丸善日本橋で佐藤国男が「宮沢賢治の世界」木版画展

【銀座新聞ニュース=2019年1月14日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は1月16日から22日まで3階ギャラリーで佐藤国男さんによる「宮沢賢治の世界を彫る 木版画展」を開く。

丸善・日本橋店で1月16日から22日まで開かれる佐藤国男さんの「宮沢賢治の世界を彫る 木版画展」に出品される「りんどう 月長石」。

木版画家で、「山猫工房」(北海道函館市東山3-23-2、0138-55-6368)を主宰する佐藤国男(さとう・くにお)さんは宮沢賢治(みやざわ・けんじ、1896-1933)の童話をモチーフに作品を彫り続けており、自作で額縁も制作し、イチイやヒノキを使った作品は針葉樹独特の木目を生かし、木への思いを大切にした版画60点余点を展示販売する。

佐藤国男さんは1952年北海道北桧山町(現久遠郡せたな町)生まれ、北桧山高校を卒業、上京し、2年間、昼間は工場で製本や家具作りの仕事に携わり、夜間は東洋大学仏教学科で学び、1980年に函館市に戻り、大工を生業にしながら、宮沢賢治を題材とした版画制作をはじめ、1984年に絵本「銀河鉄道の夜」を出版し、以来、多くの著書を刊行し、全国の百貨店などで個展を開いている。その後、「山猫博士」を名乗り、北海道新聞に現代社会を風刺したエッセイと木版画の「山猫博士のひとりごと」を連載している。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は17時)まで。

注:「佐藤国男」の「国」は正しくは旧漢字です。名詞は原則として常用漢字を使用しています。

ギャルリー志門で現展の長野支部東京展、伊藤多恵子、竹内功ら

【銀座新聞ニュース=2019年1月13日】ギャルリー志門(中央区銀座6-13-7、新保ビル3階、03-3541-2511)は1月14日から19日まで「信州現展東京展2019」を開く。

ギャルリー志門で1月14日から19日まで開かれる「信州現展東京展2019」のフライヤー。

公募美術団体「現代美術家協会(現展)」の長野県を活動の拠点とする支部によって運営されている「信州現展」に出品している所属作家のうち、13人が「東京展」に参加する。

今回、出品するのは臼井亮(うすい・りょう)さん、小林幸雄(こばやし・ゆきお)さん、竹内功(たけうち・いさお)さん、中畑勝美(なかはた・かつみ)さん、渡辺泰史(わたなべ・やすし)さん、伊藤多恵子(いとう・たえこ)さん。

大嵩崎真一(おおつき・しんいち)さん、小井土恒(こいど・わたる)さん、黒沢増博(くろさわ・ますひろ)さん、小池友幸(こいけ・ともゆき)さん、小池秀雄(こいけ・ひでお)さん、樽田昭彦(たるた・あきひこ)さん、長谷川真次(はせがわ・しんじ)さん。

現代美術家協会は戦前よりあった「日本作家協会」(洋画、日本画、彫刻)の中の洋画部と「現代美術研究会」と「新生派美術協会」の3団体によって1948年11月に結成され、東京都美術館と銀座三越で発表した。1949年に3団体の展覧会の実績回数を基にして、第5回現代美術展を最初の公募展として、旧東京都美術館で開いた。

1954年の第10回現代美術協会展から「現代美術協会展」とし、1955年に構成部(彫刻・工芸)を新設し、1956年に構成部を分けて、宣伝美術、彫刻、写真の3部門とした。1959年の第15回現展から呼称を「現展」で統一し、現代美術協会の名称も「現代美術家協会」に改称した。1961年より千葉現展が始まり、以降、全国各地で支部が創設された。

1964年に第20回現展(記念展)を開き、絵画、彫刻、デザインの3部門とした。1974年ころから全国各地で支部主催の展覧会が開かれるようになった。1975年から部門を絵画、版画、彫刻、デザイン、写真の5部門とし、1976年から彫刻室が独立し、部門は絵画、版画、彫刻、工芸、デザイン、写真の6部門とした。2003年には部門を平面(絵画、版画、工芸、デザイン、写真)と立体(立体造形、工芸=用=)の2部門とした。

「信州現展」は「現代美術家協会」の長野県を活動の拠点とする支部で、正式名称は「現代美術家協会・信州支部」とし、主催する展覧会も「信州現展」と呼ばれている。信州現展は毎年1回、松本市美術館にて展覧会を開くほか、所属作家によるグループ展の企画や、作家間の交流活動を行っており、2014年5月にギャルリー志門で「信州現展・東京展 2014」を開いている。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)、入場は無料。

注意:「黒沢増博」の「沢」は正しくは旧漢字です。名詞は原則として常用漢字を使用しています。

ノエビア画廊で笹本恒子と田沼武能「明治から昭和の輝いた人」展

【銀座新聞ニュース=2019年1月13日】国内化粧品業界第7位のノエビアホールディングス(兵庫県神戸市中央区港島中町6-13-1)傘下のノエビア(東京本社・中央区銀座7-6-15、03-5568-0300)が運営するノエビア銀座ギャラリー(中央区銀座7-6-15、ノエビア銀座ビル)は1月15日から3月22日まで笹本恒子さんと田沼武能さんによる写真展「明治・大正・昭和を生きる」を開く。

ノエビア銀座ギャラリーで1月15日から3月22日まで開かれる笹本恒子さんと田沼武能さんの写真展「明治・大正・昭和を生きる」のフライヤー。上が笹本恒子さんの撮影した沢村貞子(さわむら・さだこ、1908-1996)、下が田沼武能さんが撮影した井上靖(いのうえ・やすし、1907-1991)。

明治、大正、昭和を報道写真家として撮影してきた女性報道写真家第1号で、現在104歳の笹本恒子(ささもと・つねこ)さんと、昭和を代表する写真家で、日本写真家協会の前会長、90歳の田沼武能(たぬま・たけよし)さんの作品を通して、明治時代に生まれ、大正、昭和を生き、芸術、芸能などの各分野で足跡を残した人々の輝きを振り返るとしている。

ウイキペディアによると、笹本恒子さんは1914(大正3)年東京・品川区生まれ、高等専門学校の家政科に通うも、絵の勉強に専念したかったため中退、その後、絵の研究所と洋裁学校に通った。戦前、東京日日新聞(現毎日新聞)のさし絵のアルバイト(社会面のカット)として活躍し、1939年に仮入社し、10カ月の休職ののち、1940(昭和15)年)4月に財団法人「写真協会」に入り、女性報道写真家第1号となる。

「いろいろな賞状の授与式や除幕式などの催事、海外使節団の動向、著名人や文化人の活動などを海外に紹介する」仕事を行い、国内で起こった出来事を世界に配信したが、1941年はじめに、兄からの厳しい反対および病気(脚気)のため同協会を退職した。1941年9月に結婚した。

1945年には千葉新聞に勤務し、1946年に東京で婦人民主新聞の嘱託カメラマン、1947年にフリーとなり、フォトジャーナリストとして活動を継続、1950年に日本写真家協会の創立会員となる(2011年現在名誉会員)。また、終戦後は離婚し、写真家として復帰し、国内で起こった話題・事件の女性たちを撮り、数多くのグラフ雑誌に掲載したが、活動の場であった写真グラフ誌の多くが廃刊されてしまい活動を休止した。

約20年間の沈黙を破り、1985年に71歳で国内を代表する著名な女性有名人を集めた写真展「昭和史を彩った人たち」で写真家として復帰、2001年に第16回ダイヤモンドレディー賞、2011年には吉川英治(よしかわ・えいじ)文化賞を受賞し、現役として活躍している。2014年に第43回ベストドレッサー賞・特別賞、2016年にアメリカのルーシー賞(ライフタイム・アチーブメント部門賞)を受賞した。2016年3月に、それまでに撮影した100点の写真を長野県須坂市に寄贈し、2018年に東京都名誉都民に顕彰される。

田沼武能さんは1929年東京都台東区生まれ、1949年に東京写真工業専門学校(現東京工芸大学)を卒業し、サンニュースフォトスに入社、木村伊兵衛(きむら・いへえ、1901-1974)に師事し、1950年に日本写真家協会の設立に参加、1953年にサン通信社に移籍し、1959年にフリーとなる。

1965年から世界の子どもの姿を撮影しはじめ、1974年5月31日の木村伊兵衛の死去に際して、木村伊兵衛のデスマスクを撮影した。1975年に第25回日本写真協会年度賞(1988年の第38回、1994年の第44回も年度賞)、1984年から2014年まで、黒柳徹子(くろやなぎ・てつこ)さんのユニセフ親善大使就任後の親善訪問に毎回同行し、子どもの姿を撮影している。

1990年に紫綬褒章を受章、1995年に日本写真家協会会長(2015年に退任)、東京工芸大学芸術学部写真学科教授に就任、2003年に文化功労者に選ばれている。護憲派の作家などで結成された「九条の会」傘下の「マスコミ九条の会」呼びかけ人を務めている。

開場時間は10時から18時。入場は無料。

丸善日本橋で沢岡織里部「線刻染付の磁器」展

【銀座新聞ニュース=2019年1月12日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は1月16日から22日まで3階ギャラリーで沢岡織里部さんによる「第4回染付作品展」を開く。

丸善・日本橋店で1月16日から22日まで開かれる沢岡織里部さんの「第4回染付作品展」に出品される作品。

2015年に神奈川県横浜市から滋賀県大津市に工房を移した陶芸家の沢岡織里部(さわおか・おりべ)さんは生活に役立つ磁器作品を制作しており、白磁の素地に刻んだ線に模様を施す「線刻染付」の技法により、制作した日常使いの食器や花器、照明などの小品を中心に展示販売する。

ウイキペディアによると、磁器(ポーセリン=Porcelain)とは、高温で焼成されて吸水性がなく、叩いた時に金属音を発する陶磁器を指す。ただ、ヨーロッパなどでは陶器と区別されないことが多く、両者の間には必ずしも厳密な境界が存在するわけではない。一般に磁器は素地が白くて透光性があり、機械的強さが高いという特徴がある。また、焼成温度の高い硬質磁器と、比較的低温で焼成される軟質磁器に分けられる。

日本の主な磁器として佐賀県有田などで焼かれる肥前磁器(伊万里焼)や九谷焼などがある。磁器は焼結して多結晶となる粘土質物、除粘剤となり可塑性を向上させ、かつフラックス(融剤)として融点を下げる石英、ガラス相を形成し強度を向上させ、石英と同種の効果も示す長石の3種類が主原料である。

粘土質物には「カオリン」が使用され、軟質磁器には石灰、ボーンチャイナには骨灰(リン酸カルシウム)が添加される。硬質磁器はカオリンが70%以上であり、軟質磁器は長石と石灰が約60%を占めている。

磁器は中国では古くから製造され、後漢時代(25年から220年)には本格的な青磁がつくられている。磁器の産地としては江西省東北部に位置する「景徳鎮(けいとくちん)」が特に知られている。

日本では、豊臣秀吉(とよとみ・ひでよし、1537-1598)が朝鮮へ出兵した文禄・慶長の役(1592年から1593年、1597年から1598年)によって、朝鮮半島から連れてこられた陶工・李参平(り・さんぺい、金ヶ江三兵衛=かながえ・さんべえ、生年不詳-1655)が肥前有田で磁石(じせき、磁器の原料)を発見したことから制作がはじまったといわれている。

窯跡の発掘調査の結果から、1610年代に有田西部の諸窯で磁器(初期伊万里)の生産がはじまったというのが通説となっている。景徳鎮でも青磁を作られていたが、近傍の高嶺(カオリン)という山の白土は、超高温で焼かなければ固まらない難物で、そこでできた青白磁はすでに磁質(ガラス)化していた。ただ、「影青(インチン)」といって青みが薄く、氷のような硬く冷たい色をしていた。

明時代(1368年から1644年)には、地の白土がガラスのように透き通るので純白にならないためだと考えられ、他の陶石を混ぜるなどして改良し、こうしてできた白地が圧倒的に美しく、唯一無二の絵付けの生地として中国を席巻していった。ヨーロッパの磁器も、初めはこの景徳鎮や伊万里焼を粉砕、溶解するなど長年にわたる詳細な科学調査を繰り返してようやく確立された。

沢岡織里部さんは1977年神奈川県横浜市生まれ、2003年に愛知県立芸術大学大学院陶磁専攻を修了、2004年に横浜市青葉区に築窯、2005年に制作ユニット「テラヤ(teraya)」を設立、2007年に東京芸術大学大学院文化財保存科学博士課程を満期修了、2015年に滋賀県大津市に築窯して、工房を移している。現在、公益社団法人「日本工芸会」研究会員、愛知県立芸術大学非常勤講師。

期間中、毎日11時から19時まで沢岡織里部さんが来場する。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は17時)まで。

注:「沢岡織里部」の「沢」は正しくは旧漢字です。名詞は原則として常用漢字を使用しています。

エムズシステムが山野楽器で波動スピーカーの試聴会

【銀座新聞ニュース=2019年1月11日】波動スピーカーを製造・販売するエムズシステム(中央区新富2-1-4、03-5542-7432)は1月12日から20日までの山野楽器銀座本店(中央区銀座4-5-6、03-3562-5051)銀座口特設会場で特別試聴会を開く。

1月12日から20日まで山野楽器銀座本店で試聴できるエムズシステムの波動スピーカー「MS1001シリーズ」。

エムズシステムの波動スピーカーの「波動」とは自然が奏でる音のことで、このスピーカーは紙と木という自然素材で作られており、最先端の波動エネルギー技術を導入することにより、今までのスピーカーでは実現できなかった、リアルで臨場感あふれる音場を生み出すことに成功している。

両端にユニットの付いた1本の円筒形スピーカーのみで、空間全体を響かせ、空間全体に音がいきわたり、どこにいても臨場感のある音を再現する。従来の2個セットで聞くスピーカーが正三角形の頂点と言われるリスニングポイントでしか立体的な音を再現できなかったのに対して、波動スピーカーはスピーカーの裏で聴いてもよく、移動しながら聴くこともできるし、離れていても聴こえるのが特徴だ。この波動スピーカーを山野楽器銀座本店で試聴できる。

エムズシステムによると、同社の波動スピーカーは帝国ホテル、パレスホテル、ホテルニューオータニ、ザ・リッツ・カールトン東京などのホテルのスイートルームに導入されており、山野楽器銀座本店でも2015年より地下1階、地上1階、2階のフロアに設置されている。

エムズシテムは2000年9月に東京都国立市にて設立、2003年9月に波動スピーカー「MS1001」を発表し、12月に中央区新富町に移転、2004年10月に東京都知事より「経営革新」企業に認定され、2006年12月に東京国際フォーラムで「演奏家のいない演奏会」を開き、2007年3月に定期化し、2007年に「ザ・リッツ・カールトン東京」のスイートルーム全36室に設置され、2012年5月に「パレスホテル」のスイートルーム全室に導入されている。

26日14時からエムズシステムショールーム(中央区新富2-1-4)で、「新春 シャンソン ショー 2019」を開く。入場料は1000円、ワインが飲み放題。

2月2日14時からエムズシステムショールームで、「ハイレゾ クラシック」を開く。千住真理子(せんじゅ・まりこ)さんのバッハ無伴奏バイオリンをハイレゾとCDで聴く。無料。

2月10日14時からエムズシステムショールームで、ラブソングを視聴する「ショコラ DE バレンタイン」を開く。入場料は1000円、ワインが飲み放題。

山野楽器銀座本店の視聴時間は10時30分から19時30分。エムズシステムショールームの試聴会はメール(info@mssystem.co.jp)、もしくは電話で申し込む。