売価格ながら、中央区内の参加しているレストランで飲食すると1万2000円分使える食事券(20パーセントのプレミアム)だ。

中央区では過去に中央区内共通買物券(「ハッピー買物券」でプレミアムが10パーセント)を発行しており、2011年に発行した「ハッピー買物券」も5億5000万円分を3時間程度で完売するという人気になっている。

今回は、3月11日に発生した東日本大震災以降、中央区の飲食業の売り上げが「激減し」(中央区)ていることから、「厳しい状況に対応するため」(中央区)、今回初めて飲食店のみを対象とした20パーセントのプレミアムの付いた「ハッピー食事券」を発行することにした。現在、参加して、使える店はつばめグリル銀座コア店、日本料理屋ゆかり、玄冶店浜田家、日本橋たいめいけん、つきぢ田村などおよそ500店で、9月中には1000店舗になる見通し。

ウイキペディアンなどによると、「AKB48」は京都造形芸術大学副学長でプロデューサーの秋元康(あきもと・やすし)さんが2005年から取り組んだ「会いに行けるアイドル」をコンセプトに誕生した女性アイドルグループで、「秋葉原48プロジェクト」第1期生メンバーを募集し、7924人の応募者の中から24人を選んだ。

同年12月から「秋葉原48劇場」で第1回公演を開き、2006年2月にCDシングル「桜の花びらたち」でデビューし、第2期オーディションをはじめ、19人を選び「チームK」(これに伴い、最初のメンバーは「チームA」)とし、3月に写真集が発売され、4月に劇場で初公演した。

6月にチーム「A」と「K」が初の合同ライブを秋葉原UDXで開き、10月に最初のシングル「会いたかった」でメジャーデビュー、12月に3期生の合格者を発表、「チームB」が生まれた。2007年3月から4月にかけて全国ツアーを開き、12月に第58回NHK紅白歌合戦に初出場、グループの43人が出演した。2009年6月から7月にかけて第13枚目シングル選抜総選挙「神様に誓ってガチです」(第1回選抜総選挙)を実施し、2010年5月から6月にかけて第17枚目シングル選抜総選挙「母さんに誓って、ガチです」(第2回選抜総選挙)を実施した。

9月に「第19枚目シングル選抜じゃんけん大会」を開き、11月に「ギネス・ワールド・レコーズ」に「世界一人数の多いポップグループ(Largest Pop Group)」(正規メンバー48人)として認定され、12月に「第61回NHK紅白歌合戦」に出場、1グループとして130人で出演した。2011年6月に22枚目シングル選抜総選挙(第3回選抜総選挙)を実施した。

竹内美宥さんは1996年東京都生まれ、島田晴香さんは1992年静岡県生まれ、中村麻里子さんは1993年千葉県生まれで、いずれも2010年12月の「AKB48劇場5周年特別記念公演」で「AKB48」正規メンバーへの昇格が発表され、6月6日に「チーム4」のメンバーとなった。

「ハッピー食事券」は8月22日から8月31日までに(消印有効)郵便はがきで「〒100-8622、郵便事業株式会社銀座支店私書箱887号 中央区内共通飲食券事業実行委員会事務局」へ申し込む。

当選者は10月1日から10月9日まで中央区役所別館6階A会議室で本人を確認できる身分証明書などを持参の上、当選通知と引き換えに1人5冊(5万円)まで購入できる。使えるのは10月1日から2012年2月29日まで。つりや払い戻しはできない。お釣りが発生した場合は、同額を被災地への義援金として募金箱に寄付する形になる。

山野楽器で林家たい平が高座

【銀座新聞ニュース=2011年8月16日】山野楽器銀座本店(中央区銀座4-5-6、03-3562-5051)は8月22日18時30分から7階ベントスペース「ジャムスポット (Jam Spot)」で、林家たい平さんによるスペシャル高座を開催する。

真打の落語家、林家たい平(はやしや・たいへい)さんが4月20日にCD「林家たい平落語集 紙屑屋/らくだ」(2500円)を発売したのを記念してスペシャル高座を開く。

林家たい平さんは1964年秩父市生まれ、1987年に武蔵野美術大学造形学部を卒業、1988年に林家こん平(はやしや・こんぺい)さんに入門、 1992年に「二ツ目」、1993年に「北区若手落語家競演会」で優勝、「NHK新人演芸コンクール」で優秀賞、1999年に国立演芸場主催の「花形演芸会」で銀賞、2000年に「真打」に昇進した。

2004年と2008年に国立劇場主催の「花形演芸会」で金賞を受賞、2004年から日本テレビ「笑点」の大喜利に出演、2007年4月から尚美学園大学総合政策学部ライフマネジメント学科の非常勤講師、2008年に第58回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞、2010年に武蔵野美術大学芸術文化学科客員教授を務めている。

山野楽器で「林家たい平落語集 紙屑屋/らくだ」と5月18日に発売されたDVD「三遊亭白鳥(さんゆうてい・はくちょう)落語集 河童の手/鬼ころ沢」とDVD「三遊亭白鳥落語集 山奥寿司/聖橋」などを購入すると、抽選で招待券をもらえるが、すでに締め切っている。

銀座シネパトスで沢田研二特集

(過去の記事については劇場名、個人名などを検索すると見られます)
【銀座新聞ニュース=2011年8月15日】銀座シネパトス(中央区銀座4-8-7先、三原橋地下街、03-3561-4660)は8月27日から9月16日まで「沢田研二特集 スーパースター・ジュリー 時の過ぎ行くままに・・・」を開催する。

銀座シネパトスが2009年から開催している「日本映画レトロスペクティブ」シリーズの25弾で、今回グループサウンズの元「ザ・タイガース」のボーカル「ジュリー」として知られ、現在も歌手として活躍する沢田研二(さわだ・けんじ)さんを取り上げる。

沢田研二さんは「ザ・タイガース」全盛期に映画に出演し、1971年に「ザ・タイガース」解散後も、多くの映画に出ており、そのうち、xx本を上映する。また、沢田研二さんは9月8日から2012年1月8日までドラムの瞳(ひとみ)みのるさん、ギターの森本太郎(もりもと・たろう)さん、ベースの岸部一徳(きしべ・いっとく、旧芸名は岸部修三=きじべ・しゅうぞう=)さんの3人と一緒に全国ツアーを開く予定だ。

とくに、「ザ・タイガース」が解散してからの1981年から1983年の同窓会や1988年、1993年の「タイガース・メモリアル・クラブ・バンド」も含め、復活ライブには瞳みのるさんは高校の教師ということもあって一切、参加してこなかった。今回は高校教師を退職してフリーになったことから、40年ぶりに沢田研二さん、森本太郎さん、岸部一徳さんと一緒に演奏する。今回の沢田研二さんの特集は、こうした事実上の「ザ・タイガース」復活を記念したものとなっている。

ウイキペディアなどによると、沢田研二さんは1948年鳥取県生まれ、京都府京都市で育ち、1964年に京都府立鴨沂高校に入学(後に中退)、京都市のダンス喫茶でアルバイトをしている時に、「ザ・サンダース(後に「ザ・ファイターズ」)」に声をかけられ、付き人兼ボーカルとして加入、その後、加橋かつみさん、岸部シローさん、瞳みのるさんが「ファニーズ」を結成し、渡辺プロと契約、上京後、「ザ・タイガース」と改名し、1967年にシングル「僕のマリー」でデビューした。

その後、立て続けに出すシングルがヒットし、「ザ・タイガース」はグループサウンズ(GS)の頂点へと躍り出た。1971年1月に解散、2月に新たなバンド「ピッグ(PYG)」を結成し、再出発したが、11月にシングル「君をのせて」でソロデビューし、1972年にシングル「許されない愛」がヒットし、萩原健一(はぎわら・けんいち)さんの俳優活動の本格化で「ピッグ」が形骸化した。1973年に「危険なふたり」で第4回日本歌謡大賞を受賞した。

1965年7月に元「ザ・ピーナッツ」の伊藤エミ(いとう・えみ)さんと結婚(1987年に離婚)、1977年に「勝手にしやがれ」で第19回日本レコード大賞、第8回日本歌謡大賞などを受賞し、1978年に「ラブ(LOVE、抱きしめたい)」で第20回日本レコード大賞最優秀歌唱賞を受賞した。1979年に映画「太陽を盗んだ男」で第4回報知映画祭で作品賞と主演男優賞を受賞、キネマ旬報読者選定邦画ベストテン第1位に選ばれた。1980年4月に胃潰瘍で1カ月間入院、1985年1月からの6カ月間休養、1989年に女優の田中裕子(たなか・ゆうこ)さんと再婚、1989年から10年間にわたって継続する音楽劇ACTシリーズをはじめ、1989年のNHK紅白歌合戦ではソロと「ザ・タイガース」としても出場した。

2002年に自主レーベル「ジュリーレーベル(JULIE LABEL)」を設立、2008年に「人間60年・ジュリー祭り」を開き、第21回ミュージック・ペンクラブ音楽賞で「沢田研二 還暦記念コンサート 人間60年 ジュリー祭り」がポピュラー部門のコンサート・パフォーマンス(日本人アーティスト)賞に選ばれている。

上映する映画は以下の通り(公開年、監督名、上映時間、すべてカラー)。

8月27日から8月30日は「ザ・タイガース 世界はボクらを待っている」(1968年、和田嘉訓=わだ・よしのり=さん、88分)と「ザ・タイガース 華やかなる招待」(1968年、山本邦彦=やまもと・くにひこ=さん、88分)。

8月27日から9月2日までイブニング、レイトショーとして「太陽を盗んだ男」(1979年、長谷川和彦=はせがわ・かずひこ=さん、147分)も上映する。

8月31日から9月3日は「ザ・タイガース ハーイ!ロンドン」(1969年、岩内克己=いわうち・かつき=さん、86分)と「パリの哀愁」(1976年、出目昌伸=でめ・まさのぶ=さん、96分)。

9月4日から9月7日は「ときめきに死す」(1984年、森田芳光=もりた・よしみつ=さん、105分)と「カポネ大いに泣く」(1985年、鈴木清順=すずき・せいじゅん=さん、130分)。

9月3日から9月7日までイブニング、レイトショーとして「炎の肖像」(1974年、藤田敏八=ふじた・としや、1932-1997=、加藤彰=かとう・あきら=さん、84分)も上映する。

9月8日から9月11日は「夢二」(1991年、鈴木清順さん、128分)と「リボルバー」(1988年、藤田敏八、115分)、イブニング、レイトショーとして「妖怪ハンター ヒルコ」(1991年、塚本晋也=つかもと・しんや=さん、90分)を上映する。

9月12日から9月16日は「男はつらいよ 花も嵐も寅次郎」(1982年、山田洋次=やまだ・ようじ=さん、106分)と「大阪物語」(1999年、市川準=いちかわ・じゅん、1948-2008=、120分)、イブニング、レイトショーとして「魔界転生」(1981年、深作欣二=ふかさく・きんじ、1930-2003=、122分)を上映する。

料金は一般、大高生1300円、シニアが1000円。

山野楽器でしゃかり、仲田かおり、普天間かおりら沖縄ライブ

【銀座新聞ニュース=2011年8月15日】山野楽器銀座本店(中央区銀座4-5-6、03-3562-5051)は8月21日14時から7階イベントスペース「ジャムスポット(JamSpot)」で沖縄出身の歌手による「アイランドミュージック ちゃんぷるデイ(Day)」を開催する。

結成10周年を迎える沖縄出身の民謡グループ「しゃかり」、石垣島出身で元「彩風(あやかじ)」のボーカル、仲田(なかだ)かおりさん、沖縄県中頭郡出身の民謡歌手、普天間(ふてんま)かおりさんが「アイランドミュージック ちゃんぷるデイ(Day)」と題して、沖縄の民謡などを披露する。

「しゃかり」は7月6日にアルバム「笑って」(2000円)、仲田かおりさんが2月2日にシングル「パーマ屋ゆんた」(1000円)を、普天間かおりさんが2010年12月1日に「普天間かおりシングル ベスト コレクション アンドモア(and more)!」(2800円)をそれぞれ発売している、

「しゃかり」はボーカルの千秋(上地千秋=うえち・ちあき)さん、パーカッションと三線(さんしん)のカンナリ(上地一成=うえち・かずなり)さん、ギターのマサル(嘉手苅勝=かでかる・まさる)さんの3人で1998年に結成し、マサルさんが2009年3月に脱退、現在2人で活動している。「しゃかり」は千秋さんの生まれ育った北谷町謝苅(ちゃたんちょう・じゃーがる)の読み方からとられた。

千秋さんは1972年沖縄県北谷町生まれ、12歳で沖縄のカラオケ番組で優勝したのをきっかけに、ポップス、ロック、演歌、民謡などのアマチュア時代を経て、1991年に坂本龍一(さかもと・りゅういち)さんのプロジェクトによる「沖縄チャーンズ」に参加、1993年に沖縄バンド「ディアマンテス(DIAMANTES)」のコーラスを務めた。

1998年にマサルさんと「しゃかり」を結成し、2002年に琉球古典音楽芸術選賞(歌・三線の部)で最高賞、2005年に角松敏生(かどまつ・としき)さんと映画「ミラクルバナナ」の主題歌「スマイル(Smile)」を収録、2010年4月に角松敏生さんのプロデュースによる千秋さんの初ソロアルバム「チアキ(CHIAKI)」を発売している。

カンナリさんは1964年沖縄県那覇市生まれ、1985年に「りんけんバンド」に加入、1990年にデビュー、1998年に「しゃかり」をプロデューサーとして参加、2001年に「りんけんバンド」を退き、「しゃかり」に正式参加、2002年より平良(たいら)とみさん主演の喜劇「めんそーれ沖縄」や歌劇「南海のムリカ星」などの舞台音楽の監督も務め、海外公演にも参加した。2010年に沖縄ポップユニット「サンサナー」をプロデュースし、2011年2月に最初のアルバムが発売された。

仲田かおりさんは1971年沖縄県石垣市生まれ、高校進学時に母親の故郷、八重山に戻り、八重山高校に2年在学後、福岡の高校に転校し、卒業後4年間を福岡で過ごした。その後、石垣島に戻り、母親の経営する店を手伝い、店では民謡を唄い、初めてのステージとなる「小浜島はいむる音楽祭」に母親と2人で出演、2003年に「彩風」のボーカルとしてデビューし、2010年9月末に解散し、以降、ソロで活躍している。

ウイキペディアなどによると、普天間かおりさんは1973年沖縄県中頭郡中城村で、琉球王朝の流れを汲む家系に生まれ、3歳のころから歌をはじめ、 1991年に「本間(ほんま)かおり」としてデビュー、アニメソングを中心に歌手活動をはじめ、その後芸名を本名に戻し、シンガーソングライターとしてライブを中心に活動、現在はラジオパーソナリティとしても活動している。

山野楽器のHPで見て、上記のCDをはじめ、対象商品をいずれかを購入する、先着順で招待券をもらえる。